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スノーピーク「チタンパーソナルクッカー」は高品質&超軽量

パッケージ アウトドア
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 スノーピークのクッカーといえば「アルミパーソナルクッカー」が定番のアイテムになっています。アルミのクッカーはお笑い芸人のヒロシさんが愛用されていることでも有名です。

 実はこのパーソナルクッカーシリーズにはアルミ製以外にチタン製も用意されています。チタンは頑丈かつ軽量であることから、登山者向けのギアにも多用されている素材です。

 私は色々と検討した末に「チタンパーソナルクッカー」を選びました。このページではスノーピークのチタン製クッカーを紹介しています。なお、このページに掲載している写真は購入時のものです。

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スノーピーク「チタンパーソナルクッカー」

クッカーの概要

チタンパーソナルクッカーセット

 スノーピークのパーソナルクッカーは、アルミ製とチタン製のいずれも大小二つのクッカーがセットになっています。大クッカーの中に小クッカーがスタッキングされており、全体としてとてもコンパクトになっています。クッカーのフタは簡易なフライパンやお皿として使うことができます。

セット内容

 小クッカーの中にはOD缶(250g)を収納することができます。また、クッカーを収納するためのメッシュ収納ケースが付属しています。

製品情報

名称 チタン パーソナルクッカーセット(SCS-020T)
(TITANIUM MULTI COMPACT COOK SET)
サイズ クッカーL/直径150×72mm
クッカーS/直径128×69mm
フタL/直径155×32mm
フタS/直径137×30mm
容量 クッカーL/1000ml
クッカーS/780ml
フタL/500ml
フタS/350ml
重量 330g
付属品 メッシュケース
製造国 日本
発売元 snow peak

チタンクッカーの特徴

 チタンにはさまざまな特徴があります。チタン製のクッカーの特徴を簡単に見てみます。

良い点
・軽量である
・頑丈である
・金属臭(金属味)がしない
・見た目がカッコイイ

悪い点
・熱伝導率が悪い
・価格が高い

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チタンパーソナルクッカーのデザイン

クッカーは簡易梱包

 チタンパーソナルクッカーの箱を開けるとビニールに包まれたクッカーが出てきます。注意書きが貼り付けられているだけで説明書はありません。

 アルミパーソナルクッカーと比べると重量と一部サイズが僅かに異なりますが、外観はほとんど同じです。ただし、金属の質感はまったく異なります。

同梱物一覧

 クッカーLの中にクッカーSが収められています。メッシュ収納ケースも付属しています。

 スタッキング時には写真のとおりクッカーLとクッカーSの間に若干の隙間があります。クッカーSを薄い袋に入れてから収納するとカチャカチャ音が鳴りません。

クッカーS

クッカーSのセット

 こちらがクッカーSのお鍋です。クッカーSの容量は780mlとなっています。小鍋で手に馴染む大きさといえますが、ほとんどの袋ラーメンはそのままでは入りません。

 しかし、OD缶(250g)やマグカップなどは問題なく収納できます。

水量メモリ

 クッカーSの内側には200mlと400mlの水量メモリがあります。メモリは調理の際に目安となります。

収納されたハンドル

 ハンドル部の付け根はとても綺麗に取り付けられています。左右に分かれたハンドルはクッカーの周囲を覆うように格納されています。ただし、ハンドルは固定されていませんので、逆さにすると動きます。

