記事内に広告が表示されます

サーモスの真空断熱マグは保温保冷性能が抜群で質感も高い!

オシャレなデザイン 日常生活
スポンサーリンク

 11月に入ると肌寒い日が多くなります。私は寒さに弱い生き物のため、冬でも夏でも温かい飲み物を飲むことが多いです。けれども、せっかく淹れた温かいお茶やコーヒーも、陶器のマグカップだとすぐに冷めてしまいます。自室や職場では、飲み物を入れなおしたり温めなおしたりすることはとても面倒ですよね。

 そんなときに、保温できるマグカップがあれば、飲み物を温かい状態で長いあいだ楽しむことができます。私も飲み物をできる限り温かい状態で保ちたいと考えて、保温できるマグカップを購入してみました。

 このマグカップは2024年時点でも問題なく使えています。

カルディの「コーヒー福袋人気セット2024」を買ってみた!
カルディの福袋の中からコーヒー豆(または粉)200gが3袋入っている「コーヒー福袋人気セット(税込2,200円)」を試してみることにしました。
スポンサーリンク

サーモス「真空断熱マグカップ350ml(JDG-350C)」の概要

THERMOS-350ml-mug

 サーモスは真空断熱構造の魔法瓶、タンブラー、マグカップなどできわめて有名な会社です。真空断熱マグカップ(以下、保温マグ)といえば即座にサーモスを連想される方も多いと思います。サーモスは真空断熱製品の代名詞にもなっています。それほどまでに保温保冷製品に定評のある会社です。

 最近では、保温マグや保冷タンブラーなどの製品が一般家庭に随分と普及してきたように思います。私は以前から保温マグを欲しいと思っていたのですが、購入には至っていませんでした。陶器のマグカップを好んで使用していたことも理由の一つです。

 しかし先日、アマゾンで別の製品を注文する際に勢いで注文してしまいました。今回は現物を見ないまま注文したので、品質や機能に若干の不安がありました。けれども実際に届いた製品を細部まで見てみると、まったく問題なく使い勝手も良好でした。そこで今回は、サーモスの保温マグをご紹介します。

製品の詳細

品名 サーモス真空断熱マグカップ350ml
型番 JDG-350C
カラー ホワイト、ブラック、ステンレス仕様の三種類
容量 350ml
保温効力
(1時間)
67℃以上
保冷効果
(1時間)
8℃以下
サイズ(約)
(実測値)
本体サイズ:幅79mm × 奥行110mm × 高さ98mm
口径:外径79mm、内径75mm
フタ:直径80mm、フタの厚み6mm(カップ内側3mm、カップ外側3mm)
本体重量 約174g(本体約160g、フタ約14g)(実測値)
材質 本体:ステンレス鋼
ハンドル:ABS(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン)樹脂
フタ:ポリプロピレン
付属品 フタ、説明書
製造国 中国
発売元 サーモス

(参考)
真空断熱マグカップ/JDG-350C(公式サイトの製品ページ)

スポンサーリンク

サーモス「真空断熱マグカップ」の外観とデザイン

真空断熱マグカップの仕様と同梱物

真空断熱構造 仕様

 こちらがサーモスのマグカップのパッケージです。保温マグは内側が真空構造になっています。それによって、温かい飲み物は長い間温かく保ち、反対に冷たい飲み物は長い間冷たく保つことができます。保温マグは、冬場でも夏場でも大いに活躍してくれそうです。

 仕様が外箱に記載されています。そこに保温効力と保冷効力の測定条件も記載されています。サーモスの性能は、真空断熱構造ではないタンブラーやマグと比べると、歴然の差があります。以前、コーヒーショップの福袋に入っていたタンブラーを使っていたことがあったのですが、コーヒーがかなり早く冷めてしまいました。そういう意味では、真空断熱構造であり、性能が検証されている製品は信頼できます。

梱包 内容物

 梱包はシンプルですがまったく問題ありませんでした。保温マグ本体はビニールで包まれています。開封時点で臭いは特に感じませんでした。

 内容物は保温マグ本体とフタ、そして簡易な取扱説明書です。

お手入れの方法 念入りのお手入れ方法

 取扱説明書は内容がとても分かりやすく記載されています。

 お手入れに関しては注意が必要です。食洗機は使えません。保温マグを念入りにお手入れしたい場合はクエン酸や食酢を使うようです。こういった細かい情報は、販売サイトや公式サイトの目に付くところに記載されていることが少ないように感じます。

