2023年の夏頃から再び海外へ行くようになりました。そして、2024年も海外に行くために持ち物を見直していたところ、メインのお財布が傷んでいたので買い替えることにしました。
新しいお財布は無印良品の「ポリエステルトラベル用ウォレット」にしてみました。こちらのお財布は、お札、コイン、カードを入れられて、本体もコンパクトサイズです。もちろん普段使いもできます。ユーザーの評判・口コミもかなり良いようです。
このページでは、お財布の詳細を紹介するとともに、実際に海外で使った感想も踏まえてレビューしています。
無印良品「ポリエステル トラベル用ウォレット」
コンパクトで評価の高い旅行用のお財布
これまで海外に行くときには100均で購入したお財布を使っていました。しかし、以前のものは使い込んで汚くなってきたことに加えて、コインケースのジッパーが壊れてしまったため、新しいお財布に買い替えることにしました。
今回は旅行者からの評価も高い無印良品の「ポリエステルトラベル用ウォレット」を選びました。こちらのお財布は税込み1,090円と、無印良品の製品としてはお安くなっています。
カラーは、こちらで紹介しているブラックの他、ネイビー、オレンジ、グレーがラインナップされています。
こちらのお財布は二つ折りにしてゴムバンドで留めて携行するタイプです。中を開けると、お札、コイン、カードが入ります。
サイズは約 11 cm × 9.5 cm、重さは約 40 g とコンパクトなので海外旅行等の用途に最適といえます。
素材はジッパー部とリングを除いてポリエステル100%となっています。洗濯はできませんが、ポリ素材ですから固く絞ったウエスで拭き上げることはできるでしょう。
ただし、ポリ素材ということもあってか、少し使用していると側面がやや毛羽だったようになってきます。なお、製造国はカンボジアです。
メッシュ素材で中が見えるコインケース
コインケースは左側に付いています。写真の右側が札入れ(財布の上側)です。
メッシュ素材は中身が見えるので、硬貨の種別や量を確認しやすくて重宝します。
ジッパーを開けると片側にマチが付いていて、コインの出し入れもしやすくなっています。こういう細かい配慮が嬉しいですね。
日本円で550円(100円玉5枚、10円玉5枚)を入れてみました。硬貨10枚ではまだ余裕があります。
このくらいの硬貨であれば入れるのも取り出すのも容易です。やはり硬貨が外から見えるのが Good です! 前の財布も透明で見やすかったですが、メッシュのほうがよいと感じました(プリンタで印刷したメモ用紙を入れておいてもインクが引っ付かない)。
4枚入れられるカードホルダー
カードホルダーは4枚分あり、内側を向いています。
上部にDカンが付いているため、チェーンや紐と繋げることができます。財布をベルトやベルト通しに繋げられることは海外では必須です。
あまり使っていないカードを4枚入れてみました。いずれも奥まで差し込んだ状態です。緩すぎずキツすぎずといったところでしょうか。新しいうちはカードがポロリと落ちる心配はなさそうです。
一箇所だけ2枚差しにするといったこともできます。とはいえ、仕様どおりの4枚が現実的でしょう。
旅先で一番使うクレジットカードは内側(写真上部)に入れておくと出し入れしやすいです。
2層に分かれているお札入れ
お札入れは2層に分かれています。深さもそれなりにあります。
この財布を店頭で手に取ったときは、一万円札が入るかどうか分からないくらい小さく感じましたが、実際はまったく問題なかったです。
お札入れはペラペラの仕切りによって2層に隔てられています。
額が大きいお札と小さいお札で分けることもできますし、日本円と外貨に分けることもできます。でも、海外旅行の場合は外貨専用の財布としたほうが便利です。
手持ちの日本円(1万円札、5千円札、千円札)を10枚前後入れてみました。多くの方が日常生活で普通に使用する枚数であれば難なく出し入れできます。
この他、ユーロ、台湾ドル、タイバーツ、韓国ウォンなどを適当に入れてみましたが、当然のことながら何の問題もなく収納することができました。
今では多くの国と地域でキャッシュレス化が進んでいることもあって、お札は最低限入ればよいと思います。基本はクレジットカードの利用で大丈夫です。
スマホとの大きさ比較
お札10枚前後、コイン10枚、カード4枚を入れた状態のお財布を、コスパ最高スマホとして知られる Google Pixel 7a と比較してみました。
厚みはスマホよりもやや厚くなっていますが、あまり嵩張らずにコンパクトな状態を保っています。
お財布をポケットに入れても普段使っているものよりも小さいので違和感も少なく出し入れもスムーズです。
一般的な革の二つ折り財布と比べると半分程度の薄さになります。
海外旅行用のメイン財布として使える!
この無印良品の「ポリエステルトラベル用ウォレット」は、海外旅行でメイン財布として利用するのに申し分ないものといえます。
実際に2024年夏前に韓国へ渡航した際にメイン財布として使いましたが、「ちょうど良い」という言葉が一番ぴったりの使用感になります。クレカ、交通カード、現金、コインといった最低限のアイテムをうまく収めることができます。
コインケースは中が見えるのでコインの有無をパッと確認できるところが便利です。旅先ではコインを用意しておかないといけない場面が度々あるので、「1ユーロコインが2枚あるか?」といったことをすぐ確認できることが大事です。
カードケースはクレジットカードを出すときにやや引っ掛かりがあり、そのあたりに僅かな不満が残ります。海外ではクレカの使用頻度が想像以上に高いので出し入れしやすく、脱落しにくいということは何よりも重要になってきます。ここは無印さんに改良していただきたいと思います。
このお財布は総合的にみて、旅行用の製品としては携帯性が高くて使い勝手もひじょうに優れています。もちろん、買い替えてしばらくの間は慣れが必要なことは言うまでもありません。
これは旅行用としてだけでなく、ミニマリストの方のご利用や、ジョギングやランニングあるいはスキーやスノーボードの際の携行用としても重宝しそうです。
気になる点は、ゴムバンドがすぐに伸びてしまいそうな点、値段が値段ということもあって高級感はないという点です。端の部分も生地がほつれやすくなっています。それでも、価格を考えれば十分ではないでしょうか。次の旅行でも持って行く予定です。
ちなみに、この製品は Amazon でも「Amazon 販売・発送」を選べます。たくさんのレビューが寄せられているのでそちらにも目を通してみてください。