Googleのスマートフォン「Pixel 3(3 XL・3a・3a XL)」を購入したら、保護ガラスフィルムとケースをつけたいですよね。
保護ガラスフィルムに関しては、2018年末の発売当初と比べると、現在ではPixel 3用をうたう製品が多く発売されています。また、ケースに関しては、純正品または定番の製品の中から選択するという形になるかと思います。
このページでは、実際に私が購入したガラスフィルムとケースについて紹介しています。ぜひご覧ください。
Pixel 3に合う液晶保護ガラスフィルム
「Google Pixel 3 ガラスフィルム」は中国系の会社から多数の商品が販売されています。商品によって評判がまったく異なります。
今回はアマゾンでランキング上位になっている「Qualig」という会社の液晶保護ガラスフィルムを購入しました。ガラスフィルムは当たり外れがあるため、選び方に迷ってしまいます。
この製品は「Amazonで購入」となっている方のレビューもおおむね好評のようです。決め手は、ランキング上位で評判も良いということに加えて、ガラスフィルムが二枚入りだったことでしょうか。失敗したときに予備があると心強いですよね。
ちなみに、この「Qualig」という会社は、北京市の石景山区に会社があるようです。アマゾンマーケットプレイスに出店している電子機器や関連部品などを取り扱う中国系の業者は、中国の深圳に事務所を構えていることが多いため、この会社もそうだと思っていました。
商品名にはセールスポイントがこれでもかというほどに列挙されています。謳っている内容はどの製品でもほとんど同じです。参考程度にしておくのが良いと思います。
製品の特徴
・自動吸着
・タッチ反応良い
・強化ガラスフィルム
・高透過率
・耐指紋
・気泡レス
・飛散防止
・2.5Dウンドエッジ加工
・表面硬度9H
・超薄0.33mm
・クリア
・2枚入り
・ケースに干渉せず
アマゾンに掲載されているパッケージの写真とは異なります。このようなことは中国系のメーカーではよくあることです。中身が使用できれば問題ありません。
パッケージは日本語で書かれています。ごく一部の表現が日本語として奇異に感じられます。いかにも中国製という印象です。
パッケージはガラスフィルムが損壊しないように箱形になっています。
パッケージの中には、ガラスフィルムのほか、取扱説明書、クリーナー、貼り付け補助&ほこり除去シール、隙間を埋めるオイルが同梱されています。
取扱説明書は、イラストとともに日本語で説明が書かれています。ガラスフィルムを貼り慣れていない方でも問題なく貼ることができると思います。
フィルムの貼り方
まず、本体の傷防止の包装フィルムを剥がします。次に、付属のクリーナーで画面に付着したほこりを除去します。それから、液晶保護ガラスフィルムを本体にゆっくりと貼り付けます。
Pixel 3に液晶保護ガラスフィルムを貼ってみました。幅はぴったりですが、斜めから見るとディスプレイが若干はみ出ているようにも見えます。私にとっては許容範囲です。ディスプレイ全面を覆いたいという場合は、全画面保護に対応したフィルムをつける必要があります。
「全面保護」や「フルカバー」と書かれたフィルムは、ディスプレイの縁の部分まで保護できるようになっています。ただし、ケースと干渉するため、使用できるケースに制約が生じます。
ガラスフィルムに違和感はありません。画面のタッチやスワイプもひじょうにスムーズです。特にひっかかりを感じることはありません。
気泡はほとんど入りません。気泡が入っても指で押しているうちに消えていきます。もし大きな気泡が入ってしまった場合は、付属のシールでガラスフィルムを持ち上げて、気泡を抜きながら貼り直すと綺麗に貼れると思います。
問題は、ガラスフィルムの左端が少し浮き上がったことでした。ガラスフィルムの縁を押さえつけても浮き上がりは解消されませんでした。付属の接着剤(オイル?)を少し付けると解消されました。オイルは付けすぎると、はみ出て手に付きます。浮き上がっている部分にほんの少しだけつけてみるのが良いと思います。
今、保護フィルムを買うなら?
これまで紹介した「Qualig」の保護ガラスフィルムは2019年9月現在販売されていないようです。しかし、別の会社からさまざまな保護ガラスフィルムが販売されています。当初と比べて数社の製品の中から選べるようになっています。
私は今ならNimasoの製品を購入すると思います。随分前からiPhone 8用の保護フィルムとしてNimaso社の製品を愛用しており、かなりお気に入りというのが理由です。旭硝子製のガラスを使用しているのが特徴です。2枚入りのため、失敗しても何とかなりそうなのも良い点ですね。ただ、私がPixel3を購入した時には、この製品が出ていませんでした。
今はPixel 3用の保護ガラスフィルムがかなり選べる状況です。評判や価格などを参考にしながら満足のいく製品を購入したいものです。
Pixel 3に合うケース
どのケースが良いのか?
