昨年(2019年)は全国的に梅雨入りが遅く、近畿地方が梅雨入りしたのは6月26日になってからでした。
今年(2020年)は6月10日に中国、近畿、東海の梅雨入りが気象庁から発表され、そして次の日の11日に九州北部、関東甲信、北陸、東北南部において梅雨入りが発表されました。ちなみに沖縄では6月12日に梅雨明けしています。
梅雨の時期は雨が多いことに加えて、雲行きが突然怪しくなることも少なくありません。通勤通学の際に大事な書類や教科書を濡らしてしまうと大変です。
折りたたみ傘をカバンに入れている方も多いと思います。しかし、バックパックを使用している場合はカバンが傘からはみ出してびしょ濡れになってしまいます。
そういうときのために、100円ショップのバックパック用カバーを常に携行しておくと便利です。カバーは小さく折りたためるため、カバンのポケットに入れるか、カバンの底に敷いておくと邪魔になりません。ものすごくおすすめできます。
(更新履歴)冒頭の文章を大幅に変更し、セリアのリュックサックカバーの記事を追記しました。(2020年6月12日)
ミーツ「デイバッグカバー」の概要
各地で梅雨入りが宣言され、ぐずついたお天気の日も多くなっています。家を出るときには晴れていても、夕方から雲行きが怪しくなってくることもあります。突然の雨に打たれてカバンが濡れてしまった経験のある方も少なくないはずです。バックパックの場合は、たとえ傘を差していてもずぶ濡れになってしまいがちです。
そんなときにバックパックにかけるカバーがあれば大事な荷物を濡らさずにすみます。けれども、登山用のザックカバーはイエローやブルーなど色が派手なものがほとんどであるため、通勤通学時につけると目立ちすぎます。さらに、価格が数千円とくるとなかなか手が出ません。
そんなときには100均で販売されているバックパック用のカバーがおすすめです。このカバーを常備しておくと突然の雨にも対応できてとても便利です。カバーはとても軽量なのでカバンのポケットに入れておいたり、カバンの底に敷いておいたりしてもまったく気になりません。
製品情報
品名 | デイバッグカバー(day bag cover) |
使用可能サイズ | 20~32リットル |
製品サイズ | 高さ約45cm、幅約32cm、奥行き約22cm |
重さ | 34g(実測値) |
材質 | ポリエステル |
製造国 | 中国 |
発売元 | 株式会社シーシージャパン |
ミーツ「デイバッグカバー」の外観とデザイン
商品パッケージには「傘では防げない雨濡れ防止」「軽量コンパクトで携帯便利」などの利点が書かれています。
汚れ防止やセキュリティ対策もうたわれています。海外旅行に行く方や、荷物を地面に置くことが多い方などにも最適です。
ただし、この「デイバッグカバー」は「完全防水」ではなく「撥水加工」を施した製品になっています。激しい雨のときには水が浸透してくる可能性があります。あくまでも傘をさす前提での使用になると思います。この点が山岳用品のレインカバーとの違いといえます。また、バックパックの背の部分はカバーがほとんどかからないという点に留意しておく必要があります。
バックパックの適合サイズは20~32リットルとなっています。通勤・通学や軽登山・ハイキングなど日常的に使用するサイズのバックパックは問題なくカバーできそうです。
具体的なサイズは、高さ約45cm、幅約32cm、奥行き約22cmとなっています。重さはわずか34gしかありません。
カバー本体はコンパクトにまとまっています。留め具がついていませんので、輪ゴムなどでまとめておくか、小さな袋に入れておくと良いと思います。
カバーの中央に白地で大きく「DBC」と書かれています。これは「Day Bag Cover」の略でしょう。下には「rain-dust-security protection」「day bag cover」と記載されています。売り文句と製品名がプリントされただけの安直さが100円ショップの製品らしいですね。
コンパクトに折りたたまれています。生地はひじょうに薄いです。
広げると背の部分となる開口部があります。開口部にはゴムがついています。開口部はかなり狭くなっています。
実際にパソコンやA4サイズの書類が入るビジネスリュックにカバーを被せてみました。まだ少し余裕があるように感じられます。黒い生地に白いロゴはそれほど悪目立ちしません。通勤通学にも十分使えます。
背中側はこのようになっています。全面をカバーすることはできませんが、側面はきっちりと守られているように思えます。多少の雨であればバックパックの中身を雨水の浸入から守れそうです。
ミーツの「デイバッグカバー」は、軽くて、目立たず、安い、と三拍子揃っています。これを利用しない手はありません!
