このところ、朝起きたときに肩と背中が痛く感じることがありました。その原因が長く使っているマットレスのへたりにあるとみて、新しいマットレスを追加して様子をみることにしました。
新しく導入したイケアのマットレスはとても簡易な製品ではあるものの、その分だけ価格も安くて気軽に試すことができます。
コンパクトに収納できるイケアの簡易マットレス
イケアのフトンマットレス「イェッスヘイム」
新しいマットレスは、イケアのフトンマットレス「イェッスヘイム(JESSHEIM) 」という製品です。これはくるっと巻いて収納することのできる簡易なマットレスです。購入時の価格は2,999円でした。
価格が安いことが特徴の一つですが、イケアの商品レビューを見る限りでは評価もそれなりに高いようです。このマットレスを来客用のマットレスとして置いておいたり、キャンプや車中泊で使用したりする方もいるようです。ただし、このマットレスは洗濯することはできません。
製品ラベル
イェッスヘイムの寸法は、幅が約80cm、長さが約195cmというセミシングルサイズになります。だからスペースの限られたところで使用するのに打って付けです。
簡易説明書
マットレス本体の他には簡易な説明書が同梱されているだけです。右側の紙には開封後72時間経過するとくせが取れてボリュームも増すとあります。
圧縮された梱包
本体はロールパックとしてぎゅうぎゅうに圧縮されて入っています。軽自動車でも簡単に載せられます。
とはいえ、幅(高さ)が80cmもあるため自転車に積んで持って帰るのは若者以外無理でしょう。
マットレスを使用した後に巻いて収納することもできますが、梱包状態のときよりも嵩張ります。
本体のデザイン
カラーは鮮やかな紺色です。他の色はありません。
側地は不織布(ポリプロピレン)で、芯はポリウレタンフォームとなっています。弾力はクッション並です。
このマットレスは17本の円柱が連結されているような構造になっています。円柱の部分のみに詰めものが入っており、つなぎ目部分は上下の不織布が縫い付けられているだけです。
最近は物を買うときに処分するときのことを考えています。本格的なマットレスのほうが寝心地は遥かに良いと思いますが、大量のスプリングが入っていると持ち運びも処分も大変です。
しかし、この製品の場合は大きいカッターナイフで切るだけで細かく分割して捨てられそうです。
生地を拡大してみるとお分かりいただけるように、一般的な不織布マスクとまったく同じ見た目と手触りです。
そのため、布団や毛布と擦れるうちに毛玉ができそうです。実際にレビューにも毛玉が付いたというコメントがあります。
つなぎ目には詰めものが入っていません。また、縫製は写真のとおりで特に問題ありません。
開封直後はぺちゃんこになっています。72時間以上放置しておくと空気を吸って膨らみを取り戻します。
邪魔な場合は軽く巻いて部屋の隅に立てておくだけでも大丈夫です。
中央には面ファスナー(ベルクロ/マジックテープ)が付いています。こちらはひっつかないほうです。
端にも面ファスナーが一つ付いています。こちらは二面が引っ付いた状態です。マットレスをくるっと巻いてから、面ファスナーを連結するだけで上手く収納できるようになっています。
使用前の準備
開封して5日ほど放置していた状態です。円柱部分がパンパンに膨らんでいます。寝転んでみると畳の硬さを緩和してくれるほどの厚みになっています。
このマットレスを敷き布団代わりにしている方もいらっしゃるようです。ですが、この上にシーツを敷いて寝るとなると正直なところ継ぎ目の段差が気になるかもしれません。別に敷き布団や薄くて平坦なマットレスを敷いておいたほうが寝心地が良くなると思います。
マットレスが開封直後よりも明らかに膨らんでいます。厚みは6cmほどでしょうか。4枚上の開封直後の写真と比べてみると分かりやすいと思います。
どのようなマットレスでも毎日使用しているうちに体重で徐々に凹んできます。そういう意味では、とりあえず二年程度使えたら十分かなと思っています。
実際の使用感
現在は、DIYした「すのこベッド」の上に、前から使っているマットレス、このマットレス、そして敷き布団とカバーという構成で試しています。寝心地も前より良くなったように感じられます。底付き感もまったくありません。今のところ、ぐっすり眠ることができています。
簡易なマットレスをお探しの方は、イケアの「イェッスヘイム(JESSHEIM)」をお試しになってはいかがでしょうか。
置き場所さえあればあちこちのビジネスホテルに設置されている「シモンズ(Simmons)」のマットレスを導入したいという希望もあります。ただ、大きなマットレスはへたったときの処分が大変なので、そのあたりでどうしても躊躇してしまいます。
今はベッドがセミシングルサイズということもあって、市販のマットレスの多くが使えないため、色々と工夫しながら睡眠環境を整えています。詳しく知りたい方は下記のリンクをご覧ください。