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Google 完全ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」レビュー

Google Pixel Buds Pro Review スマホ・PC
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 2023年10月のセールで Google の完全ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」を注文していました。こちらのイヤホンはアクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応しています。

 このイヤホンをしばらく使っているうちに良い点と悪い点が明確になってきたので簡易的にレビューします。内容はまた少しずつ追記していく予定です。詳細は既に優れたレビューがいくつもあるので省略します。

有線イヤホン final「E3000(FI-E3DSS)」レビュー
final の有線イヤホン「E3000(FI-E3DSS)」は音質も良くて3,000円台で手に入るイヤホンとしては良い製品と感じました。
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Google Pixle Buds Pro(Porcelain)

Google の完全ワイヤレスイヤホン

Google Pixel Buds Pro Review

 「Pixle Buds Pro」はグーグル社の完全ワイヤレスイヤホンであり、アクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応しています。

 ノイズキャンセリングと外部音取り込みの切り替えも可能です。当然、タッチ操作によって音量等を操作することができます。

 iPhone でも使用できますし音質も良いですが、このイヤホンは Pixel シリーズをはじめとした Android スマホとともに使用したときに真価を発揮します。

 スペックの詳細はグーグルの公式サイトをご覧ください。

(参考)
Google Pixel Buds Pro(グーグル公式サイト)

 こちらのイヤホンを買う予定は特になかったのですが、セールを開催していたことと、グーグルストアクレジット(ポイント)の期限が迫っていたことが重なって、悩んだ末に購入することにしました。グーグルストアの価格は28,200円でしたが、割引きとポイントで10,000円程度で手に入れることができました(それでも高いですが……)。

 完全ワイヤレスイヤホンが必要でないのなら、今お持ちの有線イヤホンを接続して使うという方法もあります。以下のようなDAC搭載のオーディオアダプタを利用することでイヤホン/ヘッドホンが使えるようになります。

Androidスマホで有線イヤホンを使用する
有線イヤホンをAndroidスマホ(Google Pixel 7)に接続できるようにUSB Type-Cと3.5mmイヤホンジャックの変換アダプタを導入してみました。現在のところ映像や音楽を問題なく視聴できています。

配送&梱包

イヤホンの配送&梱包

 ちなみに、グーグルストアの配送&梱包はスマホを買ったときとほとんど同じです。

 中はバイオプラ/ペーパーという空気の入ったクッション材で埋められているため、配送で故障する心配はなさそうです。

カラーのラインナップ

Pixel Buds Pro Porcelain

 2023年時点で、チャコール(Charcoal/濃灰)、コーラル(Coral/珊瑚色)、ベイ(Bay/青色)、レモングラス(Lemongrass/淡い黄緑色)、フォグ(Fog/淡い水色)、ポーセリン(Porcelain/磁器のような色)の六種類があります。

 欲しい色(Fog)の在庫が復活しないかと思いながらセール終盤まで待っていたのですが、最終的に別の色(Porcelain)を選びました。

 そうやって迷っているうちに納期が遅れるかたちになってしまったのです。セール開始時に決断していればすぐに届いたはずなのに……。結局、イヤホンは注文から3ヶ月ほど経った1月後半に到着しました。製造日は23年12月でした。

開封

 化粧箱を開けると充電ケースが出てきます。

簡易説明書

簡易取扱説明書

 簡易説明書(注意書き)。イヤホンの詳しい操作方法は公式サイトをご覧ください。

付属のイヤーチップ(イヤーピース)

付属イヤーチップ(大・小)

 イヤーチップ(イヤーピース)は大、中、小の三種類のサイズが付属しています。中サイズは本体装着済みです。

 このようなイヤーチップは装着感に影響しますので色々な市販品を適当に試してみても良さそうですね。

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充電ケースのデザインと使用感

ワイヤレス充電ケース

 充電ケースはマットなホワイトであるため、爪があたると線傷が入りそうです。デザインはとてもシンプルでクセがありません。

 バッテリーの持ち時間は仕様を見る限りではアクティブノイズキャンセリングをオフにした場合に、音楽再生可能時間が最長 11 時間となります。充電ケースを併用させた場合は合計で最長 31 時間になるようです。

