自作PCを久々に作ろうとしたときに気づくこと【2020年6月】

自作PC電子機器・情報機器
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 PCを久々に自作するとなると、数年前とは状況が変っていて色々と混乱することがあるのはよくある話です。PCマニアでもなければパソコンを毎年何台も作るといったことはありません。そうすると、新製品の情報に疎くなってしまいます。

 私自身もパソコンを購入しようと考えて既に1年以上経ちます(!)が、最初は「これなに!?」と思ったことがいくつもありました。それから情報収集を行って色々と調べてきました。

 ここでは、ここ5年前後の自作PC界隈の変化と潮流を振り返ってみたいと思います。私の感覚的なものも多分に含まれます。PCマニアの方に役立つ情報はまったくありませんが、長らく自作PCから離れてしまっている方には少しだけ役立つ情報があるかもしれません。

 もしかすると何か間違えていることがあるかもしれません。参考ページを挙げていますので、詳しくはそちらをご覧ください。

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新しいパソコンを作る

 動画編集などをしていると、現在使用しているパソコンの性能が気になるようになりました。そこで、作業環境を向上させるためにパソコンの買い替えを検討しています。

 パソコンの買い替え時はとても難しいですが、2020年6月末日までは一部の店舗で5%還元が受けられます。そうした制度を利用すると、少しでもお得に買い替えられるような気がします。

 さて、私はいわゆる「自作PC」と呼ばれるパーツを自分で組み立てるタイプのパソコンを使っています。自作PCのメリットはパソコンを自分の好きな構成にできるという点でしょうか。昔は価格が安く抑えられるというメリットがありましたが、今は手間を考えれば費用削減効果は大して期待できないように思います。

現在のパソコンの構成

 私が現在使用しているパソコンは、パソコンの好きな方から見ると骨董品のように見えるかもしれません。

種別メーカー製品名(詳細ページリンク)
CPUIntelCore-i7 4770 3.4GHz
M/BAsrockFatal1ty H87 Performance
RAMCrucialBallistix tactical lp 16GB(8GB×2)
SSDToshiba240GB
GPUELSANVIDIA GeForce GTX 760 S.A.C
PSUCorsairHX650(650W)
CaseCooler MasterCenturion 6(black)

 自分用のメモとして構成を確認して書き出してみました。私はゲームをほとんどしないため、こんなパソコンでもなんとかなっています。仕事用にはそこそこの性能のラップトップを持っています。とはいえ、デスクトップパソコンは、もうそろそろ新しいパソコンに変えても良いかもしれません。

 私と同様に古いパソコンからの買い替えを検討されている方は少なくないはずです。インテルの第4世代CPU(Haswell)を使用している方が買い替えを始める時期にさしかかっています。既に新しいパソコンに買い替えた方もたくさんいらっしゃるはずです。

 このページには新しいパソコンを自作しようとしたときに気がついたことをいくつかまとめています。私と同じように旧世代のPCからの買い替えを検討されている方に少しでも参考になれば嬉しく思います。

新しい超高速ストレージ!(M.2 SSD)

 まず一番に取り上げられる話題といえば、M.2のSSDが浸透した点が挙げられます。ストレージがHDDからSSDに替わったことはパソコン使用者にとって大きな衝撃でした。その利便性の高さは多くの方が既にご存じのことと思います。

 ↑M.2 SSDはこういうメモリのようなストレージです。

 M.2のSSDは、従来型のSATA接続のものと比較的新しいNVMe(Non-Volatile Memory Express)接続のものとに分けられます。特に後者のPCIe3.0×NVMe接続は、SATA3接続のSSDと比べて理論上6~7倍ほどデータ通信速度が速くなります。

 NVMe接続のSSDは当初こそ高価であったものの、現在では価格がこなれてきて誰でも気軽に導入できるようになっています。

 そのため、メインストレージを選定する場合は、特段の理由がない限りNVMe 接続のM.2 SSDを選ぶのが最適といえます。当然、マザーボードにM.2ソケットが装備されていることが前提となります。昨今の大体のマザーボードにはM.2ソケットがありますので心配いりません。

 なお、M.2について詳しく知りたい方はZOAの解説ページがとても参考になります。

【2019年版】M.2 SSDとは?SATA接続とNVMe接続の違いについてもまとめました(ZOA)(2019年の記事)

M.2 SSDとは何かを分かりやすく徹底解説!(ドスパラ)(2020の記事)

ピカピカ光るパソコン!(RGBライティング)

 LEDの付いたファンが出てから随分と経ちます。出た当初は物珍しさから導入した方も多いのではないかと思います。しかし、昔ながらのLEDファンは単色で色や光り方を変えることができません。

 しかし、今ではRGBを制御する機能を利用して、さまざまなパーツを指定した色とタイミングで光らせるといったことが流行っています。パソコンのピカピカ度は昔よりも格段に増しています。個人的には光らないパソコンのほうが好みです。

