オフィスチェア用のチェアマットを新しいものに取替えました。これまでは、一畳用の小さなカーペットを敷いていましたが、汚れが酷くなってきたので交換することにしました。
今回はフローリングが見える透明のチェアマットを選びました。結論から言って、新しいチェアマットはとても良い製品で快適さがかなり増したように感じます。
オフィスチェアに最適なチェアマット
チェアマットの選び方
チェアマットは素材も大きさも異なる色々な製品が販売されています。レビューを見ると、いずれの製品も概ね評判が高くて良さそうです。しかし、チェアマットは素材や大きさによって特徴と快適さがまったく違います。
カーペットタイプは足を置いたときの感触が良く、冬場もそれほど冷たくないというメリットがあります。反対に、埃が溜まりやすくて掃除機を掛けても綺麗になりにくいという点と、カーペット対応のキャスターにしないとチェアがスムーズに動かないという点がデメリットとして挙げられます。
一方、PVC素材の保護マットは汚れを拭き掃除で簡単に落とすことができ、飲み物こぼしてもすぐに拭き上げることができます。また、チェアの動きは引っかかることなくとてもスムーズです。その反面、夏場は汗でペッタリとした感触があり、冬場はひんやりと冷たい感触があります。
チェアマットのサイズは「90cm x 120cm」や「90cm x 140cm」がスタンダードなようです。もう少し探すとちょっと大きめサイズなども見つけられます。普通のオフィスチェアをお使いで、チェアを前後に少ししか動かさないのであれば「90cm x 120cm」サイズで十分です。デスク下のスペースが狭いという場合は「T字型」の製品があります。
チェアマットは、日々の掃除や足を置いた時の感触、チェアのサイズなどを考えながら選ぶと良いと思います。
新しいチェアマットを選ぶにあたって、最初はカーペットタイプのチェアマットにしようと思い、お気に入りに長い間登録して検討していました。その後、探し直してみたところ他に良さそうな製品を発見しました。
それが「KUMORI(クモリ)」のチェアマットです。内容とレビューを参考にしてKUMORIのチェアマットを購入してみました。
KUMORI「チェアマット」
クモリ(Kumori)は、寝具を中心に販売しているお店のようです。アマゾンだけでなく、楽天市場やYahoo!ショッピングでもたくさんの商品が販売されています。寝具やインテリア用品を見てみると、シンプルなデザインのものを中心に取り揃えているようです。
今回、チェアマットはアマゾンで購入しました。チェアマットが入った段ボールに伝票が直接貼られて届けられました。どこのお店でもだいたい同じような配送になるはずです。
クモリのストアはこちらです。
このチェアマットはクリアタイプでフローリングがそのまま見えるものになります。サイズは90cm x 120cmで厚みは2mmです。
チェアマットはクルクルに巻かれた状態で箱に入っています。使用する前に巻癖を取ってやる必要があります。
チェアマットの厚みは実測値も約2mmでした。他の製品では1.5mmや4mmなどもあります。
「KUMORI 寝具・インテリア」と書かれたタグと「SGS」の認証マークの入ったタグが箱の中に入っていました。製品はしっかりと検査を受けているようです。
簡単な取扱い説明書が入っています。
製品情報を見ると、本体の素材が特殊塩化ビニル(PVC)、耐熱温度が-20℃~80℃、生産国が中国とあります。KUMORIが輸入販売元となっています。
製品の販売ページには「キズ防止」「凹み防止」「エンボス」「ゲーミングチェア」「床暖房対応」「滑り止め」などの表記があります。
チェアマットを敷かないとどうなるか
きちんとしたチェアマットを敷いてないと、ふとした拍子にキャスターが浮き上がって着地した時に、フローリングに写真のような凹みができることがあります。
だから、オフィスチェアの使用時はカーペットやチェアマットが必須です。
チェアマットを敷く前に
チェアマットを敷く前に床を綺麗に拭き上げておく必要があります。それを怠るとチェアマットの裏が埃だらけになります。
せっかくの機会なのでぴかぴかにしておきたいですね。
チェアマットを敷いた状態
チェアマットを開封して巻癖を少し取ってから敷いてみました。写真では分かりづらいですが、チェアマットが全体的に波打っている状態です。
巻癖の解消は反対方向に巻き直してから、しばらくのあいだ放置しておく必要がありそうです。巻癖はしばらく使っているとほとんど解消されます。現在のところ、気になることはありません。
チェアマットの両端は特に巻癖が強く残っています。逆さに巻いて圧力をかけるとかなりマシになります。
クリアタイプのチェアマットはフローリングが見えるようになるため、カーペットを敷いていた時と比べると、部屋が随分とスッキリしました。床も明るくなりました。
チェアマットはチェアをゆっくり前後させる程度ではほとんどずれることはありません。しかし、チェアを勢いよく前後させたり、マットの外側から乗り上げたりするとずれてしまいます。
裏面に滑り止めが付いている製品と比べると、ややずれやすいという問題があることは否めません。
チェアマットの表面はエンボス加工が施されているため滑ることはありません。
手触りはツルツルではなくややザラザラといった感触です。
オフィスチェアの動きはひじょうに軽快です。正直に言ってもっと早く取替えておけば良かったと思います。KUMORIの「チェアマット」はおすすめできます。
使用しているチェアの重量は約25kgもありますが、2mm厚のチェアマットでも問題なさそうです。
ちなみに私が使っている椅子は、オカムラ社の「バロン」というオフィスチェアです。これを長らく愛用しています。
デスクワークやテレワークの方は絶対に良い椅子を選ぶべきだと断言します。自分の身体に適した椅子を選ぶことで、腰への負担や疲れ具合がまったく違ってきます。けれども、そのような椅子は総じて高価です。
なお、オフィスチェアはハーマンミラー社の「アーロンチェア」がもっとも有名ですが、私はオカムラのバロンを強くおすすめしています。
【私の椅子とまったく同じ仕様のもの】