防水パンはDIYで取り付け/取り外しが可能です。取り外したものは粗大ゴミに出すこともできますが、電動のこぎりを使って細かくカットしてから処分することもできます。いずれにしても自治体の定める方法を予め調べておく必要があります。
このページでは撤去した防水パンを解体して処分する方法について簡単にまとめています。
粗大ゴミを電動のこぎりで解体する
防水パンの取り外し
しばらく前に、長いあいだ使用していなかった洗濯機置き場の防水パンを取り外しました。
防水パンはサイズが大きくて、移動、保管、処分に困ってしまうことがあります。場合によっては、細かくカットしてから処分することを検討してみてはいかがでしょうか。
防水パンの取り外し方は次の記事をご覧ください。
粗大ゴミの処分
粗大ゴミの中には細かく解体して不燃ゴミまたは可燃ゴミとして処分できるものがあります。たとえば、物干し竿を短くカットして普通ゴミとして処分できる場合があります。
前提として、粗大ゴミの処分は自治体の指示に従って進める必要があります。詳しくはお住まいの地域のゴミ処理方法をお調べください。
粗大ゴミの処理は、クリーンセンターに直接持ち込んだり、業者に引き取りを依頼したりするといった方法もあります。粗大ゴミの処分方法については次の記事も参考になります。
防水パンの解体方法
防水パンは樹脂製であるため、電気のこぎりにプラ用の刃を取り付けて解体することが可能です。
ホームセンターには低価格の電気のこぎりが販売されています。そういった安価な製品で十分にカットすることができます。
電気のこぎりが恐いという方は、手鋸でカットすることもできます。ホームセンターで粗大ゴミの解体をうたった万能のこぎりが販売されています。そういった製品を用意します。
ただし、手鋸は重労働になるため時間と体力のある方以外にはおすすめできません。
それと、作業中に切りくずが飛び散りるため、ブルーシートを敷いておくと後片付けが楽になります。フローリングや畳の上で作業する場合はシートだけでなく合板も一緒に敷いて床を保護されることをおすすめいたします。
電気のこぎりを使用する場合は、切断対象物をしっかりと固定する必要があります。今回の場合は、防水パンを作業台に挟んだ上で、手と足で押さえつけながら切断しています。
DIYで使う作業台があると便利です。作業台は自分で簡単に作ることもできますし、既製品をホームセンターやネット通販で購入することもできます。
防水パンの切断
防水パンは樹脂製のため、電気のこぎりに「塩ビ・PC用ブレード」を装着すると簡単に切ることができます。
防水パンの切断は固いバターを切るようなイメージです。
しかし、専用ブレードを使って作業を進めると、わりと簡単に切り進めていくことができます。切り口も写真のようにとても綺麗になります。刃がスムーズに進んでいる証拠です。
袋に入るように細かくカットしていきます。
防水パンを細かくカットしたら、あとは自治体の定める方法に従って処分するだけです。
電気のこぎりの使用に慣れている方であれば、作業時間はそれほどかりません。初めて使う方も何度か試しているうちにコツをつかむことができます。とにかく、切断対象物が動かないように固定することが大切です。