災害は忘れた頃に突然やってきます。電気や水が使えなくなると生活が立ち行かなくなります。電柱や街路樹が倒れていると給水車が通れません。災害の規模が大きくなればなるほど復旧には時間が掛ります。
だからこそ日頃から防災グッズを集めて、内容を定期的に点検しておく必要があります。
防災グッズを用意するのにコストがかかるという方もいらっしゃると思いますが、100円ショップにはお得なグッズがたくさんあります。水を入れるウォーターバッグも100円で買うことができます。
ここでは防災からアウトドアまで幅広く使用できるウォーターバッグを紹介しています。
セリア「折りたたみウォーターバッグ(容量3リットル)」
セリアには折りたたみ式のウォーターバッグが販売されています。本体はジャバラ状になっており、引き延ばして使用します。
容量は約3リットルです。飲料や手洗い用のお水を入れることができます。蛇口も付いているためひじょうに便利です。
製品情報
容量 | 約3リットル(満水時) |
サイズ(約) | 幅16cm × 奥行き20cm × 高さ17cm(収納時6cm) |
重量 | 97g |
材質 | ポリプロピレン・ポリエチレン |
耐熱温度 | 記載なし |
製造国 | 中国 |
発売元 | 株式会社マコト |
本体のサイズは、幅が約16cm、奥行きが約20cmです。高さは、収納時が約6cm、使用時が約17cmとなります。給水コックや取っ手があるためぺたんこにはなりません。
注意事項に使用時は容量の80%を基準にするとあります。また、具体的な耐熱温度の記載はありませんが、熱湯は使用できないとの注意があります。
本体を使用する前に水漏れの点検を行い、中性洗剤で洗浄する必要があります。
本体はひじょうにコンパクトになっています。給水コックと取っ手が付いているのが特徴です。
給水コックはキャップを緩めることで水の出る向きを調整することができます。
レバーを反対側に倒すと給水できます。
本体に水を入れる際には給水コック自体を取り外します。
吸水口の直径(内径)は約3cmです。
キャップの外周の白い部分は給水コックと別に回転します。
キャップの給水コックの位置を合せて取り付けます。
ジャバラを全開にした状態です。
ジャバラを少し折りたたんだ状態です。
ウォーターバッグには取っ手があります。一般的な大人の人の指4本が入ります。
軍手や革手袋をした状態では取っ手に指が入らないかもしれません。また、手の大きな方は取っ手をつまんで持ち上げることになると思います。
底面には何もありません。タンクの全面が地面に接地します。
このウォーターバッグには問題点が一つあります。手洗い時に片手でウォーターバッグを持ち上げなければいけないことです。この点が気になるなら据え置き使用ができるものを購入する必要があります。ダイソーの300円商品にウォータージャグがあります。
セリアのウォーターバッグは防災やアウトドアのグッズとして販売されているようです。このウォーターバッグは、防災や安全に関するグッズが置いてあるコーナーにあります。
ダイソー「アウトドア ウォーターバッグ(容量3.9リットル)」
ダイソーのウォーターバッグは容量が3.9リットルもあります。しかも、未使用時にはコンパクトに折りたたんで丸めることができます。パッケージには「ペチャンコ水筒」とあります。ハイキングや海外旅行など荷物を少しでも減らしたい場合は、このウォーターバッグが使えると思います。
製品概要
容量 | 約3.9リットル |
サイズ(約) | 幅23.7cm × 高さ37cm × 奥行き0.1cm(マチ付きのため使用時は数cm) |
重量 | 33g |
材質 | 本体:ポリエチレン・ポリアミド、口栓部:ポリエチレン |
耐熱温度 | 80℃ |
耐冷温度 | -20℃ |
製造国 | 韓国 |
発売元 | 記載なし |
販売 | 株式会社ダイソー |
サイズは幅が23.7cmで高さが37cmです。未使用時はひじょうにコンパクトになるため、バックパックに軽々収納できます。
口の部分だけは最低限の厚みがあります。だいたい3cmほどです。
パッケージの裏面には注意事項が記載されています。
このウォーターバッグがひじょうに薄いことがわかります。
口の部分の厚みは特に気になりません。
口の部分の直径(内径)は約1.8cmです。したがって、氷を入れることはできません。
ウォーターバッグには水を入れるのに十分なマチがあります。ただし、水をたくさん入れても自立しません。
使用時にはマチの部分が広がります。水量によってマチの広がり方は異なります。また、ウォーターバッグを縦にしたときと横にしたときではマチの厚みが変わります。
折り曲げを繰り返しても特に問題はないようです。簡単に破れる感じではありません。
少人数でのキャンプやバーベキューにはセリアの蛇口付きのタンクが最適だと思います。一方で、ハイキングやツーリングなどでは小さくなるダイソーのウォーターバッグが適しているといえます。
「ウォーターバッグ」のまとめ
ホームセンターや100円ショップには、10リットルや20リットルの大容量のタンクも販売されています。しかし、ソロキャンプやバーベキューではそこまで必要にならないことがあります。そんなときに100均のウォータータンクがおすすめです。
さらに防災のこと考えると、複数のウォーターバッグを用意しておくと安心できます。