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スワンナプーム国際空港におけるタイバーツへの両替方法

カシコン銀行の両替所 タイ
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 タイ旅行の際の外貨両替は現地空港または街中の両替所で行うのが一般的です。日本国内の銀行や空港で両替してしまうとレートが悪くて損をしてしまいます。

 バンコクの玄関口であるスワンナプーム国際空港では、いたるところに両替所があります。ATMもいくつかあります。そのため、円からタイバーツへの両替はとても簡単です。空港で最低限のバーツを手に入れておけば安心してホテルや街中へ移動できます。

 このページではスワンナプーム国際空港の中で、もっともレートの良いとされる両替所を紹介しています。これらの両替所は朝から夜までに到着する便であれば問題なく利用できます。

 空港の詳細やSIMカードの購入は以下のページをご覧ください。

関空発 AirAsia X XJ613 で行くバンコク&市内へのアクセス
2023年夏、エアアジアX XJ613便を利用したタイ・バンコク行きの行程をまとめています。スワンナプームから市内へのアクセス等も含みます。
スワンナプーム国際空港におけるSIMカードの購入方法
スワンナプーム国際空港におけるSIMカードの購入方法をまとめています。タイ以外の国にも行く場合には複数の国で使えるSIMカードの利用がおすすめです。
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スワンナプーム国際空港における両替について

スワンナプーム国際空港到着時の両替方法

 日本からスワンナプーム国際空港へ到着される場合は、日本国内で両替せずに現地空港内の両替所を利用して日本円をタイバーツに替えるのが効率的です。現金の両替は手数料が掛かりません。

 街中まで行って両替所を探して歩き回らなくても済むのは大きいです。また、両替のためにだけに本来の目的地とは違う駅まで行くと時間を大幅にロスしてしまいます。

 スワンナプーム国際空港の中でレートが良いとされる両替所は、空港のBフロア(地下1階)エアポートレイルリンク(ARL: Airport Rail Link)改札付近にある三つの両替所です。

 電車でバンコク市内へ向かう際には必ず通るところでもあるので、そこで両替をするのが効率的です。SIMカードも両替所の向い側で購入することができます。

 タクシーやバスの利用を予定されている方でも、15分程度の時間をとれるのであれば鉄道駅の両替所を利用することができます。

 両替にはパスポートの提示が必要です。日本円を差し出すとタイバーツとレシートが返ってきます。両替後は必ずその場ですぐにお札を数えてレシートにも目を通してください。

 なお、5千円のみ両替したいという場合は、5千円札1枚または千円札5枚を差し出します。1万円を出すと1万円分の両替になってしまいます。

制限エリア内の両替所とATM

制限エリア内の両替所とATM

 スワンナプーム国際空港では、飛行機を降りてから入国審査場に向かう通路脇にも両替所があります。タイ入国後のバゲージクレーム(荷物受取所)付近には両替所とATMがあります。

 しかし、このあたりの両替所はレートがあまり良くありません。また、現金をATMで引き出すと手数料が掛かります。そのことに気をつけてください。

 1分1秒を争っている状況であれば目に付いた両替所を利用して最低限の現金を得てもよいと思います。ただし、便利なところにある両替所はレートが悪いことが多いです。数万円を両替する場合はレートによる差が大きくなるため、絶対にレートの良い両替所を探してから両替してください

 大きな買い物は基本的にクレジットカードの利用でOKです! 屋台以外のほとんどのお店でクレジットカードが利用できます。

 この他、市街地に行ってから両替することも可能です。両替所は街中に点在しており、鉄道主要駅の内外やショッピングモール内にもあります。それらの中にはレートが良いとされている両替所も多々あります。

 そういった意味でバンコクでの両替はひじょうに容易です。バーツが足りなくなったら街中の両替所ですぐに両替可能です。もちろん、レートは両替所ごとに違うので確認と比較は必須といえます。

 時間に余裕があって空港内で両替しておきたい場合は、空港内で良レートとされている両替所の利用をおすすめします。鉄道駅の切符売り場の横にある両替所での両替がややお得です。

空港内にある鉄道駅への行き方

スワンナプーム国際空港

 まず、バゲージクレームと税関を抜けて制限エリアの外に出ます。そして案内表示を見てエアポートレールリンクのある方向に進んでいきます。

 電車のピクトグラムが青と赤で示されていてとても分かりやすいです。また案内をよく見てみるとエスカレータを下りるピクトグラムとともに「FL (Bフロア=地下)」という表記もあります。それを見ながらエアポートレイルリンクの方向へ進んでいきます。