 現在ではファンだけでなく、マザーボード、メモリ、電源まであれもこれもがピカピカと光ります。アドレサブルRGBではLEDの色を細かく制御することができます。もちろん、思い通りに光らせるためには、各パーツにLEDが搭載されており、RGB制御に対応している必要があります。

 RGBライティングについてはMSIのブログなどが参考になります。

RGBガイド:最高のRGBゲーミングPCに必要なアクセサリー・トップ5(MSI)(2019年の記事)

はじめてみよう!LEDライティング!光るPCパーツ大特集(ツクモ)(2018年の記事)

PCライトアップの基本! 鮮やかなLEDファンを完全マスター(アスキー)(2018年の記事)

パソコンの中が丸見えに!(ガラスパネル採用のPCケース)

 イルミネーションを楽しむためにはパソコンの中身がはっきりと見える必要があります。最近のPCケースは筐体の側面に強化ガラスを採用したものが増えています。ガラスパネル採用のPCケースは、RGB制御によってピカピカ光らせたパーツが外から眺められるようになっています。PCケース内にフィギュア等を飾っている方もいるようです。

 私の感覚では販売されているPCケースの半分くらいがガラスパネルを採用しているような印象を受けます。それほどRGB LEDによって装飾されたパソコンが流行っているのでしょう。なお、ガラスの代わりにアクリルパネルを採用したPCケースもあります。アクリルは傷が付きやすいので、購入前にケースの材質を確認する必要があります。

 PCケースの製品情報に関しては各メーカーの製品を個別に詳細レビューしているエルミタージュ秋葉原のページがとても分かりやすいです。私もよく拝見しています。

PCケース徹底検証(エルミタージュ秋葉原)

ケース内の拡張ベイが消えた!(PCケースの拡張ベイの有無)

 昨今、SSDやオンラインストレージの普及、オンデマンド型のビデオ配信サービスの利用、ソフトのダウンロード販売による光学ドライブの需要低下などにともなって拡張ベイの必要性が低下しています。

 今発売されているPCケースには5インチベイが搭載されていない製品や3.5インチベイが少ない製品などが数多くあります。この点は見せるパソコンの普及とも関連していると思われます。確かにHDDとSATAケーブル、電源ケーブルなどがごちゃごちゃしているとLEDで照らしてもすっきりしません。

 光学ドライブを使いたい方は前面に5インチベイがあるモデルを選ぶ必要があります。また、ハードディスクをたくさん積みたいという方は3.5インチベイがたくさんある従来型のケースを探さなければいけません。

CPUの新しい冷却システム!(簡易水冷と本格水冷)

 CPUの性能向上にともない一部の上位CPUでは発熱の問題が生じます(昔は昔で「焼き鳥」と揶揄されたThunderbirdのAthlonもありました……)。最近ではCPUを空冷ではなく水冷で冷やすこともあります。

 水冷システムは、簡単な水冷CPUクーラーを取り付ける場合と、パイプやタンクなどを設置する大掛かりなシステムを導入する場合とに分けられます。前者は簡易水冷と呼ばれ、後者は本格水冷と呼ばれています。本格水冷は冷却能力が高いというメリットがある反面、水漏れのリスクも高いようです。

 私たちのような一般ユーザーが採用する中堅のCPUを導入する際には、従来通りの空冷でまったく問題ないと思います。しかし実際のところ、見た目を格好良くするという理由で簡易水冷を取り付けるという方が多いように感じます。それはそれでありだと思います。見た目は重要です。

 個人的には上位モデルのCPUをオーバークロックして使用するといったこと以外で水冷が必要となる場面はないと考えています。

夏を乗り切るCPUクーラーはこれだ!水冷モデル最新3製品【2019年版】(ASK)(2019年の記事)

Thermaltakeのキットで始める本格水冷入門【手順その1】構成パーツの紹介(ASK)(2019年の記事)

まとめ

 このような自作PC事情の変化を踏まえながら、新しいパソコンの導入を計画しています。計画自体はもう随分前から立てているのですが、色々と目移りしてしまって実現までに時間がかかっています。笑

 多くの方が最初に迷うことは、Intel製CPUを採用するかAMD製CPUを採用するかといったところでしょうか。どちらのパターンも検討していますのでまたご紹介したいと思います。

intel製CPUを使った予算10万円前後の自作PC【2020年6月】
intel系のCPUで自作PCを作った場合にどういうパーツ構成がよいのか検討してみました。2020年6月に発売されたばかりの新製品は価格が高いため、第9世代のCPUとZ390チップセットのマザーボードを採用する案で考えています。
AMD製CPUを使った予算10万円前後の自作PC【2020年6月】
現在、パソコンの買い替えを検討しています。パソコンはパーツを集めて組み立てる自作PCのmため、ここで新しいパソコンの構成を考えていきます。今回はAMD製のCPUを使ってコスパの高いパソコンの作成を目指していきます。
新しいパソコンが完成したのでパーツの構成を紹介します
2020年6月、新しいパソコンを購入しました。必要なパーツを集めて組立てる自作PCというものです。お手頃価格のパーツを集めて10万円程度になるようにしてみました。これからパソコンを作り替えるという方はぜひ見てみてください。