ここ数日は夏日になるなど暖かい日が続いています。しかし、風が冷たく感じる日も時々あります。そんなわけで、私はしばらく前から冬支度を進めています。華奢な私は寒さに弱い生き物なのです。
コートはユニクロのシームレスダウンコートを持っているのですが、アウトドアシーンでは屈むと裾が地面に接して汚れてしまいます。また、シームレスダウンには防水性がありません。
そこで新しいジャケットを一枚追加することにしました。機能性の高い製品を色々と探した結果、今流行りのワークマンプラスに良さそうなものが見つかりました。
(2023年11月追記)今でも手に入る防寒ジャケットをページ下にまとめてみました。ぜひご覧ください。
(2022年10月追記)今年はこれと同一モデルの発売がないようです。そこで、このジャケットと同等のモデルをページ下部にまとめてみました。
(2021年10月追記)現在、2021年モデルが発売されています。わずかな変更点があるかもしれませんが、デザインはほとんど同じようです。
ワークマンプラスの「透湿防水防寒杢ストレッチジャケット」
防水や防寒がありながら税込み3,900円という驚きの価格設定!
防水性能のある安価なジャケットを探していたところ、ワークマンプラスの「透湿防水防寒杢ストレッチジャケット(2020年モデル)」が良さそうという結論になりました。このジャケットは男女兼用のため誰でも着ることができます。
ネットで購入しても良いかなと思っていたのですが、残念ながら在庫がなかったため、3週間ほど前にお店で直接購入しました。最初は公式サイトの通販で在庫が復活するのを待っていましたが、待てど暮らせど購入できるようになる気配がありませんでした。ちなみに、数日前に改めてサイト見てみると在庫が復活していました!
お店には各色置いてありましたが、一部の色はサイズが揃っていませんでした。私はモクグリーンと迷った末にモクブラックを選びました。お店に在庫がなければ諦める予定だったので運が良かったかもしれません。価格は税込み3,900円でした。
「透湿防水防寒杢ストレッチジャケット」は、防水や防寒性能を備えた機能性の高いジャケットです。
カラーはモクブラック、モクレッド、モクベージュ、モクグリーン、モクブルーの5色展開となっています。アウトドアシーンからタウンユースまで幅広く使えるラインナップといえます。
いずれのカラーも店舗で実際に目にしましたが、どれも落ち着いた色味のため好みに応じたものをチョイスすればよいと思います。
「モク」は「杢目(もくめ)」のように濃淡の混じり合った柄ですが、遠目には一色であるように見えます。柄というほどの模様があるわけではないため無地が好みの方でも問題ないと思います。
フードがあるため雨の日も安心できる!
ジャケットには一体型のフードが付いています。釣りやキャンプなどのアウトドアシーンでは突然の雨に見舞われることも多いため、防水ジャケットであればフードがあるほうが機能性が高いといえます。
フードを被ると前面は鼻の下あたりまで覆われることになります。また、フード使用時はフードを被ってからファスナーを閉めるようにすると被りやすいです。
こちらがフードの内側です。生地は分厚くはありませんが、一枚だけのペラペラでもありません。
フードを調整するためのコードがフードの両端に付いています。ちょうど良い位置で固定することができます。
こちらが首元です。ファスナーを上限まで引き上げた状態です。ファスナーから水が浸透しないように生地が被さるようになっています。なお、ファスナーはYKK製が採用されています。
こちらがフードの裏側(後頭部側)です。ジャケットと一体のため取り外しはできません。
シンプルな外観に防水性の高さが光る!
こちらがジャケットの正面です。このジャケットは公式サイトの説明によれば、細身のシルエットになっているとのことです。また、商品名にストレッチとあるように素材に若干の伸縮性があります。
モクブラックというカラーは真っ黒ではなく、とても濃いグレーという印象です。普通の黒よりも味のある色合いともいえます。私は機能性の高さだけでなく、この絶妙な色も気に入っています。
中央にあるYKK製の撥水ファスナーが採用されているため、雨の日でも水が浸透しにくくなっているようです。
ただし、ワークマンプラス公式サイトの製品ページに記載があるように、水を完全に弾くようになっていないという点には注意が必要です。さらに、耐水圧仕様ではないとの注意書きもあることから、雨の日にバイクに乗るライダーの方は特に注意が必要と思われます。
YKK製のファスナーだけあってファスナーの上げ下ろしもひじょうにスムーズです。ファスナーの取っ手には持ち手が付いているため、上下する際に不満を感じることはありません。
それと、ファスナーの内側にはボタンが三つあります。
ファスナーを下限まで下ろした状態です。ジャケットの裾の部分は右横に裾を調整するためのコードがあります。適当に調整することで冷気の侵入を防ぐことができます。
ジャケット内側にも使いやすい工夫が!
裏地は冬用のジャケットにありがちな感じでしょうか。生地はそれほど厚くありません。このジャケットは、中にセーターを着たり、ヒートテックを着たりした上で着用するかたちになると思います。上着としての防寒性能だけでいえば、高価なダウンジャケットが圧倒的に暖かいと思います。
背の部分の裏地だけ他とは違っています。触れたときに冷たさを感じにくいような生地になっています。羽織ったときにも違和感はありません。
腰の部分はキルティング裏地のような感じです。各部の縫製も悪くないように見えます。
↓の写真のほうが実際の色に近いです!
内側に裾調整用のコードがあります。これによって冷気が入り込まないように裾を絞ることができます。
釣りのように外でじっとしている場合は、お腹のあたりから風が吹き込んでくることもあるため、裾を調整できるというのは嬉しいですね。
使い勝手の良いポケットがジャケット内側にも!
