2021年6月のAmazonプライムデーに、エレコムの「無線キーボード(TK-FDM105TXBK)」を家族のPC用に購入しました。このキーボードは有名 YouTuber が「神」と大絶賛していることもあって飛ぶように売れているようです。
実際にこのキーボードは売れ筋ランキングの上位にも入っています。これはテンキーレスと無線接続(USBタイプ)といったシンプルな仕様の製品です。価格の安さを考えると驚異的なパフォーマンスの製品といえます。
安くて邪魔にならないキーボードをお探しの方に適した製品です。デスク周りがスッキリと片付きます。しかし、打ち心地は高級キーボードとは比べものになりません。大量に文字を打つような方は打鍵感の悪さに耐えられないでしょう。
テンキーレスでコンパクト!レシーバーも小さい!
キーボードはテンキーレスが良い!
先日の Amazon プライムデーでエレコムの「無線キーボード(TK-FDM105TXBK)」を購入しました。家族が使っているパソコンのキーボードがテンキー付で邪魔だったということもあり、コンパクトなキーボードに置き換えることにしました。
データ入力作業を毎日行う方はテンキーが必須ですが、そうでなければテンキーレスが使いやすくておすすめです。テンキーレスのキーボードはコンパクトでマウスとも干渉しにくいため、机の上をスッキリさせることにも一役買います。しかも、このキーボードは無線接続仕様のためパソコンとの接続にケーブルが必要ありません。
今回、キーボードはほかのものと合わせてアマゾンで購入しましたが、外箱に伝票が貼り付けられて届きました。箱の汚れや伝票直貼りが気になるという方はご注意ください。
製品の特徴と詳細
このキーボードは「タイピングしやすいキー配列」とあるように、JIS規格に準拠した標準的なキー配列となっています。右端の「Insert」や「Delete」とのあいだに間隔が設けられているため、ノートパソコンのように間隔の詰まったキーボードと比べて誤入力が少なくなります。
本体は電池駆動となっていますが、単3乾電池1本で約4年間使用できるようです。電池交換の頻度が少ないということは手間も不要で経済的ということになります。
キータイプはメンブレン式です。キートップの印字(白い文字)はレーザー印字であるため消えにくいという特徴があります。そして、キーは1000万回の打鍵にも耐える設計になっています。
キーボードは誰でも簡単に使用できます。キーボードの電源ボタンをオンにして、パソコンのUSBポートに付属レシーバーを挿し込むだけです。
キーボードの裏面には角度調整スタンドが付いており、やや傾けて使用することができます。ただし、角度は一段階のみで変更ができません。
この製品はWindowsシリーズ用のキーボードです。対応OSは「Windows 10」「Windows 8.1」「Windows 7」「Windows XP」と幅広いバージョンで使用できます。製品の保証期間は6ヶ月となります。製品は中国製です。
電波周波数は2.4GHzです。無線LANと同一の周波数ですが、現在のところ干渉はみられません。無線の到達距離は、非磁性体(木の机)で約10m、磁性体(鉄の机)で約3mです。キーボードを膝の上に置いて使ったり、ベッドの上で寝転がりながら使ったりといった分には距離を気にする必要性がありません。
キーボードの外形寸法は、幅が約364.3mm、奥行きが150.8mm、スタンドを含む高さが約42.0mm(スタンドを含まない高さが約33.5mm)となっています。サイズは一般的なテンキーレスキーボードと大して変わりません。
キータイプはメンブレン式、キーピッチは19.0mm、キーストロークは3.5mmです。
同梱物一覧
製品は簡易梱包になっています。
上述したように、この箱に伝票が貼り付けられた状態で届きました。
内容物はキーボード本体、レシーバーユニット(本体に格納されている)、ユーザーズマニュアル、動作確認用電池(単三乾電池)です。
キーボードの使用方法
まず、本体裏面の電池ボックスに付属の乾電池を入れて、キーボード右上の電源スイッチをオンにします。次に、パソコンのUSBポートにUSBレシーバーを挿し込むことでキーボードが認識されて使用できるようになります。
パソコン初心者の方でも悩むことなくセットアップすることができます。キーボードは、デスクトップパソコンだけでなく、ノートパソコンに接続して使うこともできます。
キーボードのデザイン
本製品はJIS規格に準拠したキーボードであるため、ほかのキーボードとほとんど同じ外観です。
この製品はテンキーレス仕様であるため、キーボード右側のスペースに余裕が生まれます。マウスを操作するときに邪魔になりません。データ入力作業がある場合はテンキーが必要となりますが、キーボードを最低限しか使わない場合はテンキーレス一択です。
データ入力作業を行う機会がある場合は、そのときだけテンキー単体の製品を接続すると便利です。
キーボードの右上に電源スイッチがあります。スイッチはパソコンをシャットダウンしてもずっとオンのままで問題ありません。不使用時には電池の消耗を防止するようになっています。
また、電池の交換時期をお知らせする電池残量表示ランプがあります。電池が4年近く持つという仕様があるため、長い間そのまま使えそうです。
インターネットの閲覧や簡単な文章の入力作業であれば問題なく使えます。キーボードを時々使うとか、文字を少ししか入力しないとかいった用途であれば不都合が生じることは一切ないと思います。予備のキーボードとしておいておくのもありです。
しかし、東プレ製やFILCO(ダイヤテック)製の良質な高級キーボードを既に使用している方は、このようなキーボードでは打鍵感に満足することは決してないと思われます。打鍵感がまったく異なります。ビジネス用途で朝から晩まで文章やプログラムを記述しているのであれば、1~3万円程度のキーボードを購入すると作業の効率が劇的に上がります。もっとも、価格帯があまりに違うので比較をすること自体憚られてしまいますが・・・・・・。
印字はレーザー刻印で消えにくくなっています。キー自体もその他の安価なキーボードと同じような作りです。
廉価版のキーボードにはキーの高さが低いものもありますが、こちらのキーはそこそこの高さがあります。
電池ボックスと角度調整スタンド
キーボードを裏向きにすると、左側(矢印キーの裏側あたり)に電池ボックスがあります。四方にゴムの滑り止めが取り付けられています。
角度調整スタンドが左右に備えられています。滑り止めのゴムは脚の先端部にも付いています。
角度調整スタンドの角度は固定です。微調整はできません。しかし、不都合は感じられません。
電池ボックスを開けるとUSBの無線レシーバーが入っています。持ち運ぶときにレシーバーを収納できます。
レシーバーはマイクロレシーバーが採用されているため、USBポートに挿し込んでもそれほど邪魔になることがありません。1円玉サイズとのことです。
エレコムの無線キーボードは安価で高機能
エレコムの「無線キーボード(TK-FDM105TXBK)」は、無線接続かつテンキーレスのコンパクトサイズのキーボードです。無線接続用のレシーバーもとても小さく、USBポートから突出しにくいサイズ感です。
購入時(2021年6月22日時点)の価格は1,461円でした。エレコムの無線キーボードは、安価なコンパクトキーボードをお探しの方や、ネットを見たり買い物をしたりするだけのライトユーザーに最適な製品といえます。
どの製品を選ばれるにしても、特段の理由がない限りテンキーレスの製品を選んでおくと机の上がスッキリと片付きます。また、繰り返しになりますが、文章入力作業を生業にしている方は騙されたと思って高級キーボードを導入してみてください。文字入力の感覚が変わります。キーボードはヨドバシカメラなどの大型店舗で触って確認することが可能です。