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象印の高機能な電気ケトル「CK-AW10-TM」をレビュー!

CK-AW10-TM 日常生活
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 象印の電気ケトル「CK-AW10-TM」のメタリックブラウンです。この製品は、ポットの内側にプラチナフッ素加工が施されている点と保温機能が付いている点が大きな特徴です。

(2023年1月追記)現在では、こちらで紹介している象印の電気ケトルをメインで愛用して随分経ちます。この製品は一般的な電気ケトルより重いところが唯一の難点ですが、フッ素加工されているためフタを開けておくと内部がすぐに乾く点、外装が熱くならない点、質感が高くて安物感がまったくない点、沸騰したら音でお知らせしてくれる点など優れたところが多くてとても気に入っています。壊れたとしてもまた同じようなタイプの電気ケトルを選ぶと思います。長い間使用した感想を踏まえて記事の内容を大幅に改訂しました。
 また、2022年の7月頃に同じ像印の炊飯器を購入しましたが、電気ケトルと同じ色味と質感であるため、隣同士で並べているとキッチンが引き締まります。
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高価格帯の電気ケトル「CK-AW10-TM」の機能

象印の電気ケトル 多機能

 象印の電気ケトル「CK-AW10-TM」は、電気ケトルとしては比較的良いお値段がします。

 湯沸かし時間は、140mlのカップ一杯が約65秒で沸きます(メーカー公表値)。1.0Lの満水時は約5分で沸騰します(メーカー公表値)。ただし、カルキとばし機能を使った場合はもう少し長くなるようです。

 象印の「CK-AW10-TM」は、最廉価グレードの電気ケトルと比べて、複数の機能が搭載されています。

1時間あったか保温(選択式)

 食事中に保温機能を使うと、追加で熱々のお茶やコーヒーを飲むことができます。長時間だと電気ポットと同じになりますが、保温時間が1時間に区切られている点がとても良いと思います。

 保温機能は選択式のため、必要なときだけ保温機能をオンにします。コーヒーを淹れるためにお湯を沸かすときは保温機能を予めオフにするとよいと思います。

蒸気レス構造

 蒸気が出ない構造は画期的です。一般的な安い電気ケトルは沸騰時に湯気がもくもくと出てきます。当然、やけどに注意したり、湿気に気をつけたりしなければいけません。蒸気が出なければやけどのリスクを減らすことができます。

カルキとばしコース(選択式)

 カルキ臭を除去する機能が付いています。カルキとばし機能は、個人的にあってもなくてもどちらでも良いと思いました。

1.5mロングコード

 ロングコードは電気ケトルを食卓の上に置いて使用する際に重宝すると思います。余ったコードは土台に巻き付けることができるため、長すぎて困るということはありません。

沸騰完了お知らせメロディ

 沸騰したらメロディでお知らせしてくれます。沸騰時にランプが消灯したり、スイッチが跳ね上がったりするだけよりも、音が鳴るほうが良いという方は案外多いのではないでしょうか。

 メロディ付きは沸いたらすぐに気づくので大変便利です。沸かしていたのを忘れると言うことがありません。

待機時消費電力ゼロ

 電気ケトルを土台にセットしていても、使用していないときには消費電力がゼロとなっています。電気料金が上がっている昨今ではとてもありがたい機能です。

自動給湯ロック

 自動給湯ロック機能があります。急騰時にレバーを押し下げないとお湯が出てきません。電気ポットにありがちな「ロック」ボタンや「ロック解除」ボタンを押す必要はありません。レバー式は直感的で分かりやすいです。

熱くなりにくい本体

 安価な電気ケトルは本体を触るとやけどしそうになります。こちらは本体が分厚いため外装が熱くなりにくくなっています。ただし、外装が厚い分だけ重量があります。

 これらの機能は、一般的な廉価グレードの電気ケトルには搭載されていないものが多いと思います。最初の頃はこの機能のありがたみに気づいていませんでしたが、しばらく使っていると外装が熱くならない点はとても扱いやすいということに気づかされます。

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象印の電気ケトル「CK-AW10-TM」の外観とデザイン

