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特殊効果に関するプロンプト【Stable Diffusion web UI】

special-effects-prompt スマホ・PC
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 このページには特殊な効果や特別な背景などに関するプロンプトをまとめています。もしよろしければ各プロンプトをコピペしてお試しください。

 掲載しているプロンプトには再現性が低いものがいくつも含まれています。プロンプトによってはガチャが必要になる可能性があります。また、お使いのモデルによって正しく表現できるかどうかは異なります。

 プロンプトに加えて画像の作成例も一部掲載しています。誤字脱字等は追々修正していきます。

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特殊な効果に関するプロンプト

基本的な設定

 プロンプトと設定は以下のものを採用しています。

プロンプト
〇〇, masterpiece, best quality, 1 girl, solo, purple hair, braid, black t shirt, blue pants, street(注:ライティングの項目以降は場所をすべてroomに変更しています)
ネガティブプロンプト
(worst quality, low quality:1.4)
その他の設定
Steps: 20, Sampler: DPM++ 2M Karras, CFG scale: 7, Size: 512×768, Model: anything-v4.0, Clip skip: 2

 プロンプトは「〇〇」の部分を以下のものに変更しています。それ以外はほぼ共通です。

「Latent Couple」による人物の描き分け【Stable Diffusion web UI】
「Latent Couple」という拡張機能を利用することで、画面を分割して各領域ごとにプロンプトを効かせて、各人物をうまく描き分けることができるようになります。
AI画像の生成はグラフィックボードの交換で超快適になる!
グラフィックボードを「GTX 1660 Super」から「RTX 3060」に換装しました。その結果、AI画像生成の処理において画像生成にかかる時間が大幅に短縮されました。

画風に関するプロンプト

 ここには画風や色調に関するプロンプトの一部をまとめています。画風や品質に関するものは効果が分かりにくいことがあります。

 効果の得られないプロンプトも以下に含まれています。もしかすると他のモデルではうまく表現されるかもしれませんので、一旦掲載したままにしておきます。一度お試しください。

super fine illustration
スーパーファイン
イラストレーション
超美麗なイラスト よく見かける品質系プロンプト。
anime style
アニメスタイル
アニメ風 効果不明。
manga
マンガ
漫画風 効果不明。
comic
コミック
コミック風 効果不明。
magazine cover
マガジンカバー
雑誌の表紙
表紙風。
flat color
フラットカラー
ベタ塗り風 ややのっぺりとした表現?
rough sketch
ラフスケッチ
下絵風 ラフスケッチ風の絵が欲しいときに。
chibi
チビ
ちびキャラ ややちっちゃくなっていますw
realistic
リアリスティック
リアル調 二次元系モデルでもややリアルになる。
(realistic:1.3)といった強調もあり。
watercolor
ウォーターカラー
水彩 やや淡い色味になっている?
oil painting
オイルペインティング
油絵 使用モデルでは出ない。
line art
ラインアート
線画 使用モデルでは出ない。
chalk painting
チョークペインティング
チョーク 使用モデルでは出ない。
pencil drawing
ペンシルドローイング
鉛筆書き
 
monochrome
モノクローム
白黒、モノクロ シンプルな白黒表現になる。
sepia
セピア
セピア調 色褪せた茶色表現になる。
retro style
レトロスタイル
レトロ調な 使用モデルでは出ない。

 「ちびキャラ」が出やすいモデルで色々な「ちびキャラ」を生成してみました。詳しくは以下のページをご覧ください。

ちびキャラの生成【Stable Diffusion web UI】
「ちびキャラ」は適したモデルを使うことで簡単に生成することができます。ここでは実際に色々な「ちびキャラ」たちを作成してみました。かわよ。

 ネガティブプロンプトに「monochrome」などを指定している場合は一旦削除してください。「monochrome」が表現されません。このほか、「EasyNegative」などの拡張機能を入れている場合も一時的に除外してください。

「EasyNegative」の導入とその使い方【Stable Diffusion web UI】
「EasyNegative」を導入することで、ネガティブプロンプト入力の負担を最小限に抑えることができます。また公開されている画像を再現するときに必要になることも稀にあります。

 画風を変化させたり描き込みを増やしたりした場合は「flat LoRA」の導入がおすすめです。詳しくは以下のページをご覧ください。

「flat」 LoRA による画風の変化と画像の精緻化【Stable Diffusion web UI】
「flat」LoRA はマイナス適用するという斬新な発想で画風を大きく変化させるとともに描き込みを増やして細部を精緻化させることを可能にします。

