ビジネスシューズや革靴は、日々の通勤や外回りで踵の部分が瞬く間にすり減っていきます。朝の駅で会社員の足元を眺めていると、踵がすり減ったままの人や表面がボロボロになったままの人を見かけることがあります。
靴があまりにくたびれているとやはり清潔感がないように見えてしまいます。かといって、靴を修理に出すと半日潰れてしまいます(預けるという手もありますが)。
消耗した靴は思い切って処分して、定期的に新しいものに買い替えると見た目も気分もすっきりします。安いものは合皮ですが、そこまで悪いものではありません。
そうした理由から近年では Amazon で安価なビジネスシューズを適当な間隔で買い替えています。高級な靴は履いたことがないので履き心地は分かりませんが、安いシューズでも1万円~1万5千円程度のものとそれほど変わらないように思います。
以前は Adolf というメーカーの安いビジネスシューズを履いていましたが、今回は「Amazon 販売&発送」で安いシューズを見つけたのでそちらを選んでみました。
安価なビジネスシューズもそれほど悪くない
「AAA+(サンエープラス)」のビジネスシューズ
今回は「AAA+(サンエープラス)」というメーカーから販売されているビジネスシューズを選びました。購入時(2023年4月)の価格は約3,000円でした。このシューズは2024年6月時点でも販売されています。
この靴を選んだ理由は「防滑仕様」「シンプルなデザイン」「Amazon 販売&発送」「安価」の4点が満たされていたからです。
こちらのカラーはブラックですがダークブラウンとライトブラウンもあります。よくわからない方はブラックを選んでください。
ストレートチップのビジネスシューズはもっともシンプルなデザインといえます。どんなシーンでも着用することができます。
オシャレな方は奇抜なデザインのシューズを履きこなすこともできるのでしょうが、ファッションに大して興味がないとそれも難しいと思います。その点、ストレートチップのビジネスシューズは誰でも履きこなすことができます。
ビジネスシューズ各部のデザイン
こちらがトゥ(つま先)の部分です。デザインはシンプルなものに限ります。
そしてこちらが羽根の部分です。作りに目立った問題はみられません。
履き口は一般的なビジネスシューズと同じようなものです。
中敷きを追加してもよいかもしれません。夏場はメッシュ仕様のものや抗菌仕様のものが適しています。こういう中敷きは100均の品揃えがとても充実しています。
こちらが外側のデザインです。
甲皮の使用材は合成皮革、底材の種類は合成底となっています。そのため、靴クリーム等の保革油は不要です。メンテナンスは、水を固く絞った布で拭き上げるだけです。
そしてこちらが内側のデザインです。
ビジネスシューズは防滑仕様を選ぶべき
この靴は防滑仕様です。つま先と踵の部分に滑りにくい加工が施されています。
ビジネスシューズや革靴は、裏面が平らで滑りやすいものが少なくありません。雨の日にグレーチング(側溝の蓋)で滑りそうになった経験をお持ちの方もいると思います。
ビジネスシューズは安物でも高級品でも絶対に防滑仕様のものを選ぶべきです。雨の日の安心感が段違いです。濡れた階段も軽快なステップで昇降できます。
こちらが踵の部分です。グリップが効きやすいようになっています。
ただし、油の上では滑ります。説明書にも油の床は歩かないようにとの注意書きがあります。昼食時に中華料理店やラーメン屋さんに立ち寄る際は注意が必要です。
普通の靴底でも滑り止め用品を貼り付けて対応することが可能です。
AAA+ ビジネスシューズをしばらく履いた感想(2024年6月21日追記)
安価なビジネスシューズを定期的に買い替えることでいつも快適に通勤できます。防滑処理が施されたものであれば雨の日でも安心して動き回れます。
耐久性については、他のビジネスシューズとローテーションしながらの着用であればそれなりの期間に渡って履き続けることが可能です。
しかし、しばらく前から右足から「キュッキュ」と異音がするようになりました。中敷きが部分的に底から剥がれて、足を上げる度に音が鳴るようになったものと思われます。一定の期間履いていると外観は綺麗でもこういう問題が起る可能性があります。
そういう訳で、同じものを一足追加で購入しました。もしも同じ問題が早い段階で発生したら次は別の靴を探す予定です。
オフィス街の近辺にある靴屋さんでは、このような安価なビジネスシューズが男性用女性用問わずたくさん陳列されていますので、現物を見たい方はそういうところに行ってみてはいかがでしょうか。ネットで購入する場合は、各ショッピングサイトの口コミ・レビューなどが大いに参考になります。