製品のパッケージ

型番 パッケージ

 電気ケトルの型番は「CK-AW10-TM」です。パッケージにはたくさんの機能が記載されています。

 特筆すべき機能は転倒湯もれ防止構造です。横に倒してもお湯はほとんどこぼれません。小さなお子さんのいるご家庭でも安心して使用することができます。

自動給湯ロック マイコン安全設計

 自動給湯ロック機能があるため、レバーを押さないとお湯がでません。レバーの押し加減で湯量調節が働くため、コーヒーのドリップバッグやカップラーメンにお湯を注ぐのも簡単です。

 また、水を沸騰させた後に外装に触れてもそこまで熱くありません。熱くなりにくい本体は安心安全設計といえます。

 さらに、沸騰検知、空だき防止、自動電源オフの機能がマイコン安全設計によって備わっています。

フッ素加工内容器

 そして何よりおすすめしたい工夫が、内容器に施されたフッ素加工です。これは本当に優れています。蓋を開けっ放しにしておくだけで内容器が乾きます。

 それから、水位線が白くて太いラインで示されていてかなり見やすいです。しばらく使っていますが、線がかすれるということもありません。

とても分かりやすい説明書

説明書 保証書

 「CK-AW10-TM」の説明書です。項目が表紙に大きな字で書かれているためとても見やすいです。保証書は裏面にあります。

各部の名前と扱い方 湯を沸かす
保温  

 説明書には各部の説明と取扱い方法が細かく書かれています。説明は図解のため誰でも簡単に理解することができます

 この電気ケトルは安い製品にはみられない保温機能が付いています。この保温機能を活用するためには説明書を少し読む必要があります。

高級感溢れるデザイン

梱包 本体と土台

 電気ケトルの本体は、とても丁寧に梱包されています。

 本体カラーは「メタリックブラウン」を選びました。メタリックブラウンはとても落ち着いた色合いで和室にもマッチします。他に「メタリックレッド」もあるようです。

シール

 本体に機能を説明するシールが貼ってあります。「CK-AW10-TM」は、価格が高いだけあってとても高機能です。

 ただ、多機能ゆえに本体サイズが多少大きくて重いように思います。

フタ 取り外した蓋

 電気ケトルの上部です。写真左側の突起部が注ぎ口になっています。反対のレバーは、注ぐときに使います。

 レバーを押し下げなければお湯はでません。そのため、電気ケトルを誤って転倒させてもお湯が零れにくくなっています。小さなお子様のいるご家庭やご高齢の方が使用される場合にはとても助かる機能ではないでしょうか。

 なお、電気ケトルのフタは、フタ開閉つまみを押しながらフタを持ち上げると外れます。

内容器 水量メモリ

 フタを取り外すとお湯を入れる内容器があります。フタがすべて外れるためとてもお水を入れやすくなっています。お湯の排水も簡単です。円筒形の内容器には手が奥までしっかりと入るためとても洗いやすくなっています

 また、内容器は一般的な電気ポットと同様にフッ素加工が施されています。電気ケトルでは珍しい仕様です。そのため、内側には汚れが付きにくく、スポンジで軽く撫でるだけで綺麗に洗うことができます。

 内容器には水量メモリが白地ではっきりと記載されます。必要分だけを沸かすことが可能です。

蓋の内側 注ぎ口
レバー ロック機構とパッキン

 取り外したフタの部分です。フタ全体が外れるため、いつでも清潔に保つことができます。フタが固定式の場合は洗うときに困ります。

 フタは「蒸気レス構造」になっているためひじょうに厚くなっています。蒸気レス構造の電気ケトルは一般的な電気ケトルと違って蒸気がほとんど出ません。

零れにくい注ぎ口 操作ボタン
押しやすいレバー 持ちやすいハンドル

 注ぎ口はお湯が零れにくい形状になっています。また、レバーはとても押しやすいです。

 ハンドル外側の上部にスイッチが二つ付いています。一つはお湯を「沸かす」ときに使うボタンで、もう一つはお湯を「保温(1時間)」するときに使うボタンです。ボタンが色分けされている上に、ランプが点灯するようになっています。

