タイのバンコクにはお寿司を始めとした日本食を提供するお店がたくさんあります。バンコクは東南アジアにおける中心地であり、多くの日本企業が進出するとともに日本人の現地駐在員も数多く滞在されています。
日本でお馴染みの飲食店もあちこちのショッピングモールで目にすることができます。その光景は日本にいると錯覚してしまうほどです。
バンコクにはお寿司チェーンで有名な「スシロー」も出店しています。バンコク滞在中にご飯やお寿司を食べたくなっても、どこにでもある日本のお店に寄るだけで済みます。
このページでは、セントラルワールドという超大型ショッピングモールに入っている「スシロー」を紹介しています。
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海外出店を加速化させる「スシロー」
タイ・バンコクにあるスシロー1号店
「スシロー セントラルワールド店」は超大型ショッピングモールのセントラルワールド7階に入っています。このお店は座席数350席を誇る世界最大級の店舗だそうです。お店の外観から日本らしさと高級感が漂っています。
こちらのスシローがタイ1号店になるようで、2021年3月31日にオープンしたとのことです。もっと昔から進出していたのかと思いきや、タイ進出は割と最近といえます。
この店舗を皮切りに出店攻勢をかけ、2024年7月11日のMBKセンター店で25店舗になっているようです。さらに調べてみると同年10月25日にはワン・バンコクに28店舗目が開店しています!
今では日本の有名回転寿司がタイで当たり前のように食べられるようになっています。
スシローはタイ以外に、韓国、台湾、香港、中国(広州・深圳・成都等)、シンガポール、インドネシアにも進出しており、最近ではマレーシアのクアラルンプールや中国の北京エリアにも出店しています。
2024年末には新社長が海外展開をさらに強化する戦略を発表しています。さらに2025年中には米国進出も念頭においているとか。
(参考)
スシロー新社長「海外展開強化」 アジア中心に店舗数拡大へ(共同通信)
「海外ではスシローのブランドにフォーカス、25年には米国1号店を出したい」(読売新聞)
セントラルワールド店は広くて開放感のある店内に見慣れた光景が広がっています。提供されるお寿司や注文のシステムは日本とほぼ同じです。
清潔感もあるので誰でも安心して食事を楽しむことができます。「フードコートはちょっと・・・・・・」という方は日本のチェーン店を試してみてください。
お店の入り口に行くと店員さんが案内してくださいます。混雑時は札を取って順番を待つことになります。来店時は平日のお昼をかなりすぎた中途半端な時間だったこともあって、待ち時間なくすぐに席に通されました。
店員さんはとても親切です! 日本と同等かそれ以上の丁寧なおもてなしを受けることができました。さすがタイ。タイは本当に優しい人が多くて大好きな国です。
日本とほぼ同じメニューと注文システム
注文は日本と同じタブレットです。日本語表記なのでいつもと同じように注文することができます。お会計ボタン等もすべて日本語表記です。お茶とお湯の仕組みも日本のお店と同じでセルフサービスになっています。
専用アプリをスマホに入れて予約するといったこともできます。
日本よりやや高い価格設定
訪れたときには舟盛りのメニューが用意されていました。
盛り合わせの内容が少しずつ違っていて、メニュー表の上から890バーツ(約4,000円)、390バーツ(約1,800円)、490バーツ(約2,200円)、490バーツ、690バーツ(約3,100円)となっています。舟盛りはさすがに良いお値段ですね。
裏側はおすすめメニューになっていました。参考までに一番上のまぐろ3種盛りは120バーツ(約540円)でした。
普通のお寿司は、40バーツ(約180円)、60バーツ(約270円)、80バーツ(約360円)、120バーツ(約540円)といった価格帯になっています。
日本よりもやや高いとはいえ、日本とまったく同じお寿司が食べられるので、日本食が恋しくなった方にはとてもありがたいです。
しっかりしたネタ&新鮮なネタ
タブレットで注文したお寿司たち。メニューは日本で食べられるお寿司と同じものがほぼ揃っているような印象です。
どのお寿司のネタもしっかりしています。日本だと時々しょぼいネタが乗っていることがありますが、ここでは良いネタばかり提供していただけました。お寿司が稀にころんと横倒しになっているのはご愛嬌。
まぐろはいつも100%頼みます。複数回頼みます。笑
ツヤのある美味しそうないか。いかも好きなので絶対に頼みます。2皿は頼みます。
いか塩レモン。塩レモンはさっぱりしてて普通のいかとは別に頼みますw
海老はきまぐれで頼みました。海老のお寿司はあまり食べません。
今やお寿司の定番となったサーモン。
実は世界中でお寿司を食べていますが、もっとも普及しているネタがサーモンです。まぐろがないところでもサーモンはあります。
別の日もまたスシローに吸い込まれていく良く訓練された日本人・・・・・・。お寿司があればどこでも暮していける自信があります。
スシローはグローバル戦略を強化しているようなので、今後はさらに多くの国と地域で日本のお寿司が食べられる状況になると思われます。これは売上高をみると国内比率が減少しているのに対して海外比率は高まっているという結果を受けてのことでしょう。
「せっかく海外に行ったのだから現地のご飯をもっと食べろ!」というご意見もあるでしょうが、海外における日本食も気になるので時々こうして日本食のお店に足を運びます。日本のお店以外の日本食も食べることがあります。もちろん現地のご飯も美味しくいただいていますよ!!
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