在宅時間が長くなってからというもの、暇を見つけてはDIYで色々なものを作ったり、劣化したところを補修したりしています。材料を買いにホームセンターに寄ることも多いのですが、木材はかなり良いお値段で気軽に買うことはできません。
そんなときはホームセンターの端材コーナーを見てみると良いかもしれません。ホームセンターの端材コーナーには、色々な用途に使えそうな端材が置いてあることがあります。
ペラペラのベニヤ板や小さなフローリング材などのように、使いどころが難しい端材も多く含まれていますが、中には有効に活用できそうな木材が出ていることもあります。ただの端材と侮ることはできません。
良い材との出会いは運によるところが大きいですが、見つけたときに確保しておくとのちのち色々な場面で重宝します。ただし、端材の中には割高なものも含まれているため見極めが必要です。
さまざまな種類の端材
参考程度に、これまで購入した端材の一部を購入時の価格とともに掲載しておきます。
価格はお店によっても時期によっても違います。同じものはひとつとしてありません。思いどおりのサイズがないことも多いです。そのあたりは既製品とは性質が異なります。
地域によってはもっと安く手に入るとかタダで手に入るとかいったことがあるかも知れませんが、そういったことは都市部ではなかなか難しいように思います。
パイン集成材の端材
この板はパイン集成材の切れ端です。パイン集成材は多くのホームセンターで取扱いがあることから、端材コーナーに出ていることがあります。
集成材は十分な厚みがあるため、DIYで棚や入れ物を作るときに使うことができます。
このパイン集成材の購入価格は各100円でした。このサイズでも普通に売られている板から切り出すとなるとかなり高くなってしまいます。
胴縁の端材
この材はおそらく胴縁か何かだと思います。細長い木を探していたときに見つけたものです。
購入価格は各30円でした。
胴縁は安いものであれば1,820mmで150円前後で売られていることもあるため、それほどお買い得感はありませんが、ちょうど必要なサイズだったこともあり購入しました。
杉集成材(杉無垢ボード)の端材
杉の集成材は既製サイズで購入するとかなり良いお値段です。ちょっとした切れ端が欲しいというときに、わざわざ大きな板を購入することはためらわれます。そういうときに端材が売られているとラッキーです!
ただし、杉板の端材は杉板を取り扱っているホームセンターでなければ端材コーナーに出ることはないと思います。
価格は幅の狭いほうが各100円で、幅の広いほうが150円でした。
こちらの大きい板2枚は杉無垢ボードの端をカットしたときの端材だと思います。
価格は各200円でした。この価格は激安だと思います。
ホワイトウッドの端材
こちらはホワイトウッドの端材です。価格は各50円でした。
それほどお安くはないのですが、棚を塗装する時に下に敷くものが欲しかったので購入しました。
ラワンランバーコア(合板)の端材
これはラワンランバーコアと思われる合板の切れ端です。いずれも長さが1,000mmほどあります。
厚みは手前が21mm?、奥が24mmあります。
これだけあれば小さな棚を作ることもできます。何を作ろうか考えているときも楽しいですよね。
端材コーナーはお宝の山
小さなホームセンターには端材コーナー自体がないこともあります。また、端材コーナーがあっても小さな木片の詰め合わせ販売しかないこともあります。
一方、大型ホームセンターは木材の取扱いが豊富であることから、端材を置いてある可能性が高いです。次のようなお店を中心に巡ってみると良いかもしれません。
・大型のホームセンター
・木材カットサービスがあるお店
・DIYコーナーが設置されているお店
・プロショップが併設されているお店
端材コーナーの存在はDIY好きの方にはよく知られているようで、めぼしいものが既に売れてしまっていることも少なくありません。ですので、スーパーが併設されているお店であれば、食材を買いに行くついでに毎回端材コーナーを覗いてみてはいかがでしょうか。DIYにちょうど良い端材が格安で手に入るかもしれません。