天気が突然崩れて大雨に見舞われてしまうことはよくあります。それが梅雨や台風の時期ともなると雨の悪い日も多くなります。
折りたたみ傘をカバンに入れている方も多いと思います。しかし、バックパック(リュックサック)を使用している場合はカバンが傘からはみ出してびしょ濡れになってしまいます。通勤通学の際に大事な書類や教科書を濡らしてしまうと大変です。
そういうときのために、100円ショップのバックパック用カバーを常に携行しておくと便利です。カバーは小さく折りたためるため、カバンのポケットに入れるか、カバンの底に敷いておくと邪魔になりません。このようなアイテムはものすごくおすすめできます。
ちなみに、このようなカバーを飛行機の機内持ち込み用のリュックに取り付けて、汚れ防止として利用するといった使い方をしている人もいるようです。



(更新履歴)
ダイソーのリュックカバーを追加しました(2023年7月21日)
セリアのリュックサックカバーを追加しました。(2020年6月12日)
ミーツの「デイバッグカバー」
梅雨や台風のシーズンは、ぐずついたお天気の日も多くなります。家を出るときには晴れていても、夕方から雲行きが怪しくなってくることもあります。突然の雨に打たれてカバンが濡れてしまった経験のある方も少なくないはずです。バックパックの場合は、たとえ傘を差していてもずぶ濡れになってしまいがちです。
そんなときにバックパックにかけるカバーがあれば大事な荷物を濡らさずにすみます。けれども、登山用のザックカバーは高機能であるものの高価なものが多くてなかなか手が出せません。
そんなときには100均で販売されているバックパック用のカバーがおすすめです。このカバーを常備しておくと突然の雨にも対応できてとても便利です。
使用可能サイズは20~32リットルとあります。一般的なバックパックに対応しています。
このようなカバーはとても軽量なのでカバンのポケットに入れておいたり、カバンの底に敷いておいたりしてもまったく気になりません。
製品情報
品名 | デイバッグカバー(day bag cover) |
使用可能サイズ | 20~32リットル |
製品サイズ | 高さ約45cm、幅約32cm、奥行き約22cm |
重さ | 34g(実測値) |
材質 | ポリエステル |
製造国 | 中国 |
発売元 | 株式会社シーシージャパン |
ミーツ「デイバッグカバー」の外観とデザイン
商品パッケージには「傘では防げない雨濡れ防止」「軽量コンパクトで携帯便利」などの利点が書かれています。
汚れ防止やセキュリティ対策もうたわれています。海外旅行に行く方や、荷物を地面に置くことが多い方などにも最適です。
ただし、この「デイバッグカバー」は「完全防水」ではなく「撥水加工」を施した製品になっています。
激しい雨のときには水が浸透してくる可能性があります。あくまでも傘をさす前提での使用になると思います。この点が山岳用品のレインカバーとの違いといえます。
バックパックの背の部分はカバーがほとんどかからないという点に留意しておく必要があります。
バックパックの適合サイズは20~32リットルとなっています。通勤・通学や軽登山・ハイキングなど日常的に使用するサイズのバックパックは問題なくカバーできそうです。
具体的なサイズは、高さ約45cm、幅約32cm、奥行き約22cmとなっています。重さはわずか34gしかありません。
カバー本体はコンパクトにまとまっています。留め具がついていませんので、輪ゴムなどでまとめておくか、小さな袋に入れておくと良いと思います。
カバーの中央に白地で大きく「DBC」と書かれています。これは「Day Bag Cover」の略でしょう。下には「rain-dust-security protection」「day bag cover」と記載されています。売り文句と製品名がプリントされただけの安直さが100円ショップの製品らしいですね。
コンパクトに折りたたまれています。生地はひじょうに薄いです。
広げると背の部分となる開口部があります。開口部にはゴムがついています。開口部はかなり狭くなっています。
実際にパソコンやA4サイズの書類が入るビジネスリュックにカバーを被せてみました。まだ少し余裕があるように感じられます。黒い生地に白いロゴはそれほど悪目立ちしません。通勤通学にも十分使えます。
背中側はこのようになっています。全面をカバーすることはできませんが、側面はきっちりと守られているように思えます。多少の雨であればバックパックの中身を雨水の浸入から守れそうです。
ミーツの「デイバッグカバー」は、軽くて、目立たず、安い、と三拍子揃っています。これを利用しない手はありません! この製品は2023年時点でも見かけたような気がします。
バックパック用のカバーは100円ショップのミーツで取扱いがあります。株式会社ワッツは、ミーツ以外にワッツやシルクなどを運営しているため、ワッツやシルクなどでも手に入るのではないかと思います。このページで紹介しているカバーはミーツで購入しました。ミーツ以外の取扱いは、店員さんに聞いてみて下さい。もし取扱いがなかったらごめんなさい。
ほかに自転車のカゴ用カバーをリュックカバーとして利用する方法があるようです。また、大きなバックパックは原付バイクのシートカバーをリュックカバーとして利用する方法があるようです。どちらの場合も、カラーはシルバー、ブルー系、レッド系、チェック柄などになると思います。ぜひ店舗で確認してみてください。
↓お近くのワッツを探してみて下さいね。
ワッツ・ミーツ・シルクの「店舗検索」(株式会社ワッツ公式サイト)


