春先からは日焼け止めの出番です。もちろん秋や冬でもUVケアをされている方は女性に多いと思いますが、日差しが強くなるにつれて老若男女問わず対策を講じたくなるものです。
けれども、外出の際に常に日焼け止めを塗ることはとても面倒くさいことでもあります。そんなときに簡単に使える日焼け止めがあると朝の支度が捗ります。
最近ではポンプタイプの日焼け止めが普及しています。これまではキャップを回して開ける従来型の日焼け止めを使用していましたが、ポンプタイプに変えてみたところ手軽に使える点があまりに便利で、もうキャップタイプには戻れそうにありません。
ポンプ式の日焼け止めは手軽に使えて面倒くさくならない!
新しい日焼け止めを購入しようとドラッグストアに行ったところ、ポンプタイプの日焼け止めが目に入りました。ポンプタイプがあることは以前から知っていましたが、最近ではかなり多くの製品が発売されているようです。
ものは試しと思いポンプタイプの日焼け止めを選んでみることにしました。それがニベアの「UVウォータージェル35」という製品です。正式な販売名は「ニベアSUN角層ケアウォータージェル<日やけ止めジェル>140g」です。
この製品はポンプタイプの日焼け止めの定番商品のひとつのようです。価格はさほど高くありませんでした。
日本製です。ドイツのバイヤスドルフ社との技術提携品とのことです。
「UVウォータージェル35」は75%ウォーターベースかつジェルタイプということもあって、化粧水感覚で肌に馴染ませることができます。顔と身体の両方に使用できます。
しかも、せっけんで落とすことが可能です。オイリーな肌が気になる夏場はオリーブ石けんがおすすめです。油分がさっと落ちますよ。
ただし、この日焼け止めはウォータープルーフタイプではないという点に注意が必要です。プールやマリンスポーツなどには適していません。
日焼け止めには浸透型ヒアルロン酸(加水分解ヒアルロン酸)と高保湿型ヒアルロン酸(カルボキシメチルヒアルロン酸)が配合されており、スキンケアも兼ねているという特徴があります。
これとあわせて、鉱物油フリー、合成香料フリー、合成着色剤フリーがうたわれています。アレルギーテスト済みです。言うまでもないことですが、敏感肌の方は肌の目立たない部分で少量を試して問題がないことを確認してから使用する必要があります。
日焼け止めとしての性能は「SPF35・PA+++」になっています。同じシリーズで「SPF50・PA+++」の製品もあります。
この製品は、通勤通学からお買い物であれば性能的にまったく問題ないと思われますが、バーベキューやプールなどの行楽であればより効果が高くウォータープルーフがうたわれているものを使用した方が良さそうです。
SPF(Sun Protection Factor)は、紫外線(UV-B)によって引き起こされる炎症を防止する能力を示しています。数値が高いほうがより効果が高いことを意味しています。
PA(Protection Grade of UV-A)は、紫外線(UV-A)を防ぐ効果を「PA+」から「PA++++」の4段階で示しています。つまり「PA++++」がもっとも効果が高いということです。
(参考)
SPFとPAの違いって? 賢い日焼け止めの選び方(資生堂公式サイト)
シャンプーのボトルをそのまま小さくしたような容器に入っています。容器は持ち運ぶにはやや大きいため、据え置きタイプといえそうです。
内容量は140gとあります。パッケージには「たっぷり使える ボトルタイプの1.7倍」とあります。
これを洗面所や玄関において家族で使うということもできます。ポンプタイプであればお子さんも煩わしさを感じにくいかもしれません。
パッケージを捨てても裏面に説明と成分表示があります。
成分は、水、エタノール、PG、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ジメチコン、エチルヘキシルトリアゾン、ジエチルアミノヒドロキシペンゾイル安息香酸ヘキシル、カルポキシメチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、クインスシードエキス、キハダ樹皮エキス、酢酸トコフェロール、(アクリレーツ/アクリル酸アキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー、セテス-10、水酸化Na、メチルパラベンとなっています。
ポンプタイプであることが一番の売りといえるでしょうか。長く伸びたノズルは先端部がやや下を向いており、日焼け止めが手のひらに落ちるように工夫されています。実際にノズルはとても使いやすいです。
ウォータージェルというだけあって、化粧水と乳液の中間くらいの液体です。このくらいであれば顔や腕にスッと馴染んでいきます。
ジェルタイプは白残りもなくベタベタとした不快感もないことから、日焼け止めを普段使わない人であっても、それほど気にせず使用することができるのではないでしょうか。
なによりポンプタイプであることは使用時の手間がなくなり、忙しい朝も時間を無駄にすることがなくなります。ちなみに、化粧水や乳液などもポンプに差し替えるだけで、使い勝手が格段に上がりますのでぜひお試しください。