さまざまな部品に使える「万能グリス」を購入しました。
スプレー缶タイプのグリスは、すべて使い切ることは稀で処分するのに困るため、購入を躊躇してしまいます。その点、チューブに入っているグリスは安心して購入することができます。
ここでは動きが悪いところに使用してみた感想をまとめています。
デイトナ「万能グリス」の概要
最近、梅雨が明けて暑くなってきたことが原因なのか、クローゼットの扉の開け閉めに支障が出るようになってきました。スライドドアのコマがレールを通るときに少し引っかかります。扉もとても重く感じます。レールに詰まっているゴミを取り除いてみたもののあまり状況が変わりません。
いつもならKURE5-56を一吹きして終わるのですが、5-56は吹いた後に臭いが少し残ってしまいます。呉工業のウェブサイトを見てみると、扉のすべりを良くしたいときはシリコンスプレーを使うと書いてありました。グリスや潤滑剤にも色々あって困りますよね。
今回は、ほかにもグリスを使いたいところがあったため、粘度が少し高めのグリスを購入してみました。それがデイトナの「万能グリス」です。デイトナのウェブサイトにも「色々に使える汎用グリス」とあります。色々に使えるというのがとても助かりますね。
デイトナのグリスには「シリコングリス」や「モリブデングリス」などいくつかの種類があります。その中でもっとも汎用性が高いグリスが「万能グリス」です。
ちなみに、この「万能グリス」はアマゾンの「あわせ買い対象商品」になっています。アマゾンが発送する商品の合計が2,000円を超えると購入できます。
製品情報
品名 | 万能グリス |
用途 | ステアリングヘッドやホイールのベアリング部などへの使用に最適 |
使用温度 | -10℃~150℃まで |
内容量 | 80g |
製造国 | 未記載 |
発売元 | DAYTONA(デイトナ) |
デイトナ「万能グリス」の外観
デイトナはバイクの関連部品やメンテナンス用品を開発販売している会社です。パッケージには「ホイール等のベアリング部に最適」というようにバイクの整備用というのをアピールしています。
パッケージの側面には目に入ったときの応急処置の方法や保管方方