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【悲報】キーボードを分解清掃したらとんでもなく汚かった件

アルコールによるキーの清掃 スマホ・PC
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 メインのパソコンで使用しているキーボードを分解・清掃しました。

 キーキャップを外しての清掃はキーボードの購入後初めてだったのですが、想像以上に汚れが溜まっていてとんでもないことになっていました。

 キーボードはトイレの便座よりも汚いという話もあるようです。お掃除をしたことのない方は、このページの写真と同じような状態になっているかもしれません。

汚い写真が含まれていますので、閲覧の際はご注意ください。
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長年使用しているキーボードは汚れがいっぱい溜まっている!

キーボードの汚れ

汚れた状態のキーボード

 こちらが毎日使用しているキーボードです。FILCOのメカニカルキーボード「Majestouch(マジェスタッチ)2」を愛用しています。写真のものはUSキーボードのためキーの配置と刻印が日本語キーボードと異なります。もちろん、日本語キーボードも販売されています。

キートップの汚れ

 キーの変色や刻印の掠れが見られるものの、キートップは時々清掃しているためそれほど汚れていません。それでも、キーキャップの隙間を見てみるとほこりが引っ付いています。

 簡単な清掃は、固く絞ったウエスでキートップを拭いたり、キーの隙間をブラシや綿棒で清掃したりするだけでも十分です。エアダスターを使っている方も多いと思います。

 けれども、キーキャップの側面に固着したほこりや、内側に入り込んだゴミは簡易清掃では取ることができません。掃除機でも吸い取ることは難しいです。

キー側面の汚れ

 このような汚れは一度気になると何とかしたくなるものです。

 ブラシや綿棒を使って清掃することで多少は汚れを落とせますが、完全に綺麗にすることはできません。こびり付いた汚れは簡単には取れません。また、綿棒は奥の方まで届きません。

 そうしたことから、いずれは分解清掃がどうしても必要となります。

キーキャップの取り外し

ダイアテックのキーボードープーラー

 キーキャップの取り外し作業は専用の工具を使うと簡単に行えます。このような専用工具は500円前後で手に入ります。ひとつ持っていると便利です。

 キーボードの形状によってはマイナスドライバーで代用することもできるようですが、傷が付く可能性がありますのでおすすめしません。

 キーを取り外す前に、キーボード全体の写真を撮っておくと、キーの取り付け時に配置を間違えることがありません。

プーラーを差し込む

 キーキャップを工具の先端で挟みます。

プーラーを引き抜く

 器具をそのまま引き上げるとキーが抜けます。抜けにくいキーは左右に揺すりながら引き抜くと簡単に取り外せます。

キーを引き抜いた後の状態

 内部の構造はキーボードの機構によって異なりますが、FILCOの黒軸のメカニカルキーボードは上の写真のようになっています。

順番に引き抜く

 キーキャップを取り外すときは各列ごとに順番に外して整理しておくと、取り付け時にキーを探さなくて済みます。

特殊キーの構造

 幅の広い特殊なキーは金属バーによって支えられていることもあるため、力任せに引き抜かず、横から構造を確認しながら慎重に作業を進める必要があります。

 キーがどういう風に取り付けられているかも確認しておくと取り付け時に迷いません。

取り外したキー

 埃がキーキャップ側面に固着しています。こういう汚れは拭き掃除では綺麗にすることができません。

 キーキャップを取り外した後に固く絞ったウエスで拭き上げます。消毒用アルコールを使って拭き上げる場合はキートップの印字が剥げないかどうか確認してください。

 油汚れは水を入れたバケツに中性洗剤(台所用洗剤)を数滴垂らして浸け置きしてから、水洗いするといった工夫が必要です。

キーボード本体の清掃

すべてのキーを外した状態

 すべてのキーを取り外した状態のキーボードです。キーボードにお菓子を食べさせたり、コーヒーを飲ませたりしてきた結果がこれです。

 汚い! とにかく汚い! 籾殻のような白っぽいものはすべてゴミです。

長年の汚れ

 汚れがびっしりと詰まっています。

掃除機による吸い取り

 掃除機で吸い取ってみます。

掃除機をかけた後

 こびり付いた汚れは掃除機で吸い取るだけでは取れません。最初の状態とほとんど変わっていません。

刷毛による清掃

 大きな汚れは、やや固めの刷毛を使うと簡単に取れます。固着した汚れはアルコールを付けた綿棒でゴシゴシ擦ると落とすことができます。そして、隙間の汚れは爪楊枝の先端でなぞると取ることができます。

清掃後のキーキャップとキーボード

アルコールによるキーの清掃

 キーキャップが以前とは見違えるほど綺麗になりました。

綺麗になったキーキャップ

 キーキャップが新品のように見えます。

 ただし、よく使うキーはキートップが変色しているため、あまり綺麗にならないこともあります。それでも、汚れはすべて落ちています。

綺麗になったキーボード本体

 購入時の状態とまではいきませんが、本体もかなり綺麗になりました。

清掃完了

 汚れた状態の写真と見比べていただくとその差は歴然です。ここまで綺麗になると分解して清掃した甲斐があるというものです。

キーキャップのはめ込み

 キーキャップは列ごとに戻していきます。

 大きなキーや特殊なキーは他のキーを取り付ける前に取り付けます。後に残すと取り付け時に周辺のキーをもう一度外さないといけなくなることがあります。

キーボードの清掃

 「A」「S」「Z」「E」などのキートップは変色しているところがありますが、それ以外はかなり綺麗になっています。

 キーボードは清掃前と清掃後で見違えるほど綺麗になりました。すっきりして作業も快適です。

 所要時間は30分から1時間程度です。キーボードの分解清掃は誰でもできる簡単な作業なのでとてもおすすめです。