 なお、案内を見上げているときは貴重品に注意しましょう。また、制限エリアを出たあたりの両替所はレートが悪いことがありますので気をつけてください。

ターミナルガイド

 エアポートレールリンクの駅はBフロア(地下1階)です。空港マップにも電車のマークがあるので迷うことはありません。両替所は駅の券売機のすぐ脇にあります。

 カートを乗せられる長いエスカレーターを利用して、到着階の2FL(2階)からBフロア(地下1階)へ降りていきます。

鉄道駅横の両替所

 Bフロア(地下1階)に到着して駅のある方向に進んで行くと動く歩道があります。

 この手前にも両替所がありますが、レートは良くないようです。ですので、構わず動く歩道に乗って奥の方まで進んでいきましょう。

 写真の右奥にエアポートレールリンクの駅、正面奥に両替所、左奥にSIMカード売り場があります。ジュースを売っているお店もあります。

 両替所のさらに奥には箱型の簡易宿泊施設があります。そこは空港泊の時に利用できそうですね。

スワンナプーム国際空港におけるSIMカードの購入方法
スワンナプーム国際空港におけるSIMカードの購入方法をまとめています。タイ以外の国にも行く場合には複数の国で使えるSIMカードの利用がおすすめです。
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ARL駅改札付近にある良レートの両替所

三つの両替所のレートを確認する

三つの両替所

 先ほどの動く歩道の奥に三つの両替所が並んでいます。手前から「HAPPY RICH(ハッピーリッチ)」「KASHIKORN BANK(カシコン銀行)」「SuperRich(スーパーリッチ)」です。ハッピーリッチとスーパーリッチが人気のようです。

 これらの両替所は朝から夜まで営業しているようですが、深夜~早朝は閉まっています。現金による両替は手数料が無料だったと思います(要確認)。

 上記の両替所はほぼ同じレートが設定されているようです。ディスプレイのレートを確認して回ったら空いている窓口に行くのがおすすめです。ついつい行列ができている両替所に並んでしまいがちですが、前の人がややこしいことを言っていると時間を余計にとられてしまいます。

 各両替所のレート(2023年8月時点)を参考までに見てみましょう。各店のレートが同じであることが分かります。ただし、表示桁数は違っていますので見間違いにご注意ください。

 「BUYING」が日本円(JPY)からタイバーツ(THB)に交換することを意味しており、反対に「SELLING」がバーツから円に交換することを意味しています。

 なお、国や両替所によっては「We buy」または「We Sell」と書かれていることもあります。

HAPPY RICH(ハッピーリッチ)

ハッピーリッチ

 ハッピーリッチでは日本円(JPY)は Buying が「0.23750、Selling が「0.24100」と表示されています。

 「1万円」をタイバーツに交換すると約「2,375バーツ」になるということです。「5千円」は約「1,187バーツ」です。

 2024年ではこの時よりも円安傾向が進んでいることから、交換後のバーツは僅かに少なくなります。

KASHIKORN BANK(カシコン銀行)

カシコン銀行の両替所

 カシコン銀行でも日本円(JPY)は Buying が「0.2375、Selling が「0.241」と表示されています。

SuperRich(スーパーリッチ)

スーパーリッチ1965

 スーパーリッチもまた日本円(JPY)は Buying が「0.2375、Selling が「0.2410」と表示されています。

 以上のように、この時は各両替所でまったく同じレートが採用されていました。もしかするとレートが違うことがあるかもしれないので両替前に各店のディスプレイを必ず確認してください。

為替レートの確認と各両替所の本日のレート

 為替レートは以下のページで確認できます。またはグーグル検索でも「為替 バーツ」などのキーワードで検索すると表示されます。

 2024年5月25日時点では、1バーツ 4.28 円です。100バーツなら400円というように、表示価格を4倍にすると大まかな金額を把握することができます。

【参考】
外国為替相場一覧表 (三菱UFJ銀行)
タイ バーツ / 日本 円(Yahoo!ファイナンス)

 各両替所における本日の外貨両替レートは、以下の公式サイトでいつでも確認することが可能です。また各店舗の営業日時も変更されていることがあるので旅行前にお調べください。

【参考】
HAPPY RICH(タイ語)
KASHIKORN BANK(英語)
SuperRich(英語)

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