食器洗いや手指の消毒を繰り返していると、どうしても手がカサカサになりがちです。そこに冬場の乾燥という要素も加わり、そのまま放っておくと手の状態が悪化してしまいます。
これまではアトリックス(atrix)のハンドクリームを使っていました。ホームセンターやスーパーなどでよく見かける一番安いタイプのものです。そちらはしっとりタイプで十分に保湿されていたのですが、ベタつきがあってスマホの画面に指紋が付くことが気になっていました(同じアトリックスのハンドクリームでも、さらさらタイプのほうはベタつきがありません。そっちもあわせて使っています)。
そのハンドクリームの残りが少なくなってきたこともあり、今度は違う製品を使ってみることにしました。気分転換も兼ねて爽やかな香りのものを選びました。
ロクシタン「ヴァーベナ クーリング ハンド クリーム ジェル」
ロクシタン(L’OCCITANE)の「ヴァーベナ クーリング ハンド クリーム ジェル(Verveine Cooling Hand Cream Gel )」を選んでみました。ヴァーベナ(Vervena)シリーズは人気も高くハンドクリームのほかに香水や化粧水などの製品が発売されています。
このハンドクリームはフレッシュで爽快感のある香りが特徴です。
香調はヘッドノート(最初に感じる香り)にレモンとオレンジ、ハートノート(ヘッドノートの次に感じる香り)にヴァーベナとプチグレイン、ベースノート(付けてしばらくしてからの香り)にローズとゼラニウムとなっています。
自然をイメージしたようなオシャレなパッケージです。
内容量は30mlです。約1,500円という価格を考えると割高感があります。
容器は絵の具のチューブのようなデザインです。素材は金属ではなくプラ素材です。
成分や使用方法が日本語で記されたシールが裏面に貼り付けられています。原産国はフランスです。
敏感肌の方は成分表をよく確認しておく必要があります。このハンドクリームには、水、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、グリセリン、エタノール、タピオカデンプン、野菜油、ボウシュウボク葉エキス、タチジャコウソウ油、セイヨウハッカ油、ポリアクリル酸Na、ポリメタクリル酸グリセル、フェノキシエタノール、エチルヘキシルグリセリン、クロルフェネシン、安息香酸Na、トコフェロール、香料が含まれているようです。
セイヨウハッカ油が含まれていることで、ひんやりとした塗り心地があります。また、野菜油はロクシタン公式サイトによるとスキンコンディショニング成分として配合されているようです。
キャップはネジタイプになっています。これはワンタッチで開けられるほうが便利だと思います。
ハンドクリームはジェル状で乳液のようなタイプです。チューブを強く押すと中身がドバッと出てしまいます。
ジェルは手に塗り込むとすぐに肌に浸透してさらさらになるという印象です。塗った後にスマホの画面を触っても指紋が付きにくいです。しっとり感はほとんどありません。
それと商品名に「Cooling」という表記があるように、ひんやり感がわずかにあります。セイヨウハッカ油が成分に含まれています。最初は知らずに選んだのですが、真冬に屋外でお仕事をされる方は避けたほうが良さそうです。一方、テレワークやデスクワークをしている方、春夏のシーズンに使用される方にはとてもおすすめです。
匂いは手に塗り込んでいるときにもっとも強く感じます。その後は手を鼻に近づけると爽やかな香りが適度に感じられます。香りが強すぎないところはビジネスシーンでも使いやすいのではないでしょうか。また、フレッシュな香りは男女問わず誰でも使えます。
このハンドクリームは、レモンのような柑橘系の香りがして、さらっと手に馴染みます。ロクシタンの公式サイトでもひじょうに評価が高くてレビュー数も多いという特徴があります。
自宅でもオフィスでも場面を問わずに使用することができます。爽快感のある香りは仕事や勉強の途中の気分転換にもなりそうです。同じシリーズの他の製品も使ってみたいと思わせてくれるハンドクリームでした。