作成例1

special-effects-prompt special-effects-prompt special-effects-prompt
anime style chibi realistic
special-effects-prompt special-effects-prompt special-effects-prompt
watercolor monochrome sepia

 プロンプトをたったひとつ入れ替えただけでも、これほど違った表現になります。とはいえ、「anime style」や「watercolor」のようにパッと見ただけでは効果が分かりづらいものもあります。もしも淡い色味が好みということであればパステルカラーを基調としたモデルを使うといった方法もあります。

人物の描写に関するプロンプト【Stable Diffusion web UI】
人物の描写に関するプロンプトをまとめて掲載しています。登場人物の性別や人数、それらの組み合わせ等はプロンプトを調整することで変更できます。

ライティングに関するプロンプト

 光の効果に関するプロンプトを含めることで、部屋や人物に対する光の当たり具合を調整することができます。

 ライティングと併せて強調して表現したい部位に「detailed ~」を指定するといった方法があります。

lighting
ライティング
照明・照明効果  
spot light
スポットライト
スポットライト 明るくしたいときに。
strong light
ストロングライト
強い光 逆光のことも。
light leaks
ライトリークス
木漏れ日 光が差し込む。
light rays
ライトレイズ
光線 光が差し込む。
backlighting
バックライティング
逆光 backに反応して背中を
向けたポーズになる傾向。
sunlight
サンライト
太陽光 太陽光がやや強調される。
sunbeam
サンビーム
太陽光線 太陽光がやや強調される。
lens flare
レンズフレア
レンズフレア 太陽光がやや強調される。
light particles
ライトパーティクルズ
光の粒子 光の粒子が舞うことがある。
light sparkles
ライトスパークルズ
光の輝き 光がやや強調される。
十字状の光が出ることも。
bokeh
ボケ
ボケ 背景がややぼける。
depth of field
デプスオブフィールド
被写界深度 これはよく使われている。
奥行き感がやや強調される。
cinematic shadow
シネマティックシャドウ
映画的な影 映画のような淡い色味?
deep shadows
ディープシャドウズ
影が明確に強調される。
faint light
フェイントライト
微弱光 かすかな光の表現。

 これらのプロンプトは場所との組み合わせによって効果がパッと見て分からないことがあります。

 屋外を背景に指定していると「差し込む光」などの表現は分からなくなることがあります。その場合には屋内を背景に指定してみてください。いずれも「窓際から光が差し込む」光景が表現される傾向があります。

構図とポーズに関するプロンプト【Stable Diffusion web UI】
構図と人物のポーズに関する描写のプロンプトをまとめて掲載しています。キャラクターのポーズを上手く表現することで動きのある画像が生成されるようになります。

作成例2

special-effects-prompt special-effects-prompt special-effects-prompt
spot light strong light lens flare
special-effects-prompt special-effects-prompt special-effects-prompt
light sparkles depth of field cinematic shadow

 ライティング系は屋内を指定している場合には人物が窓際に配置されることがほとんどです。そして光が窓から差し込むような描写になります。

「MultiDiffusion」による画像の拡大【Stable Diffusion web UI】
「MultiDiffusion with Tiled VAE」という拡張機能を利用することで低VRAMのグラフィックボードでもパノラマ画像や高解像度の画像を生成することが可能です。

特殊な背景に関するプロンプト

 背景が不要な場合には適当な色を指定するという手があります。しかし、別のオブジェクトが同時に表現されてしまうこともあります。また、色が指定色以外になってしまうこともあります。それでも汎用性は高いと思います。切り抜きにも使いやすいです。

 このほか、「花」や「稲妻」を背景に表現することもできます。

background ~
バックグラウンド ~
~の背景 色や場所を加えるとその要素を
背景に強調して表現できることも。
white background
ホワイト ~
白い背景 割と白になる。
black background
ブラック ~
黒い背景 割と黒くなる。
green background
グリーン ~
グリーンバック 映像製作のグリーンバックとは
別のもののくすんだ緑色。
blue background
ブルー ~
ブルーバック  
pink background
ピンク ~
ピンク色の背景  
flat background
フラット ~
無背景 背景色はまちまち。
色を指定したほうが良いかも。
rose background
ローズ ~
薔薇 背景の一部に薔薇が
表現される。
sunflower background
サンフラワー ~
ひまわり畑 背景全面にヒマワリを
表現できる。
live stage
ライブステージ
ライブステージ スポットライトを浴びて
マイクや楽器を持っている。
confetti
カンフェティ
紙吹雪 場所を指定していないと
場所がまちまち。
fluttering petals
フラッタリングペタルズ
花びら 花の種類、花びらの量、
花の位置はまちまち。
stained glass
ステンドグラス
ステンドグラス 必然的に屋内が表現される。
flame background
フレイム ~
炎に取り囲まれたような。
lightning background
ライトニング ~
稲妻 あの「令和最新(ビリビリッ)」が
表現できますw
snow background
スノウ ~
雪は天候として「snow」を
指定するだけでも十分かも。
soap bubble background
ソープバブル ~
シャボン玉 シャボン玉が数個出てくる。

