このところ、近隣施設や道路から聞こえてくる騒音に悩まされています。騒音問題の解決方法は騒音の質や程度にもよりますが基本的には、原因を除去するか、原因から遠ざかるかの二つしかありません。しかし、ほとんどの人にとってはどちらも難しい選択です。だから、自分で簡単にできる対策から少しずつ積み重ねていくしかありません。
遮音や防音の効果を副次的にうたっている完全遮光カーテンを掃き出し窓に対して隙間なく設置することで、道路騒音がどの程度抑制されるのかについて実際に試してみることにしました。
結論から言うと、ペラペラのワッフルカーテンから完全遮光カーテンに交換することによって、掃き出し窓から聞こえる道路側の騒音の一部は(主観的な評価ではあるものの)僅かに減じられることが分かりました。
この差は耳の良い人でなければ分からないほどのものですが、やらないよりもやったほうが良いことは明らかです。音が入ってきやすい窓の隙間を埋めることはかなり重要といえます。カーテンの交換は誰でも簡単に実行できて安価で済ませられるので最初の対策としておすすめです。このような小さな対策をできる範囲でいくつも積み重ねていくしかありません。
しかしながら、カーテンを交換する程度では低周波、重低音、振動などの騒音に対してはまったく効果は得られないということも理解しておく必要があります。なお、自宅の洗濯機やパソコンがうるさい場合は色々な対策を講じて騒音源を断つことが比較的容易です。

完全遮光カーテンによる掃き出し窓の防音について
防音や遮音の効果がうたわれている完全遮光カーテン

クモリ(Kumori)の「完全遮光 カーテン 遮光率100% 断熱 形状記憶 UVカット 4枚セット」を試してみることにしました。一般的なカーテンは丈178cmのことが多いですが、今回は寸法を正確に測定した上で丈185cmのものを選んでいます。購入時の価格は税込み3,496円でした(価格は日々変動します)。
このような遮光率100%となっている完全遮光カーテンは、太陽光を通さないように作られているため、一般的なカーテンよりも生地が分厚くしっかりしている点に特徴があります。そのため、副次的な効果として防音や遮音の効果がうたわれているという訳です。
ショッピングサイトで検索すると遮光率99%の製品も一緒に表示されることがあるので注意してください。
この他、ノイズキャンセリング機能の付いたイヤホンを併用するといったことも考える必要があります。また、スピーカーから音楽を流し続けるというのもひとつの手でしょう。



今回はレースカーテンもあわせて取り替えるため、レースカーテン2枚が付いた4枚セットを選びました。タッセルが2枚、交換用のアジャスターフックが2個付いているのも嬉しいですね。もちろんレース無しの厚地2枚のみを選ぶこともできます。
カラーはアイスグレーを選びました。カラーは豊富に取り揃えられていますが、完全遮光という性質上、どれも暗くて濃い色味となっています。その中でもこちらのアイスグレーがもっとも明るいカラーです。部屋が色的に暗くなるのは嫌だという方はアイスグレーを選びましょう。
完全遮光カーテンはさまざまな製品が販売されていますが、ここで紹介しているクモリの製品は「Amazonが販売発送」を選べるものが多いです。それも決め手のひとつになりました。
クモリの製品はアマゾンが販売発送を選べるものが多いのが良い点です。以前にチェアマットを購入したことがあり、それは今でも使い続けています。


アマゾンで購入したところ、黒い袋に伝票が貼付されて置き配されていました。
後日、同じカーテンの出窓用も追加で購入したところ、この上からいつもの茶色の袋に入れられて配送されてきました。ご参考までに。
完全遮光カーテンはサイズ選びが超重要
サイズは掃き出し窓用のため幅 100 cm × 丈 185 cm を選びました。カーテンのサイズ選びはもっとも重要な要素です。防音性を少しでも高めるために、隙間が空かないように掃き出し窓がぴったり覆えるサイズにしなければなりません。
このクモリのカーテンをおすすめする理由のひとつは、サイズのラインナップがとても豊富で一般家庭の掃き出し窓に合うサイズを簡単に見つけることができるからです。
ホームセンターでも色々なカーテンを見ましたが、サイズが少なくて適合するものが選べませんでした。一般家庭の掃き出し窓に合うカーテンの丈は178cmあたりのようです。185cmはホームセンターでは見かけませんでした。そのため、これまで使用していたカーテンも丈がやや寸足らずのまま利用していました。やはりカーテンは正しいサイズを選ぶことが重要です。

最近のカーテンはどれもアジャスターフックを調節することで数cm上げ下げすることができます。ただし、「Aフック」か「Bフック」かで調節できる範囲が異なります。
カーテンの生地は厚地になっています。生地の材質はポリエステル100%、中層はポリウレタン、レースはポリエステル100%となっています。中層に遮光のための生地が挟まれているのかもしれません。なお、製造国は中国です。
完全遮光カーテンは高品質で文句なし!

