iPhoneを購入したら保護ガラスフィルムは絶対につけたいですよね。現在では保護ガラスフィルムはiPhone 5からiPhone XSに対応した製品まで100円ショップで取り扱われています。しかし、問題のあるフィルムも少なくありません。
この記事では、実際に私が購入して使用した保護ガラスフィルムについての詳細を掲載しています。皆さんが保護ガラスフィルムを選ぶときの参考になればとても嬉しく思います。
iPhone 8に最適な保護ガラスを探して
前に使っていたiPhone 5sでは、100円ショップのケース、バンカーリング、そして液晶保護ガラスが大活躍していました。何度も地面に落としてしまいましたが、保護ガラスにひびが入っただけで、スマホの液晶には傷一つついていませんでした。
そうした経験があったため当初はiPhone 8でも100均の保護ガラスでよいだろうと考えていました。しかし100均の保護ガラスを実際に使ってみるとiPhone 5sのときには見られなかった問題が起こりました。
100円ショップの保護ガラスフィルム
ガラスフィルムは、人気アイテムのため、ほとんどの100円ショップで取り扱っています。対応機種も、昔の機種であるiPhone5あたりから最新の機種であるiPhone X/XS/XS Maxまで販売されています。
これらのガラスフィルムはセリアで購入しました。ダイソーやセリアなどの100円ショップでは強化ガラスタイプから薄いフィルムタイプまでかなりの種類が用意されています。
セリア「ファンデ・皮脂がつきにくい強化ガラス」
ファンデや皮脂汚れが付着しにくいということを売りにしているようです。
硬度も9Hと高い仕様です。パッケージには、皮脂防止、光沢、指紋防止、貼り直し可能、飛散防止と記載されています。この液晶保護ガラスは、iPhone 8、7、6s、6に対応しています。
実際に保護ガラスを貼ってみると、気泡が入ることはありませんでしたが、保護ガラスの縁が浮いてしまいます。100円の保護ガラスは程度の差こそあれ、縁の部分が浮いてしまうことが多いように思います。
操作に関しては、フリックやスワイプは引っかかることもなく円滑に行えます。ボタン部分にも違和感はありません。
最近のスマホの多くは、画面の端が曲面になっているものが多いため、100円の保護ガラスではだめなのかもしれません。
ここ数年では「3D」を売り文句にした商品が販売されています。ダイソーには「3Dラウンドエッジ加工」が施された液晶保護ガラスが200円で販売されています。しかし、縁の部分に色がついているので好みが分かれるかもしれません。
私は液晶保護ガラスの縁が浮いていることに我慢ができずに、すぐ剥がしてしまいました。
液晶保護ガラスを外すときはスマホ本体と液晶保護ガラスの隙間に薄いプラスティックや厚紙などを差し込むとすぐに剥がれます。
取り外した液晶保護ガラスは新しい保護ガラスのパッケージに入れて捨てました。
セリア「GLASS 液晶保護強化ガラス」
もう一つの液晶保護ガラスはブルーライトカットが売りのようです。パッケージにはブルーライト20%カットと記載されています。その右側には、ガラス厚0.33mm、表面強度9H、ラウンドエッジと記載されています。この液晶保護ガラスは、iPhone 8、7、6s、6に対応しています。
内容はシンプルです(液晶保護ガラスはすでに出してしまっています)。
実際に貼ってみると、この液晶保護ガラスもガラスの縁が浮いてしまっています。液晶保護ガラスの縁が浮いてしまうと、隙間に埃が入ってしまい画面の操作時に目に入ってしまいます。
それと、最初のうちは気がつかなかったのですが、太陽の下で使うと画面が真っ青になります。ブルーライトカットということなので、液晶画面の内側からの青い光はもちろんのこと、外からガラスに当たる太陽の青い光線も反射しているということなのでしょうか。ひじょうに見づらく違和感が解消されません。
(追加)ダイソー「PREMIUM TEMPERED GLASS」
ダイソーの液晶保護強化ガラスを買ってみました。値段は100円です。この製品は小さなダイソーでも販売されていることが多いと思います。
この液晶保護ガラスはiPhone8/7/6/6s用です。パッケージには、強化ガラス仕様、埃・油分が付きにくい、気泡が入りにくいという3点が謳われています。クリーニングクロスとほこり取りシールが付属しています。
セリアの液晶保護ガラスと比べると立派なパッケージに入っています。パッケージを開けると液晶保護ガラスと付属品が入っています。クリーニングクロスとほこり取りシールは、とても小さくおまけのようなものです。
ほこりの侵入を防ぎたい場合は、予めカメラレンズ用のクリーニングシート用意しておき、何度もほこりを除去した上で液晶保護ガラスを貼る必要があります。
しかし、この製品もセリアの液晶保護ガラスと同じようにガラスの縁が上手く貼れません。どうしても端の部分が浮き上がってしまいます。そうしたことから、100円の液晶保護ガラスは、良いフィルムを買うまでの間に合わせ程度に考えておくのが無難だと思います。
NIMASO「 iPhone8 / iPhone7 用 強化ガラス液晶保護フィルム【ガイド枠付き】【2枚セット】」
最初のうちは100均の液晶保護ガラスを使っていたのですが、液晶保護ガラスの縁が浮いているのに耐えられず、少し高いものを買ってみました。Amazonで約1,000円で販売されています。
2.5Dラウンドエッジ、硬度9H、気泡ゼロ、指紋防止、高透過率、飛散防止などが謳われています。
パッケージに高級感があります。この製品には液晶保護ガラスが二枚入っています。しかも液晶保護ガラスを上手く貼るためのガイド枠が付属しています。
内容物は液晶保護ガラスフィルム二枚、ガイド枠、説明書、マイクロファイバークロス、アルコールクリーナー、埃除去シール、スクレイパーです。
(追記)最新のロットでは仕様が若干変更されています。詳しくは下記の記事をご覧ください。
説明書にはイラスト付きで液晶保護ガラスの貼り方がわかりやすく記載されています。貼るときに、ほこりが付かないようにするのが一番大変です。
ガイド枠はiPhone 8にカッチリとはまります。傷が付かないようにゆっくりとはめる必要があります。
なお、私はガイド枠なしの方が貼りやすいのでガイド枠を使用しませんでした。貼るのが苦手な人はガイド枠を使った方が貼りやすいと思います。液晶保護ガラスをのせるだけで済みます。
クリーニングティッシュ(レンズクリーナー)は余分に持っていると画面の清掃にも使えて重宝します。家電量販店のカメラ用品コーナーに売っています。100円ショップにもあります。
スワイプやフリックなど引っかかりもなく円滑に操作することができます。
100均の液晶保護ガラスと比べるとガラス面がきわめてなめらかに仕上げられています。ガラス面を下に向けて、平積みした本の上に置いておくといつのまに滑り落ちているほどです。
個人的には最近のiPhoneシリーズの液晶保護ガラスフィルムは家電量販店やネットショップで最初から1,000~2,000円程度のものを買うのがもっとも良いと思います。
こちらが今回紹介したiPhone 8とiPhone 7用の強化ガラス液晶保護フィルムです。
こちらはiPhoneXとiPhone XS用及びiPhone11 Proの液晶保護ガラスフィルムです。
そして、こちらがiPhone XR用とiPhone 11の液晶保護ガラスフィルムです。