タイのバンコクにある超巨大ショッピングセンター「セントラルワールド(centralwOrld)」。紀伊國屋書店はセントラルワールドの6階にあります。
2022年5月26日にリニューアルオープンして売り場面積が2倍の700坪に拡大されて現在にいたっています。コミックエリアも拡大され、漫画やアニメグッズが取り揃えられています。
店内には日本語、タイ語、英語の書籍が所狭しと並んでおり、現地駐在員から地元民まで幅広い客層で賑わっていました。

紀伊國屋書店 セントラルワールド店
超大型ショッピングモール「セントラルワールド」
超大型ショッピングモールのセントラルワールドは、BTSチットロム駅とBTSサイアム駅の真ん中あたり位置しています。どちらの駅からでも連絡通路を通って迷うことなく訪れることができます。
このセントラルワールドの6階に紀伊國屋書店が入っています。日本語の書籍が充実しているということもあって日本人のお客さんも数多く訪れています。もちろん、タイ語と英語の書籍もあります。
他にもたくさんのお店やレストラン、フードコートなどが入店しているのでセントラルワールドだけで1日滞在できるといっても過言ではありません。日本食のお店もいくつも入っています。また、イベントも時々開催されており、数年前にはジブリ店も開催されていました。



海外進出に力を入れる紀伊國屋書店
紀伊國屋書店は大阪の梅田本店に足繁く通っていることもあって、とても親近感を持っている本屋さんです。
紀伊國屋書店は海外進出にも力を入れており、アメリカ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、カンボジア、オーストラリア、台湾、UAE(アラブ首長国連邦)、フィリピンの10の国と地域で40店舗以上運営されています。
出店地域を調べてみるまでカンボジア(プノンペン)やUAE(ドバイとアブダビ)にまで進出しているとはまったく知りませんでした。
紀伊國屋書店 セントラルワールド店では、漫画やアニメに関連する書籍にも力が入っています。書籍全体に占める割合も高く、タイ語や英語に翻訳された漫画が所狭しと並んでいる光景は圧巻です。日本語(日本版)の漫画単行本も専用コーナーにたくさん並んでいました。
広大な漫画コーナーを眺めながら歩いていると現地で人気の高い作品がなんとなく見えてきます。その時々の人気作や最新刊がいくつも面陳列されています。
日本の漫画やライトノベルはタイでも大人気!
『キノの旅』や『魔女の旅々』などのように日本でもそれなりに知名度のある漫画は、タイ語に翻訳されたものが並んでいます。表紙のイラストも日本と同じようなものになっています。
こちらの無知でよく分からない作品も多々ありました。それだけ多くの作品が翻訳されてタイで販売されているということです。
漫画もアニメも評価の高い『薬屋のひとりごと』や『Re:ゼロから始める異世界生活』なども大々的に販売されています。日本や世界で人気のある作品は当然にタイ国内でも高い人気を誇っています。
なお、”TVアニメ『薬屋のひとりごと』展”が東京と福岡で開催されるようです。東京会場は松屋銀座の8階イベントスクエアにおいて 2025年3月26日(水)〜 4月14日(月)の期間に開催され、また福岡会場は博多阪急の8階催場において 2025年4月25日(金)〜 5月19日(月)の期間に開催されます。人気が続いていますね。
『ゴブリンスレイヤー』や『HELLO WORLD』もあります。ゴブスレのようなダークファンタジーも受け入れられているのですね。
こちらは『英雄王、武を極めるため転生す』でしょうか。
お気に入りの作品のタイ語版をお土産として持って帰るのも面白そうですね。
英語版のコミックも取り揃えられている!
タイのバンコクは国際都市でもあるため、英語版の書籍も充実しています。日本の漫画も英語版が大量に陳列されていました。
『ダンダダン』や『僕の心のヤバイやつ』などなどよく見かける作品はほぼ揃っているようです。
このときは『マッシュル-MASHLE-』『NANA』『五等分の花嫁』『鬼滅の刃』などが平積みされていました。
超大人気作の『ワンピース』も揃っています。
もちろん日本語版のコーナーもある!
ぐだ子もタイの特異点に進出している模様・・・・・・。
漫画アニメ関連コーナーは想像以上に広い
こちらの棚は漫画アニメ関連書籍コーナーのほんの一部分。
展示方法にも創意工夫が凝らされており、その時々の人気作や注目作のコーナーが設けられています。
英語版のコミックもアルファベット順にぎっしりと棚差しされています。
別のコーナーには『呪術廻戦』のタイ語版が大量に平積みされていました。大人気の作品は世界で概ね共通しているようですね。お時間のある方はこちらの紀伊國屋書店にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
タイのバンコクはどこに行っても日本の製品で溢れかえっている印象を受けます。それだけ日本の製品が信頼され、また日本の文化が受け入れられているのでしょう。
私自身もタイの食や文化、タイ人の笑顔と親切を愛してやみません。