ジャケットの左胸内側にはファスナー付きのポケットがあります。雨に見舞われたときにスマホなどを安心して入れておけます。
このポケットの開口部の長さは約14cmで、奥行きは約13cmです。
右胸内ポケットは面ファスナーが付いた縦型のポケットになっています。こちらのほうが気軽にものを出し入れすることができます。面ファスナーが中央にあるため、端にペンを挿すといった使い方もできます。
こちらのポケットは開口部が約12cmで、面ファスナー部より下の深さが約17cmとなっています。
写真でも分かるようにポケットの生地は薄いので尖ったものを入れると破けてしまいそうです。
このポケットはジャケット外側のポケットになります。二つの手差しワイドポケットが左右対称で配置されています。
ポケットにはフラップ(ふた)が付いているため雨や汚れが入りにくくなっています。
そして、フラップを捲ると中央部がボタンで留められていることが分かります。物が落ちにくいようになっています。
ポケットは左右ともに開口部が約15cm、深さが約15cmとなっています。ポケットやティッシュは問題なく入ります。両方のポケットに手を入れて歩くこともできます。
自転車に乗っていても雨風を防げる袖口!
こちらがジャケットの袖です。袖は至ってシンプルな作りです。
脇の部分の縫製もしっかりしています。釣りやキャンプなどで腕を振り回しても大丈夫そうです。
袖口はゴムと面ファスナーになっており、雨や風が入らないように絞ることが可能です。
このような袖口は、機能性が高い一方でデザイン性が犠牲になってしまっていると思います。この点は好みが分かれるのではないでしょうか。
袖口は面ファスナーを留めなおすだけで、かなり自由に調整が効きます。
こちらが面ファスナーを外した状態です。風の強い日には袖口が閉じられるほうが断然良いと思います。
シンプルな背面に反射材がキラリと光る!
ジャケットの背面はとてもシンプルになっています。公式サイトの説明には背中が出にくいサイクルカットとあります。
右肩のあたりにロゴマークがあります。反射材になっておりヘッドライトに照らされると光ります。
ロゴマークの「AEGIS(イージス)」という文字は、ワークマンの防寒服のシリーズの名称です。イージスはある意味、昨今のワークマンブームに火を付けた商品でもあります。
イージスシリーズは、高機能でありながらも低価格を実現しているということで、ライダーたちから絶大な支持を得ているようです。近年ではアウトドアファンの間でもワークマンのアイテムが人気になっています。
縫製は裾の端を見てもしっかりしていると感じました。
「透湿防水防寒杢ストレッチジャケット」は高機能で低価格の防水ジャケット!
ワークマンプラスの「透湿防水防寒杢ストレッチジャケット」は、防止、防寒、防風、透湿、撥水、ストレッチが備わった高性能なジャケットになっています。
ワークマンのジャケットはサイズも豊富にライナップされています。この「透湿防水防寒杢ストレッチジャケット」も例外ではなく、S、M、L、LL、3L、5Lが用意されています。大きめサイズもあります。私は身長的にはMかLが最適なのですが、今回は着比べた上でSサイズを選びました。
3Lや5Lといったサイズは、公式サイトに在庫があるときに注文するのが確実と思われます。私がお店で見た限りではSからLLしか置いていませんでした。一部のカラーではMやLがないものもありました。
材質は表地がポリエステル100%(TPUラミネート)、中綿も裏地もポリエステル100%です。製造国はベトナムです。価格は税込み3,900円です。
耐水圧 8,000mm、透湿度 5,000g/m2/24h、YKK性撥水ファスナー採用などがうたわれています。そして冷たい雨・雪・風をガードしてくれるとあります。
「透湿防水防寒杢ストレッチジャケット(H011A)」は生地にストレッチ性があることから、着心地も比較的良くて動作時の快適性も高いです。ブランドに対するこだわりが特になく、シンプルな防水防寒ジャケットをお探しの方は候補に入れてみてはいかがでしょうか。
このジャケットは価格と性能のバランスを考えるときわめて優秀という印象です。そういった意味でワークマンプラスの製品の中でもおすすめです。あとは製品に耐久性があれば言うことなしでしょう。
カラーは通販の在庫の減り具合を見る限りでは、爽やかなモクブルー、スタイリッシュなモクブラック、そしてアースカラーで落ち着くベージュが人気のようです。でも、実際に見た感じではモクグリーンとモクレッドも決して悪い色ではありませんでした。私は当初モクグリーンを購入する予定でしたが、モクブラックと比べて最終的にモクブラックを選びました。
2023年~2024年の冬に着用したいワークマンのジャケット
このページで紹介しているジャケットは2022年10月時点で既に発売されていません。
そこで、2023年11月時点において入手可能なモデルをこちらに挙げておきます。ワークマンプラスの公式サイトへのリンク(ただのリンクです)を付していますので見てみてください。
製品名 | 防水 | 耐水 | 価格 |
防寒レインジャケットPERFECT(パーフェクト) | ○ | 15,000mm | 3,900 |
イナレムプレミアム防水防寒コート | ○ | 20,000mm | 7,800 |
イナレムエアーアスレウォームジャケット | ○ | 10,000mm | 2,900 |
イージス360°リフレクト透湿防水防寒ジャケット | ○ | 10,000mm | 5,800 |
イージス防水防寒スーツ | ○ | 10,000mm | 4,900 |
ワークマンプラスのおすすめ製品
ワークマンプラスでは機能性の高いアイテムがお手頃価格で手に入ります。いろいろ試してみた中で特におすすめのアイテムを以下にまとめていますので併せてご覧ください。
この他に、冬に関するアイテムについてのページもたくさんあります。