2023年の夏にワークマンプラスで購入した「AERO STRETCH クライミングパンツ」が想像以上に快適で気に入ったことから、秋冬でも履けそうなきれいめのモデルを手に入れました。そして、そのときにスラックスタイプのシンプルデザインのパンツが販売されていたのでそちらも合わせて購入してみました。
ポケットが多いパンツは旅行の際には重宝するのですが、どうしてもカジュアル感が強くなってしまいます。それに対して、スラックスタイプのパンツはシンプルなデザインであるため割とどこにでも履いて行くことができます。
他のパンツのレビューは以下のページをご覧ください。
シーンを選ばずに着用できる動きやすいパンツ
ワークマン「エアロ ストレッチ ウォームスラックス」
こちらがワークマンプラスの「AERO STRETCH ウォームスラックス」です。ストレッチ素材を採用しているため、とても動きやすいです。
ストレッチ素材を採用したアイテムは、しゃがんだり走ったりするときに膝のあたりが引っ掛かる感触がないという点が特に良いです。
この「AERO STRETCH ウォームスラックス(商品番号:HP009C)」は、ワークマンの他の製品と同様に機能性が高いところに特徴があります。ストレッチ、保温、撥水、スマートフォン入れ、膝の曲げ伸ばし楽々などの機能がうたわれています。
Sサイズはウエスト75cm、股下丈79cmです。ウエストはストレッチ素材を使用しているために伸縮性があります。ワークマンの公式サイトでは、S、M、L、LL、3L、4Lがラインナップされています。「細身シルエット」というタグがあるように、スラッとした作りになっているので脚の太い方や肥満体型の方には適していません。
パンツの材質は、レーヨン75%、ナイロン20%、ポリウレタン5%です。製造国はカンボジアです。価格は1,900円(税込み)です。
ウォームスラックスは全体的にシンプルなデザインであるため、シーンを選ばずに着用することができます。これくらいのデザインであれば職場でも着用できるという方も多いのではないでしょうか。
ただし、太ももの付け根のあたりに縫い目があります。そういうこともあってフォーマル感はやや弱くなっています。
カラーは、ブラック、ダークグリーン、サンドベージュ、アイボリー、ダスティブルー、クリムゾンレッドの6色展開です。サイズによって取扱いのない色もあるようです。
このラインナップであればブラックとアイボリーがもっとも使いやすそうです。ここでは無難なブラックを選んでいます。
「エアロ ストレッチ ウォームスラックス」のデザイン
腰回り
ウォームスラックスはクライミングパンツと同じようなデザインです。ですが、スラックスというだけあってカジュアル感はかなり薄れています。
ジッパーの上にボタンが付いています。ボタンはフック式と違っていつの間にか外れているということがないので安心です。
こちらがウォームスラックスの内側です。ワークマンで販売されている春夏用のパンツと比べると生地がやや厚くなっています。
こちらのウォームスラックスはラベルに「保温」という表記があるだけで「裏起毛」とは書かれていませんが、ウォームクライミングパンツと同じような素材が使われています。手触りを比べてもまったく同じでした。
ウォームスラックスはクライミングパンツと違ってポケットにジッパーやボタンは付いていません。
ジッパー付きは海外旅行シーンにおいて安全性を高められるという大きなメリットがありますが、ジッパーなしはポケット内にすぐアクセスできて便利ですね。
ポケットは手やものを出し入れしやすい角度・位置にあります。一般的なジーンズや綿パンなどと比べても、本当にポケットに手を入れやすいです。
こちらがポケット内側の素材です。ポケットに手を突っ込んでも冷たく感じません。
ポケットの生地にはリサイクルされた廃ペットボトルが利用されているようです。
股下と太もも周り
股下の縫製はしっかりしており、屈伸運動をしても特に問題なさそうでした。
太ももの付け根あたりに縫い目があります。この縫い目はカラーによっては目立ちますし、それによってカジュアル感がわずかに出てしまいます。
なお、右足の部分には小さなポケットが付いています。手を奥まで入れることはできません。
こちらのポケットはスマートフォンがぴったりと入るように設計されているようです。スマホを一時的に収容するといったところでしょうか。
写真は Google Pixel 7 を入れたものになります。それより小さい iPhone 15 Pro も入ります。これらのスマホよりも大型のスマホは入らない可能性があります。
背面
ポケットが後ろにも二つ付いています。右後ろのポケットにはカラビナ通しが付いています。ここには鍵や財布のひもを取り付けることができます。
ワークマンのパンツはベルト通しが十分に取り付けられているものが多くて助かります。こちらのパンツも腰の後ろの近しい位置にベルト通しが二つ並んで取り付けられています。
ベルトは後日追加で購入したワークマンのものを使おうと思います。こちらのベルトは安くてカラバリも豊富です。
もちろん革のベルトも合せられます。ワークマンには牛革ベルトが安く販売されていますので一緒に手に入れておくとよいかもしれませんね。
どちらのポケットもそのままアクセスできるタイプです。
右後ろのポケットには「FieldCore(フィールドコア)」というロゴマークとカラビナ通しが付いています。
こちらがポケットの内側です。
脚の部分
股下はいずれのサイズも79cmとなっています。股下は80cm~82cmくらいあると履ける人がもっと増えそうですね。
裾上げはお店でやってもらえるようです。基本無料のようですが、仕上がりまで数日かかることもあるようです。
裾上げ糊を使用すればミシンを使わず自宅で簡単に裾上げができると思います。
裾の内側も他と同じ裏地になっています。
「エアロ ストレッチ ウォームスラックス」について
ウォームスラックスは、クライミングパンツと違ってポケットの数が少なくてカジュアル感も薄いため色々なシーンで着用することができます。しかし、ストレッチ素材を使用している点は共通していますので、膝の曲げ伸ばしも負担にならず、軽快に動き回ることが可能です。
普段の生活だけでなく、旅行やアウトドアなどでも快適に過ごせそうです。これから寒くなってくるようですので、屋外で何度か着用してから細かい評価を追記しようと思います。
ワークマンプラスにはお買い得アイテムがたくさんありますので、お時間のあるときに寄ってみてはいかがでしょうか。