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セリアのミニ鉄板は簡易ストーブや簡易コンロと一緒に使える

セリアのミニ鉄板 アウトドア
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 アウトドアグッズの充実が止まらない100円ショップのセリア。昨年(2020年)末頃から出回り始めた小さな鉄板があります。鉄板が発売されていることは知っていましたが、購入は見送っていました。

 しかし、ミニ鉄板は今年発売された新作キャンプ用品である「コンパクト簡易ストーブ」や「コンパクト薪ストーブ」とあわせて使えるサイズ感ということもあって手に入れてみました。

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ソロキャンプやBBQで使える小さな鉄板

セリア「ミニ鉄板」は思いのほか重厚感がある

セリアのミニ鉄板

 セリアの「ミニ鉄板」は2020年の末頃から出回っています。サイズは小さいですが、それなりの厚みがあって、手にするとずっしりとした重みがあります。

 製品のパッケージには「BBQやソロキャンプなどに最適」「バーナーやBBQの網にのせて使える!」とあるように、アウトドアシーンで使うことが想定されています。また、ソロキャンプという文言があることからも、昨今のキャンプブームに上手くあわせているように思われます。

ミニ鉄板を使用するためには「から焼き」が必要

使用方法(カラ焼きの手順)

 鉄板は使用前に「カラ焼き」と呼ばれる作業が必要になります。中華鍋を買ったときとほぼ同じ手順です。

 まず、食器用洗剤で油分を洗い落とします。次に、鉄板を火にかけてから油を塗ってカラ焼きをします。中火あたりで調整しながら焼いていきます。最後に油と汚れを拭い取って終了です。

 パッケージ裏面の説明では鉄板のカラ焼きのみで終わっていますが、場合によっては捨てる前の野菜の切りくず(=くず野菜)を炒めてから、たわしで洗って乾燥させるという工程を加えても良いかもしれません。

ミニ鉄板の材質やサイズ

商品概要

 ミニ鉄板の材質はスチールです。製造国は中国です。

 サイズは、縦約130mm、横約85mm、板厚約2.5mmです。

共同企画商品

 裏面に「本製品は、株式会社セリアとエコー商事株式会社が共同企画したものです」と書かれています。セリアの製品の製造元でよく見かけるエコー金属という会社がありますが、エコー商事とまったく同じ住所でした。

 なお、このような小さな鉄板は、セリアだけでなくダイソーやキャンドゥでも取り扱われています。ダイソーやキャンドゥの製品には鉄板を持ち上げるための「リフター」が付属しています。リフターが必要な場合はダイソーやキャンドゥに行ってみてください。

小さいけれど質実剛健なつくり

密閉されている鉄板

 製品のパッケージはジッパー式になっており、使用後の鉄板を袋に収納することが可能です。また、鉄板をパッケージから取り出すと、内袋に密閉されています。これは鉄板の酸化防止のためではないかと思われます。

ミニ鉄板本体

 鉄板はずっしりとした重さがあります。重量は約208g(実測値)です。

 セリアの鉄板には持ち上げるためのリフターは付いていません。

しっかりした作りの鉄板

 鉄板の細部を見ると意外としっかり作られているという印象です。

鉄板の厚み

 鉄板の厚みは約2.5mmです。当然、厚みは鉄板というだけあってアウトドア用のクッカーよりも明らかに分厚いです。このくらいの厚さの鉄板は手で簡単に曲がるということはありません。

 鉄板の縁の部分は上方向に傾斜がついており、お皿のようになっています。油を敷いてもこぼれにくくなっています。

鉄板の裏側

 鉄板の裏側です。重厚感があります。

大きさの比較

 サイズは長辺が約130mm、短辺が約85mmです。割り箸と比べてみるとサイズ感が掴めると思います。

 「ミニ鉄板」という名称からも分かるとおり、一人で使うための小さな鉄板となっています。大きなステーキ肉をそのまま焼いて調理することはできません。

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ミニ鉄板はミニコンロとあわせて使えるサイズ

ミニ鉄板とコンパクト簡易ストーブの比較

鉄板とミニコンロ

 「ミニ鉄板」を「コンパクト簡易ストーブ」という製品と組み合わせてみました。鉄板は問題なくのせることができます。

 この簡易ストーブは2021年の春にセリアから発売された新作アイテムになります。市販の固形燃料を使ってお湯を沸かしたり簡単な調理をしたりすることができます。

 固形燃料の燃焼時間に制約があることを考えると、長時間にわたる調理は難しいといえます。

サイズ比較

 鉄板の重量があるため安定感はあります。置き場所に問題がなければ突然倒れることはなさそうです。

セリアから固形燃料の使える小さなストーブが登場
2021年の春もセリアから新しいアウトドア用品が発売されているようです。組み立て式の小さなストーブが販売されていました。こちらは固形燃料を使用するのに最適なサイズ感となっています。

ミニ鉄板とコンパクト薪ストーブの比較

鉄板と薪ストーブ

 今度は「ミニ鉄板」を「コンパクト薪ストーブ」という製品と組み合わせてみました。こちらも問題なく鉄板をのせることができました。

 こちらの薪ストーブも2021年の春にセリアから発売された新作アイテムになります。直火で使用することを想定したアイテムのため、使用できるシーンが限定されてしまいます。

セリアからクッカーを置ける五徳付きの薪ストーブが登場
2021年春、セリアから新作アウトドアグッズが次々に発売されています。こちらはキャンプ用の小さな薪ストーブです。直火を想定しているようで使用場面は限られそうですが、気になる方は試してみても良いかもしれませんね。

大きさ比較

 この薪ストーブには五徳が前後に付いているため鉄板をのせてもしっかりと安定しています。

 火力をどういうふうに調整するかが重要になりそうです。

鉄板の横置き

 鉄板を横向きにして置くこともできます。向きを変えたとしても、二本の五徳の上にのっているため、それなりに安定しています。

 料理にお詳しい方であれば、このような小さな鉄板でも有効に活用できるのではないでしょうか。この鉄板は基本的にはソロで使うことになりそうです。もしくは、パッケージに記載されているようにBBQの網にのせて、網で焼く食材と鉄板で焼く食材を分けるという使い方もできるかもしれませんね。

セリアから焚き火の火口(ほくち)となるチャークロスが登場
セリアから焚き火に使用する「チャークロス」が発売されています。チャークロスはファイアスターターや火打ち石で散らした火花を最初に着火させる火口(ほくち)として利用します。火種を別の燃えやすいものに移して火を大きくしていきます。
セリアがついにキャンプ用の焚き火台まで作ってしまう!
セリアからキャンプで使う「焚き火台」が発売されました。本体は単純な構造で簡単に組み立てたり分解したりすることができます。焚き火台の下に金属のトレーを敷く必要がありますが、ソロキャンプで焚き火の雰囲気を味わうには良いかもしれません。