 天候に関するものは背景に関する以下のページに掲載されたプロンプト一覧の中から希望のものを指定してください。

背景に関するプロンプト【Stable Diffusion web UI】
このページでは風景・景色・場所などの背景に関するプロンプトを掲載しています。背景の描写は人物を引き立てて雰囲気や物語性を良くすることに繋がります。

作成例3

special-effects-prompt special-effects-prompt special-effects-prompt
white background black background green background
special-effects-prompt special-effects-prompt special-effects-prompt
blue background pink background rose background
special-effects-prompt special-effects-prompt special-effects-prompt
sunflower background live stage confetti
special-effects-prompt special-effects-prompt special-effects-prompt
fluttering petals stained glass flame background
special-effects-prompt    
soap bubble background    

 「特定の色+background」はそれなりに使えそうです。緑やピンクも淡い色味で悪くありません。

「Cutoff」による色の正確な指定【Stable Diffusion web UI】
「Cutoff」という拡張機能を利用することでプロンプトの色指定が他の要素に移ることをある程度防ぐことができます。使い方はとても簡単です。

特殊な要素に関するプロンプト

 他の要素にカテゴライズしにくい内容をこちらにまとめています。「吹き出し」は謎の文字が出ますが、一部の記号は割と正確に表現できるようです。

character chart
キャラクターチャート
キャラクター図 アニメの公式サイトにあるような
キャラの案内画像。
reference sheet
リファレンスシート
キャラクターの
設定シート
キャラの前・後・横などが
表現されたシート。
解像度は横長がおすすめ。
speech bubble
スピーチバブル
吹き出し 謎の文字の吹き出し。
spoken exclamation mark
スポークン
エクスクラメーションマーク
「!」の吹き出し 謎の文字が含まれることも。
speech bubble
exclamation mark
  この表現では出ませんでした。
謎の文字が出がち。
spoken question mark
 ~クエスチョンマーク
「?」の吹き出し 謎の文字が含まれることも。
speech bubble question mark 「?」の吹き出し  
spoken heart
 ~ハート
「♡」の吹き出し ハートマークが出てくる。
小さいものから大きいものまで。
speech bubble heart 「♡」の吹き出し 謎の文字が含まれることも。
speech bubble heart mark 「♡」の吹き出し 同上。
spoken musical note
 ~ミュージカルノート
「音符」の吹き出し 「♪・♫・♩」など
speech bubble musical note 「音符」の吹き出し  

 「speech bubble」と付けたほうは「謎の文字」と一緒に「!」などの記号が出ることがあります。これらの表現は必要に応じて使い分けてください。

 また、ハートマークの吹き出しはピンク色で表現されることがほとんどですw

作成例4

special-effects-prompt special-effects-prompt special-effects-prompt
character chart reference sheet speech bubble
special-effects-prompt special-effects-prompt special-effects-prompt
spoken exclamation mark spoken question mark spoken heart
special-effects-prompt    
spoken musical note    

 「character chart」や「reference sheet」は解像度を横長に設定することによって、もっとそれらしい画像を生成することができます。また、吹き出しも工夫次第で画像に変化を付けることができて面白いのではないでしょうか。

 このような特殊な効果をうまく活用することで、いつもの少し違った画像を生成することが可能です。冒頭でも述べたとおりモデルによって再現できるものとできないものがあるようです。これらのプロンプトが今お使いのモデルで表現できるかどうかぜひお試しください。

背景に関するプロンプト【Stable Diffusion web UI】
このページでは風景・景色・場所などの背景に関するプロンプトを掲載しています。背景の描写は人物を引き立てて雰囲気や物語性を良くすることに繋がります。
画像の品質を規定するプロンプト【Stable Diffusion web UI】
多くの画像に使われている品質向上系のプロンプトをまとめて掲載しています。画像の品質を規定するプロンプトは思いどおりの画像を生成するために欠かせません。
ネガティブプロンプトの重要性【Stable Diffusion web UI】
ネガティブプロンプトに関する表現をまとめて掲載しています。ネガティブプロンプトは意図しない表現を抑止するために必要不可欠な要素といえます。