イケアで素焼き鉢を買ったときにジョウロも一緒に購入しました。こちらのジョウロは見た目が可愛らしくて、ベランダやお庭に置いておくだけでも映えそうです。
とっても可愛らしいジョウロ。でも使い勝手は･･････。
IKEAのオシャレなジョウロ「SOCKER」
こちらのジョウロはイケアの「SOCKER（ソッケル）」という製品です。こういう見た目のジョウロを探していたので、素焼き鉢と一緒に買ってきました。デザイン性はひじょうに高いと思います。
（参考）
「SOCKER（ソッケル）」（イケア公式サイトの製品ページ）
家には普通のジョウロもあるのですが、注ぎ口の長いタイプは狭いベランダや玄関に置くと、どうしても場所をとってしまいます。
その点、こちらの「ソッケル」は比較的コンパクトにまとまっているので、お部屋やベランダに置いても邪魔になりにくいという利点があります。しかも、このサイズのジョウロとしては大容量で、お水がたっぷりと入ります。
ジョウロの材質は亜鉛メッキスチール製です。鋼鉄に亜鉛メッキを施したものになります。したがって、「ブリキ」ではなく「トタン」になります。普通の鋼板よりも錆に強そうです。公式サイトの製品ページにも「サビに強い」とあります。とはいえ、雨ざらしにしておくと、次第に錆びていくと思います。
製品の詳細はジョウロの底面に記載されています。製造国は中国です。
イケアには「ソッケル」という名称の製品がいくつかあります。こちらのジョウロは型番「401.694.50」です。2021年6月現在、価格は税込み999円です。
製品のサイズは、注ぎ口からハンドルを含む幅が約30cm、本体上部の幅が約15cm、本体下部の幅が約15cm、高さが約22.5cmとなっています。
また、上部の開口部の幅が長辺約9.5cm、短辺約7.5cmです。注ぎ口の直径は約2cmです。サイズはすべて実測値となります。
容量は2.6リットルとなっています。
水差しやポットを連想させるレトロな外観がとても素敵です。こういう外観が好みの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
上から見ると分かりやすいのですが、とても簡素な作りになっています。注ぎ口とハンドル部に特徴があります。
このじょうろの良いところは水を入れるところが大きく開いているというところです。水道の蛇口からの給水だけでなく、ホースのシャワーからの給水も容易です。他にも、水をためたポリバケツから直接汲み上げるということも可能です。
開口部は成人男性でも手を入れることができるため、じょうろ内側の清掃が可能です。
しかし、注ぎ口の付け根部分がひじょうに鋭利になっています。内部を清掃する際は手を切らないように注意する必要があります。
ダイソーで販売されている耐水性のあるエポキシパテで縁をパテ埋めすると安全性が高まりそうです。
もうひとつの問題はハンドル部にあります。縁がカール処理されていて、手に食い込みにくくなっている点は評価できます。
しかし、幅約2.5cmの板状のハンドルはかなり持ちにくいです。写真を見ているだけでは伝わりにくいと思いますが、水を入れた状態では皆さんの想像している100倍は持ちにくいです。
実際に水を入れて使ってみると持ちにくいということがよく分かります。水を満タンにした場合は片手で上手く持つことが困難になります。
そういう意味では操作性を重視している方には一切おすすめできません。一方、見た目の可愛らしさに惹かれている方はある程度満足できると思います。
注ぎ口は一般的なジョウロと違って上の方に突き出ています。ヤカンの注ぎ口のようになっています。
注ぎ口の先端部は直径が約２cmの円形になっています。ジョウロを勢いよく傾けてしまうと、水がどばどばと出てきて表面の土がえぐれてしまいます。ゆっくりと注ぐ必要があります。
注ぎ口の溶接部分は目立たないように塗装（？）されているようです。
底面の縁は缶詰のように綺麗に処理されています。中央部が地面から数ミリ浮くようになっています。
こういうタイプのじょうろはホームセンターでも中々見かけることがありません。ですが、プラスチック製のじょうろにはない良さがあります。レトロ感もある可愛らしい見た目が何ともいえません。
持ちにくいという点はありますが、水を満水にせずに３分の１程度で使用すると良いかもしれません。
なお、イケア各店の在庫状況は公式サイトの製品ページから確認することが可能です。