 これは通勤通学で使用する分には十分なバッテリー容量といえるのではないでしょうか。ヨーロッパ方面の航空機でも使い続けることができますね。

スイッチ

 Android スマホとのペアリングはひじょうに容易です。イヤホンの詳細設定はBluetooth の設定画面で行えます。Pixel シリーズと併せて使用するのがもっともよいと思います。

 充電ケース裏面には Android 以外のデバイスとペアリングするときに長押しするボタンが用意されています。

 たとえば、iPhone 15 Pro 等と接続するときにはボタンを3秒程度押すことで機器を見つけてペアリングすることができるようになります。

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USB Type-C 端子

 充電ケースは、USB Tyep-C による充電の他に、Qi 認証ワイヤレス充電にも対応しています。やはり USB Type-C は良いですね!

 以前使用していたワイヤレスイヤホンのケースは Micro USB でした。ここ1年くらいは 各種機器の USB Type-C 化を着実に進めています。そういうこともあって、Micro USB の製品は早めに処分していきたいと考えています。

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蓋を開けたところ

 充電ケースのフタを開けると本体正面の白いインジケーターが点灯します。ペアリングもフタを開けた状態で行います。

 このイヤホンの最大の欠点は、イヤホンを取り出しにくいという点に尽きます。イヤホンの頭を指先で上手く摘まみ上げることができません。

 イヤホンの素材がサラサラしていることと、ケースに磁石でくっついていることもあって本当に取り出しにくいです。乾燥肌の方は特に注意が必要です。イヤホンをやっと取り出せたと思ったら転げ落ちていきます……。

ワイヤレス充電ケース

 正直、これは使い勝手があまりに悪すぎます。なぜこれでOKが出たのか理解に苦しむレベルです。イヤホンをケースから取り出す度にイライラします。

 ユニバーサルデザインといった概念が普及して随分経つにもかかわらず、それをまったく理解していないと言わざるを得ません。

イヤホンのデザインと使用感

イヤホン本体

 今回はポーセリンという新しいカラーを選びましたが、この色は白ではなく薄いベージュのような色味です。装着後も肌に馴染んで悪目立ちすることがありません。正直、ポーセリンを選んで良かったです。

 イヤホンの中央に「G」マークが薄らと入っています。装着時でもそれほど目立ちません。

イヤホン裏面

 イヤホン本体は楕円形、そら豆のような厚みと形状です。耳に入れるときに縦横がよく分からなくなることがありますが、これは毎日使っていれば慣れるのかもしれません。

 タッチ操作の反応は、割と正確かつ機敏で悪くはないと思います。イヤホンの装着位置を微調整するときに反応してしまうことが時々あります。

 価格が高いこともあって音質はかなり良いと感じました。けれども、ノイズキャンセリング機能はオン/オフしても大きく変わらないという印象です。大きなBGMのかかっているカフェに何度も通っていますが、BGMはやや小さくなったような気はするものの普通に聞こえてきます。

 それでもノイズキャンセリング機能が搭載されたイヤホンを選んだのは、飛行機に乗るときに少しでも周囲の騒音を軽減して音楽や映画に没頭できれば良いとの思いからです。

 2023年になって再び海外に行くようになりましたが、普通のイヤホンでは音量を最大に近づけてやっと聞こえるといった具合です。それではさすがに耳が悪くなりそうなので何とかしたいという点が購入の後押しになりました。また飛行機に乗ることがあれば使い勝手を追記しようと思います(機内で落っことしそう……)

(2024年5月21日追記)その後、2024年5月に飛行機に搭乗しましたが、普通のイヤホンよりは聞こえやすいものの、期待していたほどの劇的な静音性は感じられませんでした。今度はイヤーチップを変更して試してみようと思います。

 「Pixel Buds Pro」は Google のイヤホンだけあって、Android スマホ、とりわけ Pixel シリーズとの相性は抜群といえます。評判や口コミが良いことも頷けます。Pixel シリーズを愛用されている方はストアクレジットの消費を兼ねて、一度試してみても良いのではないでしょうか。安価なイヤホンしか使ったことのない方であれば音質は明らかに向上すると思われます。

 最近はネットショップで安売りしているところも増えているようです。グーグルストアでも定期的にセールを開催していますので、割引きされているときを狙って購入するのがもっともお得といえます。Pixel シリーズを手に入れたのであればストアクレジットの付与を待ってから購入を検討してみてください。

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