Pixel 3のケースはSpigen(シュピゲン)社の「RUGGED ARMOR(ラギッド・アーマー)」を採用しました。シュピゲンはスマホケースの品質に定評のある有名メーカーです。
大人気YouTuberの瀬戸弘司さんが初期の頃に「シュピゲンシュピンゲン」と言っていたことが印象に残っており、いつか試してみようと思っていました。
Pixel 3対応のケースは、iPhoneシリーズほどではありませんが、各社からさまざまな形状のものが発売されています。シュピゲンも複数のPixel 3対応ケースを発売しています。
最初は、Pixel 3の薄さを活かすためにシュピゲンの「シン・フィット」を検討していました。「シン・フィット」はPixel 3にフィットするように設計されています。素材の厚さは0.3mmしかありません。Pixel 3をそのまま持っている感覚に近いものになります。
デザインもきわめてシンプルで、余計なものが一切ないことが特徴です(「Pixel 3 XL」用もあります)。私はそこに魅力を感じていました。しかも値段も安い。2019年3月時点で1,417円です(2019年3月時点の参考価格)。価格は変動する可能性があります。
しかし、このケースはケース側面の上部と下部が開いたデザインになっているため、落としたときに本体の上下の部分が傷つくおそれがあります。どうしても傷つけてしまうという懸念が払拭できなかったため「シン・フィット」は候補から外してしまいました。
次に、同じくシュピゲンの「ラギッド・アーマー」を検討しました(「Pixel 3 XL」用もあります)。ケースの素材はTPUです。製品は柔軟性と耐衝撃性のある構造になっています。
商品説明にある「米軍MIL規格取得」という文字にグッとくるものがあります。「すごく強そう!」って思いますよね。笑
厚みは衝撃吸収性を高めるため「シン・フィット」よりもかなり厚くなっているようです。ケース内にエアクッションが設けられています。しかも、Pixel 3の側面部分もきちんとカバーされています。それにもかかわらずケースを付けたままワイヤレス充電ができます。それと、マット仕上げという点にも心惹かれるものがあります。
価格は2019年3月時点で1,417円です(2019年3月時点の参考価格)。「シン・フィット」と同額ですからお買い得感がありますね。私は迷った末に「ラギッド・アーマー」を購入しました。
「ラギッド・アーマー」の外観とデザイン
白とオレンジに彩られたシュピゲンのスマホケースのパッケージ。「スマホにぴったり」「究極の保護」「しっかりした取り付け」などが謳われています。
前面には商品名が分るステッカーが貼り付けられています。
韓国製。シュピゲンは韓国のベンチャー企業で、アメリカや日本にも法人があります。
パッケージ上部にある矢印を引き上げると簡単に開封できます。このような工夫は素晴らしいですね。
傷が付かないようにビニールに包まれています。
内部には衝撃を上手く逃がすために蜘蛛の巣状の加工が施されています。
カメラと指紋認証のための穴が開けられています。これらの穴は本体にばっちりフィットします。
シュピゲンのロゴマーク。
ケース内側の四隅には衝撃を逃すための窪みが設けられています。角から床に落ちてもある程度の衝撃は吸収してくれそうです。このような工夫が安心感と多くの人からの支持に繋がっているように思います。
スマホケースの外側です。中央部分は写真を見ると紙やすりのようにざらざらしているように見えるかもしれません。しかし実際には「さらさら」とした感触です。「さらさら」しているため少し滑りやすいです。
「spigen」のロゴがケースの下部に彫られています。写真と違いそれほど目立ちません。ケースの下部は、カーボン調になっています。良いアクセントになっていると思います。
カメラ部分は横線の入ったデザインになっています。アマゾンの写真を見ると、この横線の入った部分の縁取りが白っぽく見えます。だから最初は白い線が入ったデザインになっているとばかり思っていました。それで第一候補になっていなかったのです。しかし、実際には、この部分は黒色の線で縁取られていますのでデザイン的にもまったく変ではありません。
指紋認証部分とカメラ部分の穴は綺麗に整形されています。
ケースの側面は背面と同じ「さらさら」した素材になっています。
Pixel 3がシュピゲンのケースにばっちりと収まっています。
ケースは先に紹介した液晶保護ガラスフィルムと干渉していません。また、ケースの縁はガラス面よりも高くなっているため、ディスプレイが下向きになって落下してもケースの縁から床に衝突する形になります。ディスプレイがある程度は保護されるのではないかと思います。
指紋認証部分とカメラ部分は本体とぴったり合っています。ケースの加工精度は抜群に良いです。質実剛健という表現が適しています。
ボタン部分は多少固く感じますが、慣れると自然に押すことができます。押し間違いも特に起こっていません。
ケース側面の上部。Pixel 3の上部には三つ目のマイクがあります。ケース側にもマイク用の穴がしっかり設けられています。
ケース側面の下部。USB Type-Cコネクタがあります。一般的なUSB Type-Cケーブルであれば問題なくささるように設計されています。
なお、SIMカードの挿入はケースの着脱が必要になります。また、このケースにはストラップホールはありません。