2020年以降、マスクの着用と手指の消毒が当たり前の日常になってしまいました。今ではマスクを付けずに外出することはできません。また、外で物に触れた後に手の消毒ができないことは不安要素のひとつになってしまっています。
私は以前から外出時にウェットティッシュを持つようにしていましたが、7月以降は消毒液を小型のスプレーボトルに入れて持ち歩いています。必要なときにすぐ使える点が思いの外便利で今では手放すことができません。
ダイソーの携帯用スプレーボトル
消毒液の携行にはアルコールに対応した容器が必要です。2月以降は据え置き型のスプレーボトルが売り切れてしまい、お店でボトルを見かけることも長らくありませんでした。
しかし、最近ではアルコール対応の容器はネットでも実店舗でも普通に購入できるようになってきました。
私は小型のスプレーボトルを7月頃に偶然立ち寄ったダイソーで見つけて手に入れました。商品名は「携帯用スプレーボトル(アルコール対応)」です。容器の容量はいくつかのラインナップの中から、持ち運びに便利そうな100mlと50mlのものを選びました。
100mlのスプレーボトル
こちらが100mlの携帯用スプレーボトルです。100mlは家で使用しています。複数人で出かける場合は100ml以上のほうが適していると思います。
スプレーボトルの外観は不透明の白色です。こういったボトルは透明や半透明の製品が多いことを考えると白いボトルは貴重かもしれません。
しかも、デザインがとてもシンプルであるため場所を選ばずどこでも使えそうです。もちろん、シールを剥がして使うこともできます。
このスプレーボトルは裏面の使用上の注意を見るとシンナー、ベンジン、除光液などには使えないようです。
スプレーボトルの材質は、ボトルとストローがポリエチレンで、キャップとポンプがポリプロピレンです。発売元は株式会社ドゥ・ベストで、製造国は中国となっています。
スプレーノズル部は一般的なスプレーと同じ形状をしています。キャップもしっかりとはまります。
ポンプ部は透明のストローがボトルの底まで届くようにして入っています。消毒液を入れても問題なく可動しました。
スプレーノズルの先端から細かい霧状の消毒液が出てきます。1回の使用でワンプッシュかツープッシュ程度で問題なさそうです。
消毒液を入れてから1ヶ月以上使っても、使用時にアルコールの臭いが漂ってくるので、それなりの気密性はあるようです。そうはいえど、短い期間で使い終わる分量のみを入れておいて、無くなったら継ぎ足すという使用方法がベターと思いました。
50mlのスプレーボトル
こちらが50mlのスプレーボトルです。100mlのボトルと同じデザインです。容量だけが異なります。ボトル部分を手で握ると、ノズルとポンプの部分がはみ出るようなサイズ感だと思ってください。
50mlのボトルは個人がカバンの中に入れて携行する用途として最適のサイズです。消毒液は手を何度か消毒して、食事の際にテーブルを消毒しても十分足ります。
100mlと同じくシンナーやベンジンは入れられません。
スプレーノズルは100mlと同じように消毒液が霧状に噴射されます。手指の消毒にとても便利です。このスプレーボトルは100円とは思えないほどの使用感です。
構造は100mlのボトルと同じです。
スプレーボトルの中身
うちでは花王の「ビオレu 手指の消毒液」と「ハンドスキッシュEX 手指消毒剤」を常備しています。現在は色々な容器に小分けして使用している状態です。
ちなみに、どちらの消毒液も有効成分は「ベンザルコニウム塩化物(0.05w/v%)」であり、添加物としてエタノールなどが含まれています。
「ビオレu 手指の消毒液」と「ハンドスキッシュEX 手指消毒剤」のエタノール(アルコール)濃度は次のとおりです。
花王によると「ビオレu手指の消毒液」のエタノール濃度は体積パーセントで表すと65vol%とのことです。また、「ハンドスキッシュEX 手指消毒剤」のエタノール濃度も65vol%のようです。これらの製品はパッケージが違うだけかもしれませんね。
(参考)
ビオレuのお問い合わせページ(花王公式サイト)
ハンドスキッシュの製品サポートページ(花王公式サイト)
私はボトルの中に上記の花王の消毒液を入れて持ち出しています。アルコール対応のスプレーボトルは小さいサイズのほうが使い勝手が良くて重宝しています。