スマートフォンを Google の Pixel 3 から Pixel 7 へ買い替えました。
詳細は以下のページに掲載しています。
歴代の Pixel(ピクセル)シリーズを振り返って見ると、CPU 性能が Pixel 3 よりも劣っている製品もあったことから、新しい端末への買い替え時を掴めずにいました。しかし、バッテリーが衰えてきたことや64GBというストレージに限界が見えてきた中で、Google が新端末購入の10%割引きとストアクレジットの付与という施策を実施するということを知って、ついに新しい端末に買い替えることを決意しました。
新端末は予約開始日に予約を行って、発売日当日の朝に到着しました。現在、使用感を確認しているところですが、古い端末からの買い替えということもあって、性能面では満足できる内容となっています。
ここでは、まず付属品やデザイン等に触れています。そして、もうしばらく使ってから使用感についてのレビューを追記する予定です。設定については以下のページもご覧ください。
Google Pixel 7 Lemongrass 128GB SIM Free
Pixel 7 Lemongrass 到着&開封
新端末は2022年10月13日の発売日の朝に届きました。郵便局の方が持ってきてくださいました。梱包は簡易ですが、ビニール風船の緩衝材が入っていました。
今回は Pixel 7 の Lemongrass(レモングラス)を選んでみました。Lemongrass は今までのスマホにはないようなカラーです。その他には Snow(スノー)と Obsidian(オブシディアン)が用意されています。また、Pixel 7 Pro には Snow と Obsidian 以外に Hazel(ヘーゼル)という7シリーズの限定色があります。
ところで、早くに予約した購入者の中にはグーグルのポテトチップスが付いている方がいたようですが、私が購入したものには付いていませんでした。SNS 上の到着報告をみてみたところ、Pixel 7 の Lemongrass(レモングラス)色にはどうやらポテチが付いていないようです。残念です。
Pixel 7 のほかに、説明書の入った封筒、15%offのクーポン(期限は2023年3月31日)、POVO のチラシが入っていました。
なお、端末のスペックや販売価格等が気になる方は公式サイトでご確認ください。
(参考)
Google Pixel 7(Googleストア公式サイト)
Google Pixel 7 Pro(Googleストア公式サイト)
箱を開けるとPixel 7 本体が入っています。独特のカラーですが悪くありません。
なお、箱にはシュリンクもシールもないので、箱を持ち上げるときに落とさないように注意が必要です。
本体を取り出すとその下に付属品が入っています。
充電アダプターは入っていませんので、別途用意する必要があります。基本的にはこれまでのものを使い回すかたちになります。
USB Type-C ケーブルはデータを移行する作業ですぐに使用することになります。SIM ピンも用意されています。
有線のイヤホンやヘッドホンで音楽を聴きたいという場合は、USB Type-C 端子と3.5mmステレオミニプラグの変換アダプタ(DAC搭載)を用意してください。今お持ちの有線イヤホン/ヘッドフォンがそのまま使用できます。この詳細は下記にまとめています。
Pixel 7 Lemongrass のデザイン
Pixel 7 の限定カラーである Lemongrass です。Lemongrass は柔らかくて優しいカラーです。でも、白や黒と違って好みが分かれそうです。
カラーごとにカメラバーとアルミフレームの色も違っています。Lemongrass はカメラバーとアルミフレームの色がシャンパンゴールドです。
SIM カードスロットは左側面にあります。
カメラーバーがわずかに突出しています。この部分はバー状になっているため、机においてもカタカタせず安定感があります。
電源ボタンと音量ボタンは右側面にあります。これらのボタンは押しやすいところに配置されています。今のところ一般的な操作で不自由はしていません。
背面。
落とすと割れる可能性が高いです。お店においてあったモックは角がバキバキに割れていましたw
こちらがスマホの下側です。充電は USB-Type-C または Qi(ワイヤレス給電)です。
色味はこの写真が現物に一番近いかもしれません。
こちらがディスプレイ側です。保護用の紙が貼られています。画面内指紋認証が下側に配置されていることが分かります。
保護ガラスフィルムを貼る場合はこの紙を直前まで付けておいたほうが安全です。保護フィルムのおすすめは以下の製品です。
Pixel 7とPixel 3のデザインとサイズの比較
Pixel 3 は今となっては古い端末ですが、Pixel シリーズの人気を確立したモデルです。Pixel 3 は数ある Pixel シリーズの中でもっとも売れた端末です。Google レンズが出てきたのもこのスマホと同時期だったはずです。まさに Revolutionary Device というに相応しい製品でした。
Wouldn't have guessed that the Pixel 3 would be the pinnacle of sales success. Another interesting bit: whenever there have been two sizes, the smaller Pixel has sold better. pic.twitter.com/QOqf7bUg2h