セリアの「リュックサックカバー」
100円ショップのセリアにも「リュックサックカバー」が販売されています。この製品は、完全防水ではありませんが、防水加工を施しているとの説明があります。
私の近くのセリアでは、2019年秋頃から見かけるようになりました。前に探したときはセリアにもダイソーにも売っていませんでした。
セリアの製品は使用可能サイズが15~25リットルとあります。先に紹介したミーツの製品(20~32リットル)と比べて小さいように思えます。しかし、実際のサイズを比較してみると、ほとんど同じ大きさであることが分かります。
ミーツのカバーはサイズが高さ約45cm、幅約32cmとなっているのに対して、セリアのカバーはサイズが高さ約50cm、幅約34cmとなっています。また、重さはミーツが34g(実測値)、セリアが28g(実測値)となっています。
使用可能サイズは目安と捉えておくのが無難です。ごく普通のバックパックならどちらも使えます。しかし、大型のバックパックや最大限まで荷物が詰め込まれたバックパックには使えません。
製品情報
品名 | リュックサックカバー(Rucksack Cover) |
使用可能サイズ | 15~25リットル(目安) |
製品サイズ | 高さ約50cm、幅約34cm |
重さ | 28g(実測値) |
材質 | ポリエステル、ゴム |
製造国 | 中国 |
発売元 | エコー金属株式会社 |
セリア「リュックサックカバー」の外観とデザイン
セリアのリュックサックカバーは、オシャレなパッケージに入っています。リュックカバー本体も文字やロゴが入っておらず、どこでも使えるシンプルなデザインとなっています。
サイズはワンサイズです。また、カラーはブラックのみのようです。在庫をすべて確認しましたが、他のサイズや色はありませんでした。
パッケージの使用例です。実際にミーツのカバーを取り付けたときと同じビジネスリュックに試してみたところ、何の問題なく取り付けられました。
取り付け例はミーツのカバーとほぼ同じような感じになったので割愛します。
生地はとてもペラペラで、ミーツの製品と同じような手触りです。コンビニのビニール袋よりは丈夫な作りですが、どこかに引っ掛けると簡単に破れてしまいそうです。
他に注意点を挙げるならば、開封直後はポリエステル製品等に特有の臭いがするということでしょうか。しばらく日陰で干したほうが良いかもしれません。
セリアのカバーは取り付け部の縁がゴムになっています。ミーツの製品と比べると、ゴムの部分が水を吸い込みやすいという点が問題として挙げられます。
しかし、セリアの製品はセリアらしくシンプルなデザインなので、今から購入するのであればこちらの製品がよさそうです。
突然の雨から荷物を守るために、防水加工の施されたバックパック用のカバーを持っていると助かることがあるかもしれません。


【2023年7月追加】ダイソーのリュックカバー
ダイソーでもしばらく前から「リュックカバー」が販売されています。
カラーはブラックのみで、サイズもワンサイズのようです。
「雨や雪の日にバッグが濡れない」とあるように、こちらの製品も「防水加工」が施されています。
対応サイズは最大約25リットルとあります。寸法は約 49 cm × 約 39 cmです。これは一般的なバックパックに対応しています。
他のカバーと同様にコンパクトに収納することができます。カバンのポケットや底に入れておくと邪魔になりません。
生地は他のカバーと同様にポリエステルでできています。
背中側はゴムが付いていてバックパックを覆うように取り付けます。
こちらが実際にビジネスバッグに取り付けた状態です。よく使われている20リットル程度のバックパックであれば簡単に取り付けられると思います。
しかし、25リットルのバックパックに荷物が満タンの状態だと取り付けられないような気がします。このあたりは大きなバックパックを使用する機会があれば確認してみようと思います。
さらに大きなサイズの製品やカラフルな製品が欲しい場合は、100円ショップのものではなく市販のものを検討する必要があります。登山用のザックカバーで探すと防水性能が高くて頑丈な製品がたくさん出てきます。


