お花の寄せ植えをするために使用している素焼き鉢を紹介します。この素焼き鉢はデローマ(DEROMA)社という有名メーカーの「バッサム(VASUM)」という製品です。
バッサムは、イタリア製のテラコッタで洗練されたデザインをしているにもかかわらず、お手頃価格で手に入ります。この鉢はホームセンターでも取扱いがあります。
植木鉢のサイズ等の詳細な情報は、ホームセンターのショッピングサイトを見る限りでは、掲載されている画像が小さく画像の枚数も少なく、サイズ表記も最低限しか記載されていないことが少なくありません。
そいうこともあって、こちらにはデザインやサイズが分かるように写真をたくさん掲載しています。鉢選びのご参考になればと思います。
イタリアンテラコッタはとってもオシャレ
デローマ(DEROMA)社の「バッサム(VASUM)」
デローマ(DEROMA)社の「バッサム(VASUM)」は、鉢の側面の傾斜が強くデザインされており、シャープでスタイリッシュな印象を受けます。
鉢の形状を考えると、根が下に深く伸びる植物の栽培には適していませんが、一般的なお花の寄せ植えという用途には最適です。上部が広がっていることで、お花の広がりを強調した映える寄せ植えを作ることができそうです。
一方で、土の容量が必要な場合は寸胴型の鉢を選択されることが好ましいと思います。
この素焼き鉢は、17cmや21cmなど複数のサイズがラインナップされています。このページで紹介しているものは25cmサイズですので、8号鉢相当の鉢になります。お花の苗を3ポット以上まとめて植えることができるサイズです。
参考までに25cmサイズは税込み438円でした。ネットショッピングの場合は倍以上することもあります。
「DEROMA ITALIA」という文字とロゴマークが、鉢の縁に刻印されています。イタリア製というだけでなぜこうも惹かれてしまうのでしょうか。
とはいえ、鉢の作り自体はごく普通です。むしろ日本製の「〇〇焼」とうたわれている製品のほうが遥かに精巧です。
鉢の上部には縁が付いているため、鉢スタンドに載せて使うこともできます。鉢の側面に傾斜があることから、鉢スタンドのサイズが多少違っていても途中で引っかかるようになっています。
こちらのダイソーの鉢スタンドとあわせて使用することが可能です。
こちらは製品ラベルです。「DEROMA」「VASUM CM.25 ET.」「MADE IN ITALY」といった記載があります。
鉢の中を覗き込むと、鉢の傾斜がかなりきつめになっているということがお分かりいただけると思います。
一般的なお花の苗を植える分には問題ありませんが、バラのような植物には向いていません。
鉢底の段差は鉢底石を入れる際の目安となります。また、製造国とサイズを示す「ITALY」と「25」という文字が鉢底に薄らと刻印されています。
排水穴は鉢底の中央にひとつだけ空けられています。
鉢底は外周部が少し突出しています。鉢の排水性と通気性をさらに高める場合はレンガやスタンドの上に載せて使用する必要があります。
ここからは鉢のサイズを見ていきます。多少の誤差があることはご理解ください。
25cmサイズはお花の寄せ植えに使いやすい
デローマ「バッサム(25cm)」の鉢のサイズ
鉢の上部の外径は約25cmとなっています。この鉢は8号鉢相当です。
鉢の上部の内径は約22cmです。25cmサイズといっても、内径はどうしても小さくなってしまいます。テラコッタはプラ製よりも鉢の厚みがある点に注意が必要です。
鉢底の内径は約13cmといったところでしょうか。鉢底は上部の外径と比べて相当狭くなっています。
鉢の高さは約18cmとなっています。
鉢底の外径は約15cmです。受け皿に載せてる場合は、少なくとも15cm以上の内径が必要になります。
デローマ「バッサム(25cm)」の使用例
デローマのバッサムには「ユーフォルビア」などのお花を植えてあります。テラコッタとグリーン&ホワイトの色合いがとても素敵です。
この写真は植えた直後のものであるため、まだまだ生長途上となっていますが、現在では梅雨を上手く乗り越えながら鉢から飛び出るように綺麗に育ってくれています。寄せ植えの全体像はまたいずれ紹介する予定です。
植木鉢はやっぱり素焼き鉢が素敵ですよね。テラコッタにはプラスチックでは得られない本物感があります。このブログでは他にも植木鉢を紹介していますので、もしよければそちらもあわせてご覧ください。