和室の柱に取り付ける時計が欲しくて、ダイソーの500円(税抜)の「掛け時計」を購入してみました。
この時計は、ダークブラウンという渋い色合いということもあって、和室に置いてもしっくりくる印象です。時計の針も静かなタイプで個人的にはかなり良い製品であると思いました。
ダイソーの「掛け時計」は500円(税抜)という価格なら悪くない
ダイソー「掛け時計」の詳細
和室に掛け時計が無くて不便に感じることがあったため、ダイソーの掛け時計を導入してみました。
最初はアマゾンで木製の掛け時計を探していましたが、ビビッとくるものがなかなか見つけられませんでした。良さげな製品は総じて価格が高かったです。
そこで、ダイソーの掛け時計を間に合わせと思って購入してみたところ、価格の割に十分使える製品であることが分かりました。
ダイソーの掛け時計のサイズは30.5cmという標準的なサイズとなっています。この掛け時計は4.5畳や6畳のお部屋にはちょっと大きいサイズで、リビングや10畳以上のお部屋に対して最適なサイズといえます。
製品の材質は、ポリプロピレン、ガラス、塩化ビニル樹脂、アルミニウムとなっています。製造国は中国です。
電池は単3乾電池を1本使用します。電池は別売りです。
紙箱を開けるとプチプチに包まれた時計が入っています。簡易な梱包ですが傷などは特になかったです。付属品や説明書はありません。
ダークブラウンの木目調が素敵
時計の文字盤はダークブラウンの木目調というとても落ち着いたデザインで、洋室でも和室でも違和感なく使用することができます。
文字盤は、数字と目盛り、そして針がホワイトであることから、視認性が高く離れたところからでも時間を正確に読み取ることが可能です。
文字盤の木目はシートに印刷されたものが貼り付けられているようです。近くから見ると印刷物であることが分かりますが、離れたところからだとそれなりに綺麗な木目に見えます。
文字盤の表示も茶色の背景に白い文字と目盛りという組み合わせで、時間の読み間違いが起こりにくいです。
また、文字盤には細かい目盛りが打たれているため、目盛りが無い時計と比べて時間を捉えやすいです。オシャレな時計には細かい目盛りが無いものも少なくありません。
時計の時針、分針、秒針も白色で長さや太さが違っていてかなり見やすくなっています。
秒針にはステップ秒針ではなくスイープ秒針が採用されており、秒針がカチカチせずスーッと動いていきます。カチカチという運針が聞こえず、作業中にも眠るときにも静かで気になることはありません。
掛け時計の側面は文字盤の木目調と合うようなダークブラウンの仕上げになっています。ただし、側面部分に高級感は感じられず、クッキーの缶のような印象を受けます。
掛け時計の裏側は値段なり
掛け時計の裏面です。時計の裏側だけを見るとおもちゃのような安っぽさを感じます。しかし、500円(税抜)という価格を考えると妥当な内容といえます。
ムーブメントは中心部に内蔵されています。時間合わせは黒いダイヤルで行います。
この時計は単3乾電池1本で動作します。電池は付属していません。電池の持ち時間はパッケージに記載されていませんでした。
6月に入って時計の針が止まっていることを確認いたしました。つまり、電池は約1年4か月持ったことになります。電池は個体差を加味しても1年以上は持つと思われます。
壁掛けフック用の取り付け穴は、裏面の上部に付いています。金具やプラスチック画びょう(プッシュピン)を壁に取り付けて、それを時計の穴に引っ掛けて使用します。壁用フックは別売りです。
余談ですが、関西?西日本?関東以外?では「画びょう」のことを「押しピン」ということがあります。私は大人になるまで「押しピン」が方言であることを知りませんでした。
実際に和室の壁に掛けてみた
和室の柱にピンが付いているところがあったので、そこに針金でフックを作ってちょうど良い位置に取り付けてみました。
ダイソーの掛け時計は500円(税抜)という価格を考えると、個人的には悪くはないと思っています。いかがでしょうか。
時計の作りは高級時計と比べるとチープであることは否定できません。けれども、ダイソーの時計は、時計の針と文字盤の視認性がとても高く、また、スイープ針の採用によって静音性が高められていることもあって、日常生活における使用感は十分なものであると感じました。