アイスグレーはライトグレーのような明るめの灰色です。完全遮光カーテンは分厚い上に光が透過しないこともあって暗い色味のものが多くなっています。それを考慮してカラーを選んでください。この製品であればライトグレーが一番無難です。

縫製はひじょうにしっかりしているという印象を受けました。価格を考えると品質は大満足といえます。
以前のワッフルカーテンはホームセンターで3,980円くらいしたように思いますが、ペラペラでいかにも安物といった製品でした。それと比べると雲泥の差です。

こちらがカーテン上部のプリーツの部分です。どの個所も綺麗に仕上げられています。

プリーツの裏面にはアジャスターフックが最初から取り付けられています。このアジャスターフックを調節することでカーテンの長さを少し変えることができます。

こちらはカーテンの裾の部分です。こちらも綺麗に仕上げられています。
アジャスターフックを調節して床ギリギリになるようにセットしました。

こちらは裾の裏面です。見えないところもきちんとしているのが良いですね。

こちらはカーテンの端の部分です。カーテンを閉めるとこに掴むあたりをアップで撮影してみました。
ここを掃き出し窓の端にぴったり寄せることで太陽光の漏れをある程度は防ぐことができます。しかし、光の漏れを完全に防ぐことはカーテンの構造上難しいです。

カーテンの生地を手で持ち上げてみました。背面にあるもの(手)が透けて見えることはありません。もちろん太陽の光も通しません。
防音効果を少しでも求めるのであれば、完全遮光カーテンのように生地は分厚く、目が詰まっていて、重量が重い製品を選ぶ必要があります。それでも防音効果は微々たるものでしょうが、ペラペラのカーテンよりもマシです。
レースカーテンはおまけ程度と考えておく

この4枚セットは完全遮光カーテンが2枚、レースカーテンが2枚という組み合わせです。レースカーテンもちょうど取り替えたかったのでセットを選びました。
「完全遮光 カーテン 遮光率100% 厚手 断熱 防音 形状記憶加工 遮像 幅100cm×丈185cm 2枚入 アイスグレー」のように厚地2枚組も販売されています。サイズや枚数はよく考えて選んでください。

レースカーテンは見ての通りテカテカと光沢感のあるデザインです。

縫製はしっかりしていて問題ありません。

レースカーテンもアジャスターフックが最初から取り付けられています。このアジャスターフックを調節することで長さを少し変えることができます。

生地はペラペラで薄くて向こうが全部透けて見えるほどです。外の景色が普通に見えます。したがって、こちらはおまけ程度のものと考えるべきでしょう。
遮音効果を考える場合は、厚地のほうを4枚(2枚組×2セット)購入して、レースの代わりに厚地を2枚ずつ重ねるといった方法もありかもしれません。その場合、カーテンを開けにくくなってしまいますが……。

こちらがレースカーテンの裾の部分です。
完全遮光カーテンの設置例

こちらがクモリの完全遮光カーテンを取り付けた状態です。カーテンを変えるとお部屋の雰囲気もガラリと変わります。
以前のカーテンは遮光ではなかったので光が差し込んできましたが、こちらはまったく光が透過しません。カンカン照りの昼前でも夜でも外の様子は分かりません。
電気を消して真っ暗にすると上の隙間から少しだけ光が漏れていることが分かります。ホテルなどによくあるカーテンを収めている木枠を取り付けることで上部からの光の漏れは抑えられそうです。

左側の黒い線が入っているあたりが2枚のカーテンが重なり合っているところです。2枚のカーテンを上手く重ねて閉めることで真ん中からの光の漏れを防ぐことができます。

カーテンを取り付けてすぐに撮影したこともあって、カーテンの畳み皺が残っていますがしばらく経つとかなりマシになりました。横の線は薄く残ったままですが、気になることはほとんどありません。

カーテンの裾の部分は隙間が大きく空かないように調節しています。このあと1段階上げて床を擦るか擦らないかのギリギリに設定しました。

カーテンの端の部分は現状だと僅かな隙間ができてしまいます。これはカーテンの構造上仕方のないことだと思います。
しかし、この隙間は一工夫することで解消することもできます。カーテンと枠の両方に磁石を付けることで枠にぴったりに留められるようにします。マグネットシートを取り付けることでカーテンと枠をぴったり合わせることが可能です。光が漏れるのが嫌だという方はお試しください。
このカーテンは完全遮光であることが一番の売りではありますが、副次的効果として防音や遮光がうたわれています。実際のところ、道路からの騒音はごく僅かではあるものの低減されたように感じます。されど仮にデシベルを測定したとしても劇的な変化はないでしょう。それと重低音や振動はカーテンでは防ぐことはできません。
いずれにしても、騒音の原因を明確にした上で、費用対効果をよく考えた上で出来ることを少しずつ進めていくしかありません。すぐに実行に移せて安価で済む対策を複数組み合わせることが大切です。以下の各グッズのレビュー欄もぜひ参照してみてください。そこにヒントがあるかもしれません。皆様の日常生活に静寂が訪れることを祈念しております。




























































