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小さなお庭やベランダでつるバラをコンパクトに誘引する方法

つる薔薇のトピアリー誘引 日常生活
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 2021年に購入したつるバラの苗をこれからに備えて誘引することにしました。小さな鉢、狭い場所でも邪魔にならないように工夫してみました。

 2021年の春頃から細々とガーデニングを楽しんでいます。自分で調べて試行錯誤しながら奮闘しています。その記録をまとめています。

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狭いベランダや庭でもコンパクトに収るつるバラの誘引

トピアリースティックに枝を誘引する

トピアリースティック

 2021年の春からバラを育てています。同年6月頃につるバラの苗もお迎えしました。

 新しく導入したつるバラは開花期を過ぎていたこともあり、昨年は花を咲かせることはできませんでした。それでも、枝がぐんぐんと伸びていきました。青々と茂っている葉っぱを見るだけでも随分と癒やされたものです。

 2022年2月中旬、昨年に延びた枝をどうしようか検討していたところ、コンパクトなトピアリースティックを発見したので、そちらに誘引してみることにしました。

120cmサイズ

 トレリスやオベリスクへの誘引も考えましたが、つるバラを植えている鉢のサイズが小さいためサイズが適合しておらず断念しました。

 この製品はDAIM(第一ビニール株式会社)の「トピアリースティック 120cm」です。こちらのトピアリースティックであれば鉢のサイズが小さくても使えそうだと思って試してみることにしました。

 高さはとりあえず120cmを選びました。適合植木鉢サイズは公式サイトを見ると30cm(10号)とあります。150cm仕様と180cm仕様もあるようです。

 マンションやアパートの狭いベランダ、都市部の小さなお庭などでは鉢を置けるところが限られています。そういう理由から何でもコンパクトにまとめられるように工夫しなければいけない現状があります。広いお庭がほしい・・・・・・。

先端の飾り

 トピアリースティックは4本の支柱から構成されており、上で束ねられているためバラバラになることはありません。

 お花のつぼみを象った飾りが頂上に付いています。支柱も飾りもブラックで統一されておりシックなデザインといえます。

 製品はしっかりとしており安っぽさは特に感じられません。金属製のオベリスク等も検討しましたが、店頭に展示されていたものはどれも一部が錆びてみすぼらしい状態になっていました。そういう点を加味すると樹脂コーティングされたもののほうが持ちが良さそうです。

脚先

 地面に突き刺す部分は丸い形状になっています。

 見た目にこだわらなければ、園芸用の支柱3~4本を使って同じようなものを作ることもできそうです。そちらの方が費用を抑えることができます。

トピアリースティックの使い方と材質

使用方法

 使用方法はとても簡単です。柔らかい土に差す場合はトピアリースティックの脚を広げて4箇所同時に差し込んでいくだけです。

 地面が固い場合は設置箇所に予め大きめの穴を開けてから設置します。支柱を無理矢理差そうとすると曲がる可能性があります。

 支柱開脚角度は30度までとなっています。ピラミッドのように三角にして設置することはできません。そもそも脚はそれほど広がりません。

材質と製造国

 サイズは、脚1本の外径が約8mm、高さが120cmです。材質は樹脂コーティングされたスチールパイプ、ポリエチレン(PE)です。製造国は中国です。

冬の間ツルを束ねておいたつるバラ

つるばらの新苗

 つるが四方に伸びていたので、冬に葉を落としてから麻ひもで括ってまとめていました。枝は赤くて良い色をしています。

 このつるバラをトピアリースティックに誘引してみました。初めてのことなのでもし上手くいかなかったとしても次への反省材料とします。

新苗の接木部分

 鉢のサイズがまだ小さいままで、オベリスクやトレリスを設置することはできません。

 余談ですが、この可愛らしい素焼き鉢はイケアで購入したものです。詳しくは下記のページをご覧ください。

イケアの可愛い素焼き鉢「MUSKOTBLOMMA」
イケアの「ムスコットブロマ」という素焼き鉢を紹介しています。この鉢はとてもシンプルなデザインで色々な植物とマッチします。お花の寄せ植えからハーブの育成まで幅広く使えそうです。受け皿が付いているところもポイントが高いです。

トピアリーの設置とつるバラの誘引作業

鉢に突き刺す

 設置場所を決めてから脚を均等に開いて土に差し込んでみました。このトピアリースティックは開脚角度が微調整できるため、小さな鉢でも差し込むことが可能です。

 露地の場合は脚の先を約20cm地中に埋める必要があります。突風等で抜けてしまう可能性がありますので、自己の責任に基づいて設置しています。

微調整しながら誘引

 どのつるを上に持ってくるか、どの位置で固定するかといったところが難しく、微調整を繰り返しながら固定していきました。

 枝先がぴょんとはみ出ているところはどうしようもないですね。

ツルを麻ひもでくくりつける

 つるをぐるぐるに巻き付けて各部を麻ひもで縛っています。樹脂コーティングされた支柱は麻ひもが掛りにくいという難点があります。ひもの結び方をもっと工夫する必要がありそうです。

 つるの反発力で固定する最中に元に戻ってしまうということが度々あって少し苦戦しました。笑

螺旋状に巻き付ける

 あちこちに芽があります。

 芽がよい位置にくるように誘引する際に考慮しました。

つるバラの誘引

 こちらが完成形です。とりあえず、素人にしては上手く巻けているのではないでしょうか。これが良いか悪いかは知りませんが、つるが重なりにくいように螺旋状に仕上げてみました。

 3月から次第に暖かくなるにつれて、芽が動いて葉が茂ってくるはずです。しばらくはこのまま様子を見守ろうと思います。

 今回はつるバラをトピアリースティックに誘引してみました。枝が上手くまとまって個人的には満足のいく結果になりました。いかがでしょうか。

 こちらのトピアリースティックのよいところは比較的小さな鉢でも使用できる点にあります。トピアリースティックのほかにもトレリスやオベリスク、その他園芸用品がDAIMからたくさん販売されているようです。お近くのホームセンターで見てみてください。

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