バックパック用のカバーは100円ショップのミーツで取扱いがあります。株式会社ワッツは、ミーツ以外にワッツやシルクなどを運営しているため、ワッツやシルクなどでも手に入るのではないかと思います。このページで紹介しているカバーはミーツで購入しました。ミーツ以外の取扱いは、店員さんに聞いてみて下さい。もし取扱いがなかったらごめんなさい。
ほかに自転車のカゴ用カバーをザックカバーとして利用する方法があるようです。また、大きなバックパックは原付バイクのシートカバーをザックカバーとして利用する方法があるようです。どちらの場合も、カラーはシルバー、ブルー系、レッド系、チェック柄などになると思います。ぜひ店舗で確認してみてください。
↓お近くのワッツを探してみて下さいね。
ワッツ・ミーツ・シルクの「店舗検索」(株式会社ワッツ公式サイト)

セリア「リュックサックカバー」の概要
100円ショップのセリアにも「リュックサックカバー」が販売されています。私の近くのセリアでは、昨年(2019年)秋頃から見かけるようになりました。前に探したときはセリアにもダイソーにも売っていませんでした。もしかすると比較的新しい製品なのかもしれません。
セリアのリュックサックカバーは、使用可能サイズが15~25リットルとあります。先に紹介したミーツの製品(20~32リットル)と比べて小さいように思えます。しかし、実際のサイズを比較してみると、ほとんど同じ大きさであることが分かります。
ミーツのカバーはサイズが高さ約45cm、幅約32cmとなっているのに対して、セリアのカバーはサイズが高さ約50cm、幅約34cmとなっています。また、重さはミーツが34g(実測値)、セリアが28g(実測値)となっています。
使用可能サイズは目安と捉えておくのが無難です。ごく普通のリュックサックならどちらも使えます。しかし、大型のリュックサックや最大限まで荷物が詰め込まれたリュックサックには使えません。
この製品は、完全防水ではありませんが、防水加工を施しているとの説明があります。
製品情報
品名 | リュックサックカバー(Rucksack Cover) |
使用可能サイズ | 15~25リットル(目安) |
製品サイズ | 高さ約50cm、幅約34cm |
重さ | 28g(実測値) |
材質 | ポリエステル、ゴム |
製造国 | 中国 |
発売元 | エコー金属株式会社 |
セリア「リュックサックカバー」の外観とデザイン
セリアのリュックサックカバーは、オシャレなパッケージに入っています。リュックカバー本体も文字やロゴが入っておらず、どこでも使えるシンプルなデザインとなっています。
サイズはワンサイズです。また、カラーはブラックのみのようです。在庫をすべて確認しましたが、他のサイズと色はありませんでした。
パッケージの使用例です。実際にミーツのカバーを取り付けたときと同じビジネスリュックに試してみたところ、何の問題なく取り付けられました。
取り付け例はミーツのカバーとほぼ同じような感じになったので割愛します。
生地はとてもペラペラで、ミーツの製品と同じような手触りです。コンビニのビニール袋よりは丈夫な作りですが、どこかに引っ掛けると簡単に破れてしまいそうです。
他に注意点を挙げるならば、開封直後はポリエステル製品等に特有の臭いがするということでしょうか。しばらく日陰で干したほうが良いかもしれません。
セリアのリュックサックカバーは、取り付け部の縁がゴムになっています。ミーツの製品と比べると、ゴムの部分が水を吸い込みやすいという点が問題として挙げられます。
しかし、セリアの製品はセリアらしくシンプルなデザインなので、今から購入するのであればこちらの製品がイチオシです。
梅雨の時期には荷物を守るため、防水加工の施されたバックパック用カバーを持っているときっと助かることがあると思います。
大きなサイズの製品やカラフルな製品が欲しい場合は、100円ショップのものではなく市販のものを検討する必要があります。


