6.1インチ画面採用の iPhone 15 Pro / 15 に対応した新しい「液晶保護ガラスフィルム」が100円ショップのセリアで販売されていました。通常の「液晶保護ガラスフィルム」とブルーライトカット仕様の「アンチブルーライトガラスフィルム」の2種類が登場です。
このページでは、2種類のガラスフィルムの詳細をご紹介いたします。従来から販売されているガラスフィルムについては下記のページをご覧ください。
有名メーカー製のガラスフィルムも以下のページで取り上げています。
セリアの iPhone 15 Pro / 15 対応ガラスフィルム
通常の高透明タイプ
iPhone 15 Pro / 15 に対応したガラスフィルムが新しく発売されています。この製品は近所のセリアでは先日(3月頭)までは見かけませんでしたが、改めて調べてみると2月初旬から全国のセリアで販売されているようです。
こちらのガラスフィルムは、通常タイプとブルーライトカットタイプの2種類の製品がラインナップされていました。
iPhone 15 Pro Max / 15 Plus 対応の製品は置き場を探したものの発見できませんでした。ラージサイズがあるかないかは不明です。他の店舗では既に販売されているかもしれませんし、後日に販売開始されるのかもしれません。
こちらは高透明×防指紋がうたわれた「液晶保護ガラスフィルム」です。iPhone 15 シリーズは、液晶ではなく有機EL(OLED)が採用されています。揚げ足を取るわけではないのですが、「液晶」という表現は違和感を覚えてしまいます。
こちらは iPhone 15 Pro と iPhone 15 に使用することができます。これは iPhone 15 Pro Max / 15 Plus には対応していません。
「LOUJENE TOKYO(ルージーン・東京)」は、株式会社ドゥ・ベストの100円事業ブランドのようです。100均向けのコスメを発売しています。
このガラスフィルムの性能は、透過率が約95%、ガラス厚が0.33mm、表面硬度が9Hです。
その他の特徴として、「キズに強い」「防指紋」「気泡ゼロ」「飛散防止」「スムースコート」「高光沢」がうたわれています。
このような諸特徴は、他の100均ガラスフィルムにも同じようなことが書かれています。いずれも似たり寄ったりでしょう。製品は中国製です。
ガラスフィルムはパッケージ内に厚紙に挟まれた状態で封入されています。持ち帰り時の破損に注意が必要です。
こちらのガラスフィルムはインカメラの部分が塞がっています。孔は空いていません。
ガラスの質感や手触りは悪くありません。100円ショップで販売されている製品はどれも大して変わらないのではないでしょうか。
ガラスフィルムの貼り方は、その他の製品と同じです。この製品には貼り付け用のガイドが付属していませんので、位置を慎重に確認しながら貼り付けなければなりません。
スマホの画面を綺麗にしてから、剥離フィルムを剥がして上からそっと乗せるようにして貼り付けていきます。当たり前ですが、ガラスフィルムは曲げながら貼ると割れてしまいます。
ガラスフィルムを貼るのが苦手という方は予備も手に入れておいた方がよいかもしれません。ホコリが入るのが嫌だという方も予備は必須です。貼り直しても220円で済みます。
アンチブルーライトタイプ
こちらは上記で紹介したガラスフィルムと同じシリーズの製品です。先に紹介した製品との主な違いはブルーライトカット仕様である点です。
パッケージが似ているので間違えないように選んでください。
こちらがアンチブルーライトのモデルです。こちらも iPhone 15 Pro と iPhone 15 に貼り付けることができます。
こちらも当然ながら iPhone 15 Pro Max / 15 Plus には対応していません。
こちらのガラスフィルムの性能は、ブルーライトカット率が約40%、ガラス厚が0.33mm、表面硬度が9Hとなっています。
製品の特徴は通常タイプのものと変わりません。
パッケージも同じように「キズに強い」「防指紋」「気泡ゼロ」「飛散防止」「スムースコート」「高光沢」と記載されています。
こちらもパッケージ内に厚紙に挟まれた状態で封入されています。
当然ながら貼り付け用のガイドは付属していません。
アンチブルーライトガラスフィルムは、通常タイプのガラスフィルムと比べると縁がやや青いような気もしますが違いは分かりません。
ただし、ブルーライトカットのガラスフィルムは、太陽の下で画面をオフ(または黒い画面)にしたスマホを見ると、画面が青白く見えることがあります。このことは実際に屋外で使用するまで気づかない方も多いのではないでしょうか。
そういうこともあって、ブルーライトカットのガラスフィルムは個人的にはおすすめしていません。詳しく知りたい方は以下のページの真ん中あたりに参考写真があります。
ちなみに、上のページでは市販のガラスフィルムをおすすめしていますが、今では iPhone 8 の時代とは変わっていますので、100均のガラスフィルムでも十分です。むしろ、気軽に貼り替えられるので100均の製品をおすすめします。
これは個人の感想ですが、昔はガラスが反っていて貼り付けると縁が浮き上がるものも少なくありませんでした。でも、今はそういうことも少なくなっているという印象です。
貼り方は最初に紹介したガラスフィルムとまったく同じです。
貼る時はホコリや指紋に注意しながら貼り付けてください。貼り付けるのが苦手な方はもう1枚余分に購入しておくとよいと思います。
特段の理由がない限り「通常タイプ」がおすすめ
このページでは、高透明の「液晶保護ガラスフィルム」とブルーライトカット仕様の「アンチブルーライトガラスフィルム」の2種類を紹介しました。
普通の方はブルーライトカットではない前者のタイプを選んでおけば間違いありません。
ブルーライトが目に悪いという説は、ここ十数年のうちに世の中に浸透した感がありますが、現在のところ大した科学的根拠はありません。そのため、屋外で画面が見にくくなるブルーライトカット仕様をあえて選ぶ理由はないでしょう。