 ハンドルはしっかりと握ることのできる形状になっています。

光沢のある外装 本体下部

 この電気ケトルの外観は光沢仕様で高級感があります。2,000円から3,000円の安い価格帯の電気ケトルとはまったく違います。

 電気ケトルの裏側は土台にセットできるような構造になっていますが、ややセットしにくいように感じます。

土台 電源コード格納部
本体を土台にセット 電源コード取り出し口

 電気ケトルの土台部分です。この土台部分は、どの電気ケトルでも似たり寄ったりの構造になっています。

 セットのしやすさは、可もなく不可もなくごく普通といったところでしょうか。けれども、セットした後は安定感があります。

 土台の裏側は、電気コードを巻き付けられるようになっています。電気のコードを必要分だけ取り出して使用するかたちになります。土台に巻き付けた電気コードが勝手に出てくるといったことはありません。

 電気のコードはまとめておくと発熱する可能性があるので、様子を見ながら使用する必要があります。とはいえ、メーカーが説明書で電源コードを土台に巻き付けて使用するとしていることから安全性は十分に確保されていると思われます。

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高級な旅館に置いてあっても違和感がない出来映え

 今回、新たに象印の電気ケトル「CK-AW10-TM」を購入しました。電気ケトルはいずれの製品も湯沸かし時間がきわめて短い点が大きな特徴です。しかし、湯沸かし以外の機能が製品によって随分と異なるように思えます。この電気ケトルは安価な製品と比べると、かなり多機能であり高級感があります。

 象印の「CK-AW10-TM」は、湯沸かしが完了するとメロディが鳴ってお知らせしてくれます。音でお知らせしてくれると、電気ケトルの目の前にいなくても気がつくため、かなり助かる方が多いのではないでしょうか。電気ケトルにありがちな「お湯を沸かしていたことを忘れていた!」という状況がほとんどなくなります。他の電気ケトルは沸騰時にスイッチが跳ね上がるか、電源ランプが消えるかという仕様が多いです。

 この他、象印の「CK-AW10-TM」には特徴的な機能がいくつかあります。

転倒防止機能で安心安全!
 転倒防止機能が付いているため万が一倒しても安心安全です。転倒防止機能は小さなお子様のいるご家庭ではとても助かると思います。また、ご高齢の方に使用してもらう際にも安心感があります。

保温機能で熱々の二杯目!
 保温機能は家に来訪者が来たときに重宝しそうです。そういう場面で保温機能が役立つと思います。湯沸かし後から1時間は90℃が保てるようです。したがって、二杯目のお茶をすぐに淹れることができます。寒い冬場には特に重宝します。

フッ素加工で金属臭/プラスチック臭がしない!
 内容器のフッ素加工は地味にありがたい機能です。というのは、安価な電気ケトルにありがちな金属臭やプラスチック臭がほとんどしないからです。臭いや味に敏感な方もある程度納得できるのではないでしょうか。これで無理ならチタンの鍋でお湯を沸かしましょう。

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象印の電気ケトル「CK-AW10-TM」の総合評価

 象印の「CK-AW10-TM」は総合的に評価するとかなり満足感の高い製品といえます。老舗の高級旅館に置いてありそうです。この製品は電気ポットと電気ケトルの良いところを併せ持ったような製品かもしれません。その代わり電気ケトルとしては比較的良いお値段がします。

 この電気ケトルは、次のような方に特におすすめできます。

・多機能な製品が必要な方
・プラスチック臭に抵抗のある方
・小さなお子様がいるご家庭の方
・ご高齢の方
・来客の多いご家庭の方

 電気ケトルは使用状況をじっくりと考えてから購入されるのが良いと思います。「一日何回使用するのか」「誰が使うのか」「どこで使うのか」をはっきりさせると適切な製品を選べると思いますよ。

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炊飯器が不調になったので新しいものに買い替えました。象印のIH炊飯ジャー極め炊き(NW-VB10-TA)は低価格帯の製品の中では評価も高くてご飯も美味しく炊けます。お手頃価格の炊飯器をお探しならこの製品をおすすめいたします。
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