2020年頃から身の回りのものが何度も値上げを繰り返してどんどん高くなっています。エレキギターやアコースティックギターの弦も例に漏れず、5年前と比べて価格は明らかに高くなっています。
そうした中で、信頼のおけるメーカーの弦の中からできる限りお手頃な製品を使っていこうと思ってフェンダー(Fender)の弦を時々購入しています。(本当はあまり知られたくないのですが)フェンダーの弦は3セットパックが驚くほど安くなっていることがあるのです。
Fender Super 250’s NPS Ball End Strings
フェンダーの「SUPER 250’s NICKEL-PLATED STEEL BALL END STRINGS(3PACK)」を購入しました。この弦をフェンダーのジャズマスターに張る予定です。
フェンダーの弦は色々なゲージの弦がラインナップされています。ただし、3パックは「09-42」や「10-46」のような主要なものしかありません。これらの弦は何度も使っていますが特に問題もなく普通に使えています。
昔から愛用しているアーニーボール(Ernie Ball)のエレキギター弦「Super Slinky(09-42)」と「Regular Slinky(10-46)」は、今では楽器店の店頭で1セット900円前後しています。
こちらのページで紹介しているフェンダーの弦は、1パックのほうではなく3パックが断然お買い得です。前回購入時の参考価格は税込1,380円です。1パックあたり税込460円です! これはいつも使っているアーニーボールの弦2パック分よりも安いため、とんでもなくお買い得感があります。
Amazon や サウンドハウスをチェックしてみてください。なお、当然のことながら価格は日々変動します。安い時を見計らって注文してください。
パッケージ下部には「MADE IN THE USA」との表記があります。また、フェンダーの弦はダダリオ(D’Addario)が製造しているようです。
どうでもいいことですが、パッケージの型番「Super 250‘s NPS Ball End Strings」と販売サイトの型番「Super 250L NPS Ball End Strings」が微妙に違っていますね。
「10-46」は1弦から6弦まで「.010」「.013」「.017」「.026」「.036」「.046」がセットになっています。このゲージはジャガーやムスタングなどショートスケールのギターにちょうどよいです。
「09-42」は1弦から6弦まで「.009」「.011」「.016」「.024」「.032」「.042」がセットになっています。ストラトキャスター、テレキャスター、ジャズマスターなど色々なギターに適しています。
紙箱を開けると3パックが個別包装されて入っています。3パックをざっと点検した限りでは錆びている部分はありませんでした。
ボールエンドのカラーはダダリオの製品と同じように弦の太さによって色分けされています。
1st Lake Placid Blue
2nd Graffiti Yellow
3rd Sea Foam Green
4th Nickel (Silver)
5ht Candy Apple Red
6th Brass (Gold)
カラー名称がフェンダーのカラーになっているのが面白いですね。
コスパが高いのは長持ちするコーティング弦ですが、従来の非コーティング弦を特に深い理由もなく使い続けています。弦にこだわりのない方は、良心的な価格のフェンダー弦を一度お試しになってはいかがでしょうか。