ボディソープが少なくなった来たので、今度は石けんに切替えようと思います。石けん自体は柿渋石けんもあるのですが、そちらは不定期で使用しています。
今回は無添加のオリーブオイルせっけんを試してみることにしました。
オリーブの本場であるギリシャ製のオリーブオイル石けん
無添加のオリーブオイルソープ
このオリーブオイル石けんは、ギリシャのパポタニス(Papoutsanis)というメーカーの「ピュアオリーブオイルソープ」です。ギリシャはオリーブの有名な生産地です。
パポタニスは1870年に創業されたギリシャで最初の石鹸工場で、今ではいくつもの石けんや化粧品のブランドを展開しています。安全性の高い製品作りを心がけているようです。
公式サイトによると、ホテルアメニティのギリシャ市場ではトップシェアを誇っているようです。また近年では世界25ヵ国に製品を輸出しており、売上の40%余りを占めているとのことです。
なお、パポタニスは2020年に創業150周年を迎えており、この石けんのパッケージの側面にも「150」というロゴが入っています。
(参考)
PAPOUTSANIS(パポタニスの公式サイト)(英語)
BRANDS(展開ブランド一覧)(英語)
Green Olive Soap(オリーブオイル石けんの製品ページ)(英語)
デザイン性に優れたパッケージ
製品はとてもデザイン性の高いパッケージに入っています。パッケージを見て一目惚れしてこの石けんに決めました。CDでいうところのジャケ買いですね。
こういう製品は高価なものが多い印象ですが、こちらの製品はお手頃価格で購入できます。
ピュアオリーブオイルソープの詳細
パッケージの裏面には日本語の説明が記載されたシールが貼り付けられています。
大阪の豊中市にあるダイショートレーディング株式会社が輸入販売しているようです。
この石けんは赤ちゃんでも使える無添加石けんです。肌タイプは乾燥肌でも敏感肌でも使えるとあります。また、洗顔や洗髪にも使えるようです。
ギリシャ産のオリーブオイルだけを85%以上配合しており、合成成分を含まず伝統的な釜炊き製法によって作られているという特徴があります。
全成分は、オリーブ脂肪酸Na、水、塩化Na、クエン酸です。こういう製品は合う合わないがありますので、肌の目立たない部分で試してから使用してください。
ピュアオリーブオイルソープの匂いについて
箱の中に石けんが直接入っています。箱も石けんもシュリンク包装されていません。ですから、ネット通販の段ボール箱を開けると強い匂いがそのまま漏れ出てきます。
この石けんの香りはお世辞にも良いとはいえません。それどころか、子どもの頃に遊んだ油粘土のような臭いが漂っています。それを知らずに購入するとびっくりすると思います。表面を丁寧に洗い流しても匂いは変わりません。しかし、これはそういうものです。香料は入っていません。
ピュアオリーブオイルソープのデザインと形状
石けん自体はとてもシンプルなデザインです。
オリーブの葉と実のロゴマークが中央に描かれています。その下の「ΠΑΠΟΥΤΣΑΝΗΣ」という文字は「Papoutsanis」というメーカー名のギリシャ語表記です。
石けんの裏面は無地です。
重量は125gです。よくある100gの石けんと比べると一回りくらい大きいです。ソープディッシュから少しはみ出るかもしれません。
ピュアオリーブオイルソープの使用感
実際に身体を洗ってみるとしっとりとした洗い上がりになりました。石けんは泡立ちもよいです。泡がややぬるっとしているところが保湿に繋がっているのかもしれません。
匂いは石けんをきちんと洗い流せば身体にまとわりつくことはありません。
石けん自体はやや柔らかめのように感じました。使用後にソープディッシュに置いておいたところ、翌日の使用時に受け皿の型がついて軽く引っ付いていました。しかし、使用にはまったく支障はありません。
オーガニックのオリーブオイル石けんを探しているという方は、一度お試しになっても良いかもしれませんね。
ギリシャ製の製品はオリーブオイルを除くと日常生活であまり見かけることがないように思います。最近では個人的に色々な国の優れた製品を試してみたいという思いが強まっています。また別の製品を使うことがあれば感想をまとめたいと思います。
なんとこれと同じ製品の日本語パッケージのものがダイソーで販売されていました! 以前は販売されていなかったので今年になって新たに販売されたものと思われます。