ヘアドライヤーはパナソニックの「イオニティ(EH-NE48-W)」を愛用していました(今は後継機種が出ています)。
けれども、しばらく前から吹出口上部のマイナスイオン発生器から異音が出るようになりました。温風冷風は問題なく出ていたためそのまま使用を継続していましたが、ワット数の大きな家電であるため安全性を考えて新しいものに買い替えることにしました。
そして先日、アマゾンのセールで新しいドライヤーを購入しました。今度のドライヤーは、コンパクトなタイプではなく美容室で使われているような大きなタイプを選んでみました。
それがコイズミの「モノクローム」シリーズの廉価なヘアドライヤー「Monochrome(KHD-9460/K)」です。有名メーカー製でとてもクールなデザインでありながら低価格という特徴があります。
コイズミ「Monochrome(KHD-9460/K)」
シンプルなパッケージ
新しいヘアドライヤーは、コイズミの「Monochrome(KHD-9460/K)」です。今風のシンプルなパッケージからはオシャレさが漂っていますね。
色々な製品を検討していたところ、この製品がセールになっていることを知り、デザイン性が高くて性能も十分な内容であったため買い替えることにしました。なお、2021年7月の購入時の価格は2,580円でした。
アマゾンの製品ページにはアマゾン限定ブランドと記載されていますが、楽天市場でもYahoo!ショッピングでも販売されているようです。
ヘアドライヤーの仕様
このヘアドライヤーは、サロン品質をうたう低価格モデルです。シロッコファンを搭載しています。フィルターは着脱式で水洗いも可能です。
風量は記載されていませんが、その他の1200W製品と変わりないと思います。
製品のサイズは、幅が約23.7cm、奥行が約8.7cm、高さが約28cmとなっています。電源コード長は1.7mです。また、本体重量は620gです。
電源はAC100Vで周波数は50/60Hz(西日本でも東日本でも使用可)です。消費電力は1200Wで、風量調節は2段階(1200/600W)となっています。
付属品は集風器(先端のノズル)と簡易な取扱説明書(保証書付)です。また、保証期間は1年となっています。製品は中国製です。
本品にはマイナスイオン発生器は付いていません。マイナスイオン云々は科学的根拠のないものであるため、まったくもって不要です。
同梱物一覧
こちらが同梱物の一覧です。
本体とノズルは傷防止のため、ビニールに包まれていました。
付属品は簡単な「取扱説明書」と先端に付ける「ノズル」のみとなっています。
シンプルデザインのヘアドライヤー
本体のデザイン
製品のデザインはモノクロームというシリーズだけあって、とてもシンプルに仕上げられています。黒を基調にしたシックなカラーリングです。筒の部分に「Monochrome」というロゴが刻印されています。
パッと見た感じでは2,000円台の製品とは思えません。ヘアサロンに置いてあっても違和感がない製品です。どこの家の脱衣所に置いても上手く馴染むのではないでしょうか。
サイズはコンパクトドライヤーと比べると一回り大きなものになります。美容室や理髪店に置いてあるものとほぼ同じサイズ感です。
ですので、コンパクトドライヤーから買い替える場合は、使い慣れるまでに一定の時間がかかります。お子さんがお使いになる場合は大きくて使いにくいと思います。また、収納場所を予め考えておく必要があります。
裏側は表とほとんど同じデザインです。
吹出口のデザイン
筒の部分だけガンメタルのような塗装になっています。安っぽい感じはまったくありません。ただし、ぶつけると塗装が剥げます。
こちらは先端ノズル未装着時の吹出口です。この部分に付属のノズル(集風器)を取り付けて使用します。
静音性(音量)は、コンパクトドライヤーとあまり変わらないと感じました。ですが、そこまで不快な音量ではありません。
風量はそこまで強くありません。類似品の「KHD-9440/N」には風量1.1m3という記載があります。旅館やホテル、スーパー銭湯などに置いてあるようなドライヤーと比較しても大して変わりません。
吸入口のデザイン
空気の吸入口は本体の両面に設けられています。
どちらにも着脱可能なメッシュ状のフィルターが付いています。髪の毛を巻き込む心配はなさそうです。
フィルターはボタンを押すだけのワンタッチ操作で取り外すことができます。ボタンはフィルターの右側に付いています。
フィルターはツメ2箇所で本体に固定されています。装着時はカチッとはめるだけです。
ハンドルのデザイン
ハンドルは一般的なドライヤーと同等の作りになっています。指があたる部分に電源スイッチや切り替えスイッチが付いています。
このヘアドライヤーはハンドル部分を折りたたむことができません。そのため、コンパクトドライヤーと比べて収納スペースが余分に必要になります。
ハンドル下部のスイッチが電源とターボ切替えスイッチを兼ねています。そして、ハンドル上部のスイッチが冷温切り替えスイッチとなっています。ボタンを押し上げると冷風で固定されています。再び押すことで温風に戻ります。
操作感はその他のドライヤーと同様にごく普通です。操作に慣れてくると日常の使用で困ることはなくなります。
ハンドルの背の部分は凹凸があって滑りにくくなっています。
電源コード
電源コードの付け根は断線しにくいように補強されています。
その脇には吊り下げ用のフックが付いています。このフックは大きめにつくられているため、たいていのS字フックに引っ掛けることができます。
電源コードは1200W製品ということもあって太くてしっかりしたものが採用されています。しかし、取り回しは不自由なく行えます。
コスパを求める方におすすめできる製品
コイズミの「Monochrome(KHD-9460/K)」はコストパフォーマンスを重視する方に特におすすめできる製品です。このヘアドライヤーは、価格を考えるととても優秀であることは間違いないです。
製品の特徴を以下に簡単にまとめてみました。
コスパの高いヘアドライヤーをお探しの方は、この製品を試してみてはいかがでしょうか。
風量がもっと必要な方は「大風量」をうたっている製品の中から、実際の風量が明記されている製品を選んでください。風量2.0m3以上が比較的大風量の製品となりますが、風量の測定方法が各社によって異なる点に留意してください。
(2024年6月21日追記)このドライヤーを不注意で壊してしまったので、新しい製品を購入しました。