ハンドル

 ハンドルを引き出した状態です。ハンドル部は丸くなっていますが問題なく握ることができます。不便は特に感じません。

ハンドルの付け根

 ハンドルの付け根はしっかりと作られているため、ハンドルの位置が極端に歪むということはありません。また、ハンドルが取れるといった心配も要りません。

クッカーSの底面

 クッカーSの底面です。チタンの質感の良さがお分かりいただけるかと思います。底面には「titanium japan」というロゴが薄らと刻印されています。

クッカーSのフタ

 こちらがクッカーSのフタです。ハンドルが折りたたまれた状態になっています。

クッカーSのフタのハンドル

 こちらがハンドルを引き出した状態です。ハンドルの付け根のところでロックされています。ハンドルには調理しやすいように若干の傾きがあります。

クッカーSのフタ

 フタは食器としての使用以外に簡易なフライパンとして使用することもできます。

クッカーSのフタの全景

 クッカーSのフタは容量が350mlとなっています。チタンの熱伝導率と容量を考えると本格的な調理には向いていません。

チタンの質感

 チタンの質感は本当に素晴らしいです。

スノーピークのロゴ

 フタの裏側にも「* snow peak titanium japan」というロゴが薄らと刻印されています。

フタとお鍋のセット

 クッカーSのお鍋にフタをセットしたところです。フタは慎重にセットしないと上手くはまりません。また、フタが簡単に外れてしまいます。その点が少しストレスになります。

 写真ではフタのハンドルが収納された状態になっていますが、普通はフタのハンドルも引き出したまま使います。

クッカーL

クッカーLのお鍋

 こちらがクッカーLのお鍋です。クッカーLの容量は1000mlとなっています。ラーメンなども簡単に調理することができます。レトルトカレーのパックなどは二人分入れることができます。ソロキャンプから二人キャンプまで幅広く使うことができます。

水量のメモリ

 クッカーLの内側には400mlと800mlの水量メモリがあります。調理の際に目安として使えます。

格納されたハンドル

 ハンドルはクッカーSと同様に本体に沿わせるかたちで格納されています。

クッカーLのハンドル

 こちらがハンドルを引き出した状態です。ハンドルは固定されていませんが、問題なく持つことができます。

クッカーLのハンドルの付け根

 ハンドルの付け根もしっかりと溶接されています。ハンドルも不自然に傾くといったことはありません。

クッカーLの底面

 クッカーLの裏側には「titanium japan」というロゴが薄らと刻印されています。全体的にチタンの質感の良さが伝わってきます。

クッカーLのフタ

 クッカーLのフタには「* snow peak titanium japan」というロゴが刻印されています。

ハンドルのロック機構

 こちらがハンドルを引き出した状態です。ハンドルはロックされています。

クッカーLのフタ

 フタは小皿やフライパンとして使うことができます。

チタン製

 クッカーLのフタは容量が500mlとなっています。クッカーSのフタよりも容量が多くて使いやすいのではないでしょうか。

クッカーLのフタの全景

 クッカーのフタはSもLも大きさ以外ほとんど同じです。

フタのロゴ

 お鍋だけでなくフタの質感も良いです。

クッカーLのフタとお鍋

 クッカーLにフタをセットした状態です。クッカーSと同じくフタのはまり具合が良くありません。しかし、この点はアウトドア用のクッカー全般に当てはまるようにも思います。

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良質なクッカーが欲しい方におすすめしたい

クッカーSとクッカーLの比較

 スノーピークのチタンパーソナルクッカーは、さすがメイドインジャパンといいたくなるほどの出来映えです。このクッカーはチタン素材の質感も相まって見ているだけで惚れ惚れします。ニューヨーク近代美術館(MoMA)に現代美術品として飾っていたとしても違和感がないと思います。

 スノーピークのクッカーにはトレックシリーズという深型のクッカーもあります。そちらは山登り用のアイテムとして重宝されています。しかし、キャンプシーンでは深型のクッカーよりも開口部が広くて食材を入れやすい浅型のクッカーのほうが適しています。

 クッカーはステンレス製、アルミ製、チタン製など素材の異なるものがあります。それぞれ特徴も違うことから、一概にどれがベストとはいえません。ご自身のスタイルや志向に合わせて最適なものを選ばれることがもっとも良い選択ではないでしょうか。

パッケージ

 私のような初心者の場合は使い勝手の良いアルミを選ぶべきなのでしょうが、アルミには金属臭や金属味の問題がついて回ります。

 私はアルミの金属臭がものすごく苦手ということとチタンの質感が好みということで、色々な製品を比較した上でスノーピークのチタンパーソナルクッカーを選びました。

 スノーピークのパーソナルクッカーシリーズでは、アルミパーソナルクッカーが圧倒的な人気を誇っています。その理由は、アルミ製クッカーは使い勝手が良くて、価格も手頃というところにあります。それに対して、チタン製クッカーは熱伝導率が悪くて食材がすぐに焦げ付いてしまうということに加えて、価格も高いというデメリットがあります。けれどもチタン製は軽量で質感も高く、見た目が最高にクールという特徴があります。

 そのあたり長短を理解した上で、決定すると後悔が生じにくいと思います。ご飯を炊くときの焦げ付きが気になる場合は、お米を耐熱性のポリ袋に入れて湯煎で炊くという方法もあります。色々と工夫してみるということもアウトドアの醍醐味かもしれません。

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