寒い季節はすきま風が気になります。気密性の低いドア下から、冷たい空気が入り込んでくることがあります。このような問題は100均のアイテムで簡単に解決することができます。
ここでは実際に「すきまテープ」をドアに取り付けてみました。結論から言うと、「すきまテープ」を活用することで廊下から入ってくる冷気を防ぐことができる上に、虫の侵入もある程度防止できるということが分かりました。ただし、暖房器具をお使いの場合は定期的に換気する必要があります。
ドア下の隙間を専用テープで塞いですきま風をブロックしよう!
すきまテープは100均で手に入る!
こちらの「すきまテープ」はダイソーで手に入ります。一般的なドア1枚につき一つ必要です。価格は110円(税込み)です。
(参考)
すきまテープ(ドア用、90cm)(ダイソーネットストア)
このテープはカーテンやリフォームなどのコーナーに置いてあります。同様の製品はホームセンターにも置いてあります。
隙間テープは上の写真のようにドアの隙間を塞ぐように取り付けて使用します。お風呂場のドアなどは隙間が大きく空いていることもあります。
ここで紹介しているテープは、ドア下の隙間を埋めるための製品です。立て付けの悪いドア(ドア枠の両側や上部)用は、スポンジの付いた隙間テープが売っています。そちらもセリアやダイソーなどの100均で手に入ります。
このすきまテープは幅が約2.5cm、長さが約90cm、厚みは約1mmとなっています。これで一般的なドア1枚分の隙間を塞ぐことができます。
素材は本体がTPE(熱可塑性エラストマー)、粘着剤がアクリル系粘着剤、剥離紙が紙となっています。
テープ自体の外観や感触はシリコンと同じようなものです。
素材の色は半透明です。どういう場所に設置しても悪目立ちすることはありません。
すきまテープの上半分に両面テープが予め貼り付けられています。テープを適度な長さにカットして、巻癖を取ったらすぐに設置できます。
そういう点が気になる方は、貼って剥がせる両面テープに取替えるという手もあります。賃貸住宅の場合は特に注意が必要です。
すきまテープを設置する前に一度逆巻きにして、巻癖を軽く取っておくと綺麗に設置できます。
すきまテープの設置例
写真(特に右側)のように何ミリも開いているところに取り付けると、隙間テープの効果を体感できるかもしれません。
反対に、1~2mmしか開いていないところには設置する必要がないと思います。どうしてもそういう箇所に設置する場合かつドア用の壁紙が貼ってある場合(=ドア枠がテープ幅より狭い場合)は、テープの幅を短くカットしてから貼り付けることになります。
両面テープのはくり紙を少しずつ剥がしながら、すきまテープを貼っていくと綺麗に取り付けられます。すきまテープを何度も貼り直してしまうと、粘着力が弱まって剥がれやすくなります。
上の写真はすきまテープを貼り付けた状態です。素材が半透明であるため、写真ではよく見ないと付いているかどうか分かりません。肉眼では設置済みであることは分かりますが、それほど気になることはありません。
すきまテープは、床と接触しないギリギリのところに合わせて設置すると良さそうです。
床に接触するようなかたちで貼り付けてしまうと、ドアを開け閉めするときに床と干渉して開け閉めしづらくなったり、キュッキュッと異音が鳴ったりします。
貼り付け後にドアを何度も開け閉めして、すきまテープが床に引っかかったり床と干渉したりしないか確認します。テープは床と接触しないあたりに上手くあわせると快適です。
ドアの下の隙間を防ぐことで副次的な効果として虫の侵入も防げそうです。