— Vlad Savov (@vladsavov) October 6, 2022
ケースを久々にはずしてみましたが、デザイン性も優れていますし、なんといってもサイズ感が最高に素晴らしいと改めて実感しました。ちなみに、Pixel 3 は、iPhone 6s、iPhone 7、iPhone 8 と同じようなサイズです。
Pixel 7 も最近のスマホとしては持ちやすい部類で、Pixel 3 のような小型端末からの乗り換えも許容範囲といえます。もちろん、最初はサイズに違和感が生じることは否めませんが、しばらく使用しているうちに慣れてくるものと思われます。ただし、Pixel 7 はズボンのポケットに入れるとやや邪魔に感じます。
今回の Pixel 7 は発売日前後において、良くも悪くも「実質0円」「実質無料」「下取り」といったキーワードを中心に話題となりましたが、Pixel 3 のときは「写真が綺麗」「夜景撮影がすごい」というように性能そのものが驚きを持って受け取られていました。本来は後者のようなかたちで話題になるべきだと考えています。
なお、手に収るような小型かつ高性能なスマホをお探しの方は2022年11月2日に発売された ASUS(エイスース)の「zenfone 9」がおすすめです。ハイエンドスマホが軒並み大型化している中で、小型軽量のスマホは限られています。128GBモデルは10万円を切っています。
Pixel 7を保護するための堅牢なケース
ケースは迷った末に Pixel 3 で愛用していたSpigen(シュピゲン)のラギッド・アーマーという製品を選びました。このケースは頑丈なので本当におすすめです。
このケースは堅牢かつ耐衝撃性の高いケースといえます。
Spigen のラギッド・アーマーについての詳細は下記のページにまとめられています。
(2023年5月19日追記)
カメラバーを覆って保護してくれるタイプのケースに更新しました。ラギッド・アーマーも悪くはありませんが、以下のケースのほうが持ち歩いていて安心できます。
Pixel 7のカメラについて
こちらが Pixel 7 で撮影した写真です。夜景モードは使用せずに普通に撮影したものになります。
Twitter にアップロードした時点で画質が落ちていますので、あくまでも雰囲気を捉える程度でお願いします。
Universal Studios Japan(USJ)#Pixel7 pic.twitter.com/KQGxiuS23g
— koneko3 (@koneko3_) October 14, 2022
Universal Studios Japan(USJ)#Pixel7 pic.twitter.com/nyhnsU1J0O
— koneko3 (@koneko3_) October 14, 2022
Pixel 7の初期設定について
最近のスマホはいずれも簡単にセットアップできるようになっているため、設定で躓くことはほとんどありません。
この Pixel 7 も例外ではなく画面の指示通りに進めていくだけでセットアップが完了します。そういうこともあって、ここではセットアップの詳細は記載せず、簡単な内容にとどめておきたいと思います。
【最初に用意しておくもの】
・これまで使っていたスマホ(データを移行したい場合)
・SIM カード(古いスマホの中に入っている)
・Wi-Fi の SSID とパスワード(Wi-Fi ルーターの側面等に記載されている)
・各種アプリ&サービスのログインID、パスワード、移行のための情報等
→データの移行でアプリもコピーされますが、新たにログインしたり、移行のための手続きを行わなければならないものもあります。アプリごとに個別に確認が必要です。
電源を付けて言語の設定を行った後に、SIM の装着と Wi-Fi の設定等を行います。
なお、ここでは docomo(ドコモ)の廉価版料金プランである ahamo(アハモ)の SIM カードを挿入しましたが、問題は特に起こらず普通に使えました。
次に、画面の指示に従って古い端末からのデータ移行を行います。
付属の USB Type-C ケーブルを各端末に挿します。USB-C 以外の端子の場合は適合したケーブルを別途用意します。
今回、データ移行の際にエラーが生じましたが、USB Type-C ケーブルを反対側に差し替えると無事に認識しました。
このようなエラーは時々起こりますので、焦らずに対処してください。
データの移行は画面の指示に従うだけで済みます。しかし、データの容量によっては時間がものすごくかかってしまうこともあります。
データコピーに関する確認画面。内容を確認して次へ進めるだけです。
こちらの画面ではコピーする項目を選択することができます。最初から全ての項目が選択されていますが、基本的にそのままで問題ありません。要らないものがあればチェックを外すだけです。
データの容量と転送完了までの時間も記載されています。転送時間は余分にみておいたほうがよいです。表示されている時間よりも長くかかることがあります。写真や動画は予めパソコン側に移しておくという手もあります。
あとは、パスワードの設定、その他の詳細設定、端末のアップデート、アプリのアップデートなどが必要です。最初は不具合等が起こるのでアップデートや再起動は必須と思ってください。
たとえば、カメラアプリが起動できないといった場合は各種アップデートを行って再起動してからもう一度試してみてください。
なお、当初は指紋認証が上手くいかないことが多かったのですが、指紋を登録し直すことで少し改善されました。Pixel 7 & 7 Pro の設定については下記の記事にも目を通してみてください。