しばらく前に、DIY用途と電気工事士技能試験の練習用としてショーワグローブの「護(MAMORI)01 グリップ」という手袋を購入しました。
「護」シリーズのグローブは自衛隊員の手を保護するために開発されていたシリーズのようで、当初は自衛隊駐屯地のPX(自衛隊内売店)でのみ販売されていたようです。それが、2020年3月から一般にも販売されるようになっています。
普段はダイソーやセリアなどの100均の軍手を中心に使っていましたが、ちゃんとした製品も一度使ってみようとお試し購入してみました。
ショーワグローブの「護01 グリップ」
ホームセンターに行ったときに目に付いたグローブを試してみることにしました。
このグローブはグローブメーカーとして有名なショーワグローブの製品です。サイズはS・M・L・XLがラインナップされています。こちらはMサイズです。
(参考)
「護01 グリップ」(ショーワグローブ公式サイトの製品ページ)
「護01 グリップ」は手のひらに天然ゴムが薄くコーティングされています。物資の運搬、土木、建築、倉庫作業、訓練などに最適化されているようです。
同じシリーズに「護02 グリップ」という製品があるようです。そちらは手のひらにニトリルゴムがコーティングされているという違いがあるようです。こちらは耐油性と耐摩耗性に優れているようです。
樹脂部は天然ゴム、繊維部はナイロン・ポリエステル・その他が使用されています。製造国はベトナムです。
抗菌防臭加工が施されています。
野外でも目立ちにくいオリーブドラブというカラーが採用されています。キャンプなどの場面でも活躍しそうです。
ただし、回転工具等を用いる作業では使用することができません。
手の甲は背抜き加工されているため、通気性が確保されています。しかし、手のひらのほうはゴムがコーティングされていることもあって汗をかきやすいです。
ロゴが中心部にプリントされていますが、黒色のため悪目立ちすることはありません。
指の先端部と側面部はゴムがコーティングされています。
手のひらは指先から手首のあたりまでゴムでコーティングされています。100均のペラペラなグローブと比べるとゴムがやや厚いように感じられます。
電気工事のような細かい作業はやりにくいかもしれません。反対に荷物運搬や倉庫整理に適していると感じました。ショーワグローブの公式サイトによると細かい作業は「護02 グリップ」のほうがやりやすいようです。
また、このタイプの手袋は蒸れを避けることが難しく、ずっと作業していると汗を大量にかいてしまいます。
ゴムのコーティングは葉脈状に加工されています。グリップ力が強いです。
物を運んだり重い物を持ち上げたりするときには確か持ちやすいです。
こちらが手首部分です。こちらの裾部分は、ほつれを防ぐオーバーロック加工が施されているようです。
3D立体成型ということもあって、フィット感があります。
実際に装着してみると今まで使っていた安いものよりも、しっかりと作られていることが分かります。
今回はLサイズと迷った末にMサイズを選んでみましたが、もしかするとゆとりのあるLサイズにしておいたほうが良かったかもしれません。いつもはMサイズなのですが、フィット感があるために少々窮屈に感じてしまいました。
工具をしっかりと保持することが可能です。色々な場面で便利に使えそうです。
このグローブはミリタリーなデザインでとても格好良く、使い勝手もかなり良いと感じました。お近くのホームセンターに行ったらぜひ試してみて下さい。