気になるニオイを防ぐためには日々のケアが欠かせません。
加齢臭は中年以降の男性に特有の問題と思われがちですが、男性だけでなく女性も一定の年齢になるとどうしても加齢臭の問題が出てきます。臭いの原因は、皮脂の酸化や常在菌の働きによって生じる「ノネナール」という物質にあるようです。
これとは別に、若者でも偏食や体質によって体臭が生じることがあります。いずれにしても、他者と対面する機会の多い方は、体臭予防を徹底する必要があります。
具体的には、食べるものに気をつける、飲食後に欠かさず歯磨きをする、毎日お風呂に入って身体を洗う、服だけでなく寝具やカーテンを定期的に洗うといったことが大切です。
それらに加えて、体臭予防のせっけんやボディソープを使用することが手軽な対策としておすすめです。
タンニンが含まれている柿渋石けん
私は「ニオイさっぱりペリカンファミリー石鹸」を愛用しています。
この石けんには、肌の引き締め成分として柿の渋み成分である「カキタンニン」が配合されており、また、お肌のコンディショニング成分として茶葉から抽出された「チャ葉エキス」が配合されています。
カキタンニンは抗菌作用があることが知られています。このような体臭予防をうたった石けんを用いることで、体臭の元となる汚れを綺麗に洗い流すことができます。
柿渋は昔から塗料としても使われています。
柿をイメージしたオレンジのパッケージが可愛らしいですね。この石けんは、ホームセンターやネットショッピングで購入できます。製品は2個組みになっています。
フレーバーは「さわやかシトラスの香り」です。ローズマリーの精油が配合されています。石けん自体は爽快感のある良い香りですが、使用後に強い香りが残るといったことはないように思います。
これはペリカン石鹸という会社の製品です。日本製です。1個80gです。
この石けんはアメリカのAmazonでも販売されており、ひじょうに評価を獲得しています。
成分は石けん素地、水、カキタンニン、チャ葉エキス、塩化Na、エチドロン酸、エチドロン酸4Na、エタノール、酸化鉄、BG、クエン酸Na、グリシン、硫酸亜鉛、EDTA-4Na、グリセリン、香料とあります。
この石けんを気に入っている理由は使用感と香りの良さだけでなく、メントール(メンソール)が含まれていないという点にもあります。市販の柿渋ボディソープは、成分表を見てみるとメントールが配合されていることが多いです。
男性向けの製品は特にメントールが配合されている確率が高いです。何でもかんでもメントールを入れるのはやめてほしいですね。石けんに強い清涼感はまったくもって不要です。
石けんは独特の形状をしています。普通の石けんが長方形だとすれば、この石けんは短辺方向がやや長くなっているところに特徴があります。
使用感はとてもさっぱりとしています。身体全体に使っても、一部分に使ってもよいと思います。
私は他のオーガニックや低刺激のボディソープと使い分けています。この石けんを使うときは、耳の裏、首の後ろ、脇、足の指、足裏などを中心に使用しています。ニオイが出やすい部位を抑えておけば問題ありません。
泡立ちは普通の石けんと大して変わりません。けれども、使い込むと白っぽくなって、香りも泡立ちも悪くなるように感じます。石けんが小さくなったら思い切って新しいものと交換したほうが良さそうです。
この石けんは何度もリピートしています。価格もお手頃ですし、個人的には十分な効果が感じられます。