ここ数年、夏は異常に暑い日が多いことから部屋の中で蚊を見かけることは昔と比べて随分と少なくなりました。それでも春になって暖かくなってからは蚊が家に時々入り込んできます。
寝ているときに耳元で羽音がするとたまりません。されど昔ながらの電気式の蚊取り器は臭いがキツくて目や喉が痛くなることもあり、自宅に置いてあるものの長らく使用を敬遠していました。
近年では無臭性かつ低刺激をうたう水性の蚊取り器が出てきており、こちらは臭いや刺激が気になることがありません。実際に水性の製品を試してみましたが、従来型の製品とは全然違っていて問題なく使用することができました。


イヤなニオイがしない水性の蚊取り器
水性キンチョウリキッド
KINCHO(大日本除虫菊)の「水性キンチョウリキッド(90日用)」はこれまでの蚊取り器と異なり無臭性かつ低刺激であることが大きな特徴となっています。こちらは取替え液が1本入りですが、今は取替え液が2本入りのお得なパッケージもあるようです。
製品パッケージには「火気に対して安全!」「お子様やペットのいるご家庭でも安心」「お部屋にイヤなニオイが残らない」「壁や家具も汚れにくい」という四つのメリットがアピールされています。二つ目の点が特に優れていると感じます。
従来型の製品と比べると水性は安全性が高められているため安心して使用することができるようになっています。臭いが気にならなくなっているところが何よりも嬉しいです。それでいて効き目も問題ありません。
使用方法は従来製品と何も変わりません。取替え液のボトルを本体にしっかりセットしてから、プラグをコンセントに挿し込んで電源スイッチをオンにするだけです。
60日用、90日用、120日用が販売されていますが、今回は90日用を選びました。90日用は1日12時間使用で約90日間持つようです。さすがに12時間も付ける必要はないので、実際の使用ではもっと長く持つと思います。
取替え液が2本入ったセットも販売されています。予備を置いておきたい方は最初から2本入りを選ぶのがベストです。
蚊取り器は空気の流れを考えて風上側に設置する必要があります。
キンチョウリキッド取替え液は60日用、90日用、120日用があります。取替え液はどこのホームセンターでもスーパーマーケットでも簡単に手に入るのが良いところです。
同梱物一覧
今回選んだパッケージは90日用の取替え液が1本付属しています。箱を開けてすぐに使用することができます。
本体のデザイン
こういう蚊取り器はデザインの変化はあるものの、基本は昔から何も変わっていませんね。高齢の方でも説明書を読まずに簡単に使えます。
本体色はミルキーブルーです。上部が乳白色で下部が淡いブルーになっています。
取替え液のボトルをキャップを外してから、ボトルを本体の底面に挿入します。あとは正面のスイッチを入れるだけです。
水性キンチョウリキッドの取替え液
90日用のパッケージを選ぶと当然に90日用の取替え液が同梱されています。
使用頻度が少ない方は「水性キンチョウリキッド(60日用)」を選び、毎日長時間使用する方は「水性キンチョウリキッド(120日用)」を選ぶとよいのではないでしょうか。
取替え液が2本入ったお得なパッケージも出ているようです。予備があると安心ですね。
詳細は上記のパッケージをご確認ください。
箱の中身は取替え用のボトルと取扱い説明書です。
和室での使用例
シンプルなデザインであるため、和室でも洋室でも大して気になることはありません。スイッチのLEDも昔ながらの光量です。就寝中に目障りになることはないでしょう。
窓際や戸口に設置しておくと蚊の侵入阻止効果を高められそうです。実際に何度も使用していますが、薬剤の変な臭いはしません。そのあたりが従来品と違っていて安心して使えます。今のところ目や喉が痛くなるようなことはありませんが、気になる方は時間を制限しながら使用してみてください。