真空断熱マグカップの本体

保温マグ本体

 フタが動かないようにビニールでしっかりと包まれています。

 ビニールを取り外してサイズを測定したところ、保温マグの本体サイズは幅が約79mm、奥行きが約110mm、高さが約98mmです。また、保温マグの口径は、外径が約79mm内径が約75mmです。

 フタを外した重さは約160gで、全体の重さは174gでした。保温マグは、陶器製のマグカップと比べて、とても軽く持っていても疲れません。

上から見た状態 横から見た状態

 フタと本体の素材が異なる場合、色味も大きく異なることが多いと思います。しかしサーモスの保温マグは、フタと本体がほぼ同色でした。フタも本体もかなりの白さを感じます。

 保温マグのハンドルはとても持ちやすいと感じました。一般的な手の大きさであれば指が三本入ります。指が太い方と体格の良い方は指が二本しか入らないかもしれません。指がカップに触れてもまったく熱くありません。

 保温マグの外装は、サラサラ(ザラザラ)した感触です。外装は陶器のマグカップのようにつるつるではありません。外装はマットな質感です。こちらのほうが陶器よりも滑りにくいと思います。ぶつけると凹んだり傷ついたりしそうです。

 ロゴはシルバーです。保温マグの外観はシンプルですが、品がありとても質感が高いという印象です。

保温マグの内部 底面

 保温マグのフタを外した状態です。内側もしっかりと造られているように思います。内側と縁の部分がステンレスのシルバーです。

 コーヒーのように色の濃い飲み物は、陶器のカップに比べて「濃さ」が分かりにくいと感じました。保温マグでコーヒーを初めて淹れたとき、陶器の白いマグカップと比べて濃いのか薄いのか分かりにくかったです。

 右の写真は保温マグの底です。シールを剥がすときに、中央にある円形のステッカーが剥がれそうになったので、シールは慎重に剥がしてください。「THERMOS」と書かれた円形のステッカーは剥がしてはいけないと説明書に書いてあります。

正面 裏面

 とにかく、外観がシンプルで素敵です。氷を入れた冷たい飲み物を入れても外側が結露することはありません。水滴が垂れない点は、デスクワークをしている方にとって大変ありがたいのではないでしょうか。

 また、保温マグに熱々のコーヒーが入っていても本体を掴んで持ち上げられます。

 保温マグの反対側です。ロゴは片側にしかありません。

フタの表側 フタの裏側

 フタの表側です。驚きの白さ。フタは保温マグに載せるだけです。付属のフタは、本体にカッチリとはめ込んで固定するタイプではありません。フタは保温と同時に埃避けを兼ねています。

 フタのサイズを測ったところ、直径が80mm厚みが6mm(カップ内側3mm、カップ外側3mm)でした。重さは14gです。

 フタはカップの縁に引っ掛かるような構造になっており、ちょっと傾けた程度では落ちないようになっています。フタの裏側には左右にわずかに切り欠きがあります。

スポンサーリンク

真空断熱マグカップは温かい飲み物を長く楽しめる!

保温マグは飲み物が冷めにくい!

保温中

 今のところ、お茶やコーヒーを美味しく飲むことができています。

 保温効力や保冷効力は陶器のマグカップとは比べものにならないほど優れています。淹れてから時間が経った飲み物も、ある程度温かい状態で飲むことができました。これからの冬を考えると、上記の点だけでも保温マグを買って良かったと思いました。

 飲み口は陶器のマグカップより薄いです。口当たりはとても良いと思いました。また、マグカップの口径が大きく、底が丸くなっているため、とても洗いやすいです。

金属臭の有無について

水を入れた状態

 金属臭がまったくしないかというと微妙な気もします。中身にもよると思いますが、敏感な方はお白湯を飲むと金属臭をわずかながら感じ取るかもしれません。

 とはいえ、金属臭は金属製のコップであれば程度の差こそあれ、ある程度は避けられないように思います。金属臭を避けるためには、陶器製、ガラス製、プラ製、チタン製の普通のマグカップを選ぶしかないかもしれません。

 なお、この保温マグは、使用前に洗剤で洗って熱湯を注いで放置するということを数回繰り返しました。今のところ、私は普通に使えています。

フタはきちんと機能しているの?

使用中

 フタを載せていると、当たり前ですが明らかに保温効果があります。熱い飲み物を入れておくと、最初はまったく熱くないのですが、しばらくすると触れても問題ない程度に熱くなります。

 フタをしたまま本体を軽く左右に振ると、切り欠きの部分から水滴がわずかに零れることがあります。フタは密閉式ではないため、激しい動作をするとフタが外れて中身が零れます。とはいえ、キッチンから別の部屋に移動する程度で零れることはないです。

 フタは埃避けとしても機能しています。パソコン周りは静電気で埃が溜まりがちですが、フタがあると安心です。案外、便利かもしれません。

温かいまま 裏蓋の水滴

 このフタの問題点は、内側が水滴だらけになることです。たとえば、コーヒーを飲むときに、フタを外すと多量の水滴が零れ落ちてきます。そのため、フタは必ず保温マグの上で外す必要があります。慣れるまで何度も水滴をぶちまけることになります。笑

 先日、私はキーボードの上に水滴を零してしまいました……。これが嫌なら飲み口付きのフタがある保温マグを選んだほうがいいかもしれません。そうはいっても、飲み口付きのフタは洗いにくいことが難点ですので、どちらにも一長一短あるように思えます。

スポンサーリンク

三ヶ月間毎日使い続けた感想(2020年1月17日追記)

 サーモスの「真空断熱マグカップ」を購入してから毎日最低でも3回は使用しています。そうした中で気がついたことを書いておきます。

長い間温かい飲み物を楽しめる

 保温性は使用開始時点から一貫して高いといえます。これまで愛用していた陶器のマグカップはほとんど使わなくなりました。温かい飲み物を長い間温かい状態で楽しめることは本当にありがたいと思えます。これからも使用を継続することは間違いありません。

飽きの来ない洗練されたデザイン

 デザインに関しては本当に洗練されたデザインと思います。取っ手は持ちやすく、飲み口の口当たりも良好で不満はまったく感じられません。ホワイトカラーも落ち着いた色で改めてホワイトを選んで正解だったと感じました。

購入前に知っておきたい問題点

 その一方で、外装に傷が付きやすいという問題があります。洗い終えて乾燥させているときに、お皿やお鍋などを軽くぶつけただけでも線状の傷が薄らと残ります。車のボディに付いている傷を連想してみてください。光に照らすと傷がはっきりと浮かび上がります。そうしたことから、洗うときや乾燥させるときにかなり気をつかう必要があります。

 また、金属のスプーンでかき混ぜるとスプーンが当たった箇所に線状痕が残ります。コンビニやファストフード店でもらえるプラ製の混ぜ棒を使うと傷つきません

 ほかには、コーヒーを入れたまま長時間放置していると内側にステイン(茶色い汚れ)がつきます。スポンジでゴシゴシするだけでは取れません。また、コーヒーやジャスミンティーなどの匂いが強い飲み物を入れたままにしておくと、水で軽く濯いだだけでは臭いが落ちません。このような場合には洗剤を混ぜた水で浸け置きすると臭いが落ちますよ。

 それと、これは金属製のマグカップ全般に当てはまることですが、お白湯を飲むとやはり金属臭や金属の味が若干するように思います。ただし、コーヒー、日本茶、中国茶、紅茶、ジュースなどでは私はまったく気になりませんでした。お白湯を飲むときは陶器製のマグにしましょう。

スポンサーリンク

サーモス「真空断熱マグカップ」の総合評価

サーモスのマグ

 保温マグの時間の経過による温かさの変化は、陶器のマグカップと比べるとまったく異なります。サーモスの保温マグカップは、飲み物を長いあいだ温かい状態に保ってくれるため、寒い時期に重宝すると思います。

 サーモスの保温マグカップは、優れた保温性能/保冷性能があることに加えて、デザイン性も高いことからも本当におすすめです。飲み物を温かいままにしておきたいという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

コーヒードリッパーがあれば美味しい珈琲を自宅で楽しめる!
ハリオのコーヒードリッパーとレンジサーバーを購入しました。陶器製のドリッパーは見た目も質感も良くて素敵です。そして、レンジサーバーは使い勝手の良い製品でした。テレワークや自粛でお家時間が長くなっている中、美味しいコーヒーは癒やしです。
ダラゴア農園ブレンドコーヒーは飲みやすくて美味しい!
コーヒーがなくなりそうだったので、今回は「ダラゴア農園ブレンド」をリピートしました。可愛らしいパッケージが特徴のコーヒーは、口当たりがとても良くて飲みやすいです。
ドリップコーヒーファクトリーのリッチブレンドを試す
ドリップコーヒーファクトリーというところの「リッチブレンド」というコーヒーを試してみました。毎日何杯も飲める安くて美味しいコーヒーを探し求めています。