一般的な自転車のダイナモライトは自分で簡単に交換することができます。費用は1500円程度、所要時間は10分程度です。DIYに不慣れな方でも20分もあれば余裕で交換できます。
ハンドルに取り付ける電池式/バッテリー式のライトも有用ですが、外出時に取り付けるのを忘れたり、走行中に電池が切れてしまったり、駐輪場で盗られてしまったりすることがあります。
そういう意味では昔ながらのダイナモライトも捨てがたい選択肢です。今では高性能な製品が発売されています。
このページではダイナモライトの交換手順を写真付きで詳しく解説しています。

自転車ライトの交換方法
適合するライトを購入する

交換用のライトは自分の自転車に適合する製品を選ぶ必要があります。一般的な自転車(軽快車/ママチャリ)のダイナモライト(ヘッドライト/フロントライト/前照灯)は代替品がネットショップやホームセンターなどで容易に入手可能です。
今回、交換用のライトとしてパナソニック サイクルテックの「LED発電ランプ(NSKL138)」を選びました。こちらは普通の自転車に取り付け可能です。購入時の参考価格は1,118円でした(2026年2月時点)。価格は日々変動します。

カラーはグレーとブラックがあります。今回は安くなっていたグレーを選びました。安いほうを買えばOKです。
こういうライトは前カゴの下に取り付けるものなのでグレーでもブラックでも大して気になりません。実際、ブラックからグレーに交換しましたがまったく気になりませんでした。
本体は側面にパナソニックのロゴがあります。交換用のネジやナットが付属しているのでプライスドライバーやモンキーレンチなどの工具さえあればすぐに取り替えて使用できます。

タイヤに接触する部分はゴムローラーが採用されています。低負荷ダイナモ採用で回転トルクが約30%軽い(SKL097比)とパッケージに記載されています。
実際に走ってみると昔ながらのダイナモライトのような重さは一切感じませんでした。

中心の明るさは約2,200 cd(カンデラ)、周囲光度は約 900 cd です。照射範囲は1m 前方で約 Φ20 cm となっています。
フロントリフレクターが上部に付いています。内部のリフレクターも大きくワイドに照射される点を売りにしているようです。LEDチップは基板に直付けされているので、故障時は本体ごと取り替えることになります。
LEDチップはひとつだけですが正面から見ると眼が眩むほどの明るさになっているので、LEDは絶対に直視しないように注意してください。路面を照らす明るさも昔ながらのダイナモライトより明るいという印象を受けました。
照射角度は調整可能です。適当に取り付けてしまうと上向きになってしまうので、照射角度は調整が必須になります。調整方法は以下の画像をご覧ください。

自転車ライトはM6取り付けネジ1本で固定されているので、古いライトの取り外しも新しいライトの取り付けも簡単です。
通常はプラスドライバーひとつで交換できるのですが、古いネジは錆びて固着している可能性が高いので、モンキーレンチも用意しておくと作業が捗ります。モンキーレンチは以下の製品がおすすめです。

なお、ライトの定格は 4.4V – 1.2W、本体重量は約 250 g です。製造は中国。
古い自転車ライトを取り外す方法

自転車のライトはネジ1本で取り付けられているので、古いものを外して同じように取り付けるだけで済みます。
ライトの取り付け位置と照射角度の調整は必須となります。ライト本体がスポークやタイヤに接触すると大変危険ですので細心の注意を払って取り付けてください。
ここでは、古いライトがどのように取り付けられていたのか観察してみます。初心者の方はネジを外す前に各部をよく見ておいてください。

写真中央のネジを外すだけでライトが外れます。
しかし、長年に渡って雨ざらしにしている自転車のネジはプラスドライバーでは簡単に外れない可能性があります。

奥側は六角ナットで留められています。先ほどのネジを緩めてやるとこちらも勝手に緩みます。

古いライトを取り外す前にゴムローラーのあたる位置を見ておくと、新しいライトの取り付け位置に迷いません。DIY初心者は要確認です。

ネジがプラスドライバーでは回せなかったのでモンキーレンチを使用しました。ネジが六角タイプであればモンキーレンチを使うと簡単に緩みます。


ネジを少し緩めると後は手回しでも外せます。本体やワッシャーなどが転げ落ちないように手で押さえながらゆっくりと取り外します。
ネジの駆動部が壊れているような場合は以下のページをご覧ください。


新しい自転車ライトを取り付ける方法

新しいライトの取り付けは先ほどと逆の手順になります。
取り付けは表側から見て、M6ネジ、ワッシャー、ライト本体のステー、外歯ワッシャー(ギザギザの付いたワッシャー)、自転車本体の台座、六角ナットの順になります。

ネジを手で回せるところまで回してから、ライトを大体の位置と高さに合わせて仮留めしてください。これらは後で何度か調整が必要です。

パッと見ると正しく取り付けられているように思えますが、ゴムローラーの位置やライトの照射角度が合っていません。これらを適切な位置にセットします。
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ゴムローラーがタイヤに適切に接触しているか、泥除けに干渉していないかなどをチェックします。

ライトのケースがスポークやホイールに干渉していないか、ライトの照射角度が合っているかなどもしっかりチェックします。
ネジを緩めたり締めたりを繰り返しながら微調整を繰り返してください。明るいときは照射角度が正しいか分かりにくいので夕方以降に確認が必要です。
実際にライトを付けて乗車してみないとライトの位置が適切かどうか判別できません。ライトの照射角度が合っていないと感じたら後日また調整してください。
特に問題がなければ自転車ライトの交換作業は完了です。お疲れさまでした。



































