2019年、セリアに登場したナルゲンボトル風の調味料ボトルは、ファイアスターターと並んで話題になりました。
そんな大人気の調味料ボトルに、新しく小さなサイズが二種類も発売されました。昨年登場した調味料ボトルの容量は「60ml」と「125ml」でした。新たに登場したのは「15ml」と「30ml」です。どちらも適度に小さくて使い勝手が良さそうです。
セリアは2020年もアウトドア用品に力を入れているようですね。
新発売! ミニサイズの調味料ボトル!
キャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンでは、調理に使う油や醤油などを持って行く必要があります。しかし、適当な容器に入れてしまうと持ち運んでいる間にもれ出してしまうことがあります。また、ボトルの開口部が狭いものであると調味料を上手く入れることが難しいという問題もあります。
セリアの調味料ボトルは内容物がこぼれにくいように工夫が凝らされており、醤油、ソース、オリーブオイルなど色々な調味料を安全に持ち運ぶことができます。
これまでに発売されている調味料ボトルの容量は「60ml」と「125ml」でした。「60ml」サイズは小さなサイズではあったものの、一人で行く場合には持てあましてしまうこともあります。
そうした中で、「15ml」と「30ml」という小さなサイズの調味料ボトルが新たに追加されました。どちらもの製品も同じサイズのものが二つセットになっています。
小さなサイズは、お花見やソロキャンプなどでちょっとだけお醤油を入れて使いたいといった需要をうまく満たしてくれる製品といえそうです。
ここでは新しく追加されたミニサイズの調味料ボトルの概要をみてみましょう。
製品情報
品名 | 調味料ボトル2P(SEASONING BOTTLE 15ml / 30ml) |
用途 | オリーブオイル、醤油、ドレッシングなどの調味料用 |
個数 | 2個入り |
容量 | 15mlまたは30ml |
サイズ | 15ml:縦(高さ)約 58 mm × 横(直径)約 25 mm 30ml:縦(高さ)約 62 mm × 横(直径)約 34 mm |
材質 | 本体:ポリエチレン(耐熱温度約70℃、耐冷温度約-20℃) フタ:ポリプロピレン(耐熱温度約70℃、耐冷温度約-20℃) |
製造国 | 中国 |
発売元 | エコー商事株式会社 |
液体がもれにくく作りの良い調味料ボトル
調味料ボトル2P(15ml)は個人での使用に最適なサイズ
こちらが新しく追加された15mlの調味料ボトルです。以前の製品が好評だったために需要のありそうな小さいサイズを追加したのではないでしょうか。
容量は15mlとなっており、同じのボトルが2本セットになっています。15mlのほうは山登りやソロキャンプなど色々な場面で使えそうです。
「液体調味料を入れてももれない!」とパッケージに明記されています。
ボトル自体がとてもスリムになっています。15mlと30mlのボトルは、ボトル本体とボトルキャップがほぼ同じ直径になっている点が特徴です。
15mlのボトルはサラダ用のドレッシングを入れるといった使い方も良いかもしれません。お弁当箱と一緒に袋に入れても邪魔にならないギリギリのサイズと思われます。
15mlボトルの本体サイズは、縦58mm、直径25mmとなっています。耐熱温度が70度となっている点には注意が必要です。熱湯消毒等はできません。
調味料ボトル2P(30ml)は家族での使用に最適なサイズ
こちらは新しく追加された30mlのほうの調味料ボトルです。昔のカメラのフィルムケースと同じくらいの大きさをイメージするとぴったりかなと思います。
30mlボトルの本体サイズは、縦62mm、直径34mmとなっています。30mlボトルは15mlボトルと比べて高さが少しだけ高くなっています。
耐熱温度と耐冷温度、素材はまったく同じです。
15mlボトルと30mlボトルは場面に応じて使い分けを
どちらもシンプルなデザインです。キャップは透明でボトル本体は乳白色となっています。透明と白で構成されたボトルは清潔感があり食品を入れても違和感は特にありません。
ボトルのサイズ感の違いは、写真をご覧いただければお分かりいただけると思います。ボトルの高さはそれほど変りません。
ボトルキャップは側面にギザギザが付いているためにとても回しやすくなっています。
15mlと30mlのボトルのキャップを開けてみました。このシリーズのボトルは、開口部に広さがあるため液体を入れるときにこぼしにくくなっています。
キャップの内側にはパッキン等はありません。キャップはポリプロピレンのみで構成されています。
なお、30mlのボトルキャップは60mlのボトルキャップと互換性があることを確認しました。
15mlと30mlのボトルを60mlボトルと比べてみると60mlがかなり大きく感じます。
ボトルの底を見ると、60mlボトルと同様に「HDPE」と小さく記載されています。これはボトルが「高密度ポリエチレン(High Density Polyethylene)」であることを意味しています。あの有名なナルゲンボトルも「高密度ポリエチレン」だったと思います。
つまり、ボトルに液体を入れても、その他の容器と比べてもれにくいということになります。
水が本当にもれないかどうかは以前の記事をみてください。また、工業製品である以上は不具合がないとは言い切れませんので、使用する前に水や油がもれないかどうかを確認してから持ち出してください。
今回、新たに追加された15mlと30mlの調味料ボトルは、個人的には60mlや125mlよりも遥かに使い勝手の良いサイズであると感じました。とはいえ、各サイズのボトルは、用途、人数、期間などによって適切なサイズを使い分けるというのが現実的でしょうか。