小部屋に設置しているボール型の電球型蛍光灯が薄暗くて我慢できなくなってきたので、切れるまで待たずして新しいものに交換することにしました。今度はアイリスオーヤマのボール型LED電球を選んでみました。
電球を新しいものに交換したところ、周囲が驚くほど明るく照らされて作業性が大幅に向上しました。蛍光灯が切れるまで待たずに途中で取替えて良かったです。
ボール型のLED電球をネットで購入しようとしたときに、販売サイトのパッケージ写真等が少なく、情報不足と感じたため写真をこのページにアップしておきます。
お部屋の照明器具の交換は以下のページをご覧ください。
ボール型のLED電球は狭い場所への設置をおすすめしたい
アイリスオーヤマのボール型LED電球
今回はアイリスオーヤマの「ボール電球100形(LDG12N-G-10V4)」がセールということもあってこちらを選んでみました。
この製品は、色味が昼白色相当、全光束が1,340ルーメン、消費電力が11.8W、寿命が約40,000時間、口金がE26、そして密閉器具にも対応となっています。色温度は5000K(ケルビン)のようです。調光器のある器具には非対応です。
LED電球の定格寿命は各社とも約40,000時間をうたっていますが、消費電力や全光束の表記はやや異なっています。とはいえ、微々たる差であることは間違いないので、それほど神経質になるほどではないと思います。
このようなLED電球は、中国企業を除くと、パナソニック、オーム電機、エルパ(朝日電器)、アイリスオーヤマなどの各社から販売されています。パナソニックの製品以外は、100W相当の場合にいずれも1,000円程度で手に入ります。40W相当や60W相当の製品はもう少し安いようです。
ホームセンターでは、有名メーカーのOEM生産品がオリジナル商品として販売されているようです。
こちらの製品は中国製です。
電球の選び方は想像以上に重要です
電球は使用シーンに合わせて適切な明るさと色味のものを選ばなければなりません。
昼白色 | 昼白色は太陽と同じような自然な光で、テレビを見たり 談笑したりくつろいだりしながら過ごすのに向いています。 リビング、ダイニング、個室などに。 |
昼光色 | 昼光色は学校やオフィスの照明と同じように 真っ白なハッキリとした光で、勉強や仕事、 読書や書類作成等に適しています。 書斎、勉強部屋、テレワーク部屋などに。 |
電球色 | 電球色は暖かみのある色でリラックスして 落ち着いて過ごしたい部屋に最適です。 寝室、トイレ、脱衣場、お風呂、廊下などに。 電球色は間接照明にも採用されています。 |
色温度(ケルビン)が表示されていない製品も多いため、「昼白色」「昼光色」「電球色」の三種類の色味の中から相応しい物を選ぶ必要があります。製品によっては「電球色」以外に「昼白色」か「昼光色」のいずれかしか置いていないこともあります。
電気代が気になる方は、消費電力をチェックしてください。LED電球の場合は、白熱電球と比べて省電力が低くいことから、どれを選んでも省エネに繋がります。「○W相当」という表記を参考に明るさが足りているかどうかを判断してください。
また、設置場所によっても必要となる明るさと色味が異なります。狭いところに100W相当のものを取り付けると明るすぎて目がチカチカしてしまうこともあります。
その一方、大きな部屋は100W相当の電球1個でも暗くなってしまうので、2個~複数個設置するか、シーリングライトのような照明器具を設置するのが望ましいと思います。
トイレ | 一般家庭のトイレでは電球色の60W相当の LED電球を天井に一つ使っていることが多い。 明るすぎると眩しいと思われます。夜に何度も トイレに行く場合はあえて40W相当にしておくのもあり。 |
脱衣所 | 脱衣場では電球色の60W~100W相当の LED電球を天井に一つ使っていることが多い。 広い場合は小型シーリングライトなど。 |
お風呂 | ユニットバスでは電球色の60W相当のLED電球を 壁面に二つ程度使っていることが多い |
物置等 | 納戸、ウォークインクローゼット、物置などは、 1帖程度であれば60Wでも可、2~3帖で荷物が 多い場合は100W相当。 |
その他 | デスクライト、間接照明、廊下などは、40W相当 以上から適当な明るさのものを選ぶ。 リビング、ダイニング、個室などの大きな部屋は 複数個またはシーリングライト等の照明。 |
どの程度の明るさを好ましいと感じるかは個人の評価によるところも大きいので、一概にどれが正しいとは言えません。けれども、電球の色味とワット数はよく考えてから選ばないと買い直す羽目になってしまいます。
ボール型LED電球の仕様について
販売サイトにはパッケージの写真が1枚程度しか掲載されていなかったので、こちらに写真を掲載しておきます。スマホの場合は画像をピンチアウト(指を広げる動作)すると拡大できます。
全光束は1,340lm、定格入力電流は0.207A、定格消費電力は11.8W、設計寿命は40,000時間です。寿命は全光束が70%まで低下するまでの時間を示しているようです。
内側のフタが保証書となっていますので、しばらくの間は箱を捨てずに置いておいてください。
梱包はこんなものでしょう。箱を落としても割れることはほぼないでしょう。段ボール箱ではなく紙袋(←最近よくある)の簡易梱包で届いても大丈夫です。
寸法は全長約127mm、外形約95mmです。ボール型の電球はランプシェードの中に入らないことがありますので、サイズをよく確認してください。リンゴと同じくらいの大きさをイメージしてみてください。重さは266gです。
電球のカバーはガラスではなくプラ素材です。色は乳白色で中は見えません。どのメーカーの製品も見るからに安っぽいです。外装は天井から落とすと簡単に割れそうです。
口金(ソケットに挿し込む部分)のサイズは、一般的な26mmです。これは上の写真の銀色部分の直径が26mmということです。家庭では17mmサイズが使われていることも時々あります。たとえば、テーブルスタンドなどの間接照明が該当します。
それと、口金周辺は不透明ですので天井を直接照らすことはできません。どんぐりの笠に相当する部分があるということです。電球をコードで吊り下げて使用する場合は注意が必要です。
100W相当に取替えると見違えるように明るくなりました
物置の照明を新しいものに取替えてみました。
電球の交換は脚立を使う作業が含まれますので、安全に配慮した上で作業を行ってください。転んでしまっては大変です!
古い電球を取り外して型番を確認してみると、なんとナショナル製の電球型蛍光灯でした。「パルックボール(EFG16EN)」は60W相当の蛍光灯で、消費電力は16W程度のようです。
この蛍光灯はいつから付けていたのか分からないほどのもので、光量も随分と低下していたと思われます。それは暗いはずですね。
明るさの比較写真(天井、床、壁)を撮ってみたのですが、どうも上手くいきませんでした。スマホの補正が入ってしまって、どちらの写真もほとんど同じように見えてしまいます。残念!
↓取替え前↓ | ↓取替え後↓ |
肉眼では電球の取替え前は薄暗くて物を探したり文字を読んだりすることが不快になるほどでしたが、取替え後は他の部屋と同じく読書できるくらいの驚くような明るさになりました。皆様にお伝えできないのが残念でなりません。
ここは日常的に使わない部屋でもあるので、電球交換等が先延ばしになっていました。電球はやはり定期的に点検交換する必要があると痛感しました。
電球はチラつくか切れるかするまでほったらかしのことも少なくありません。ですが、電球をいち早く変えるだけでも生活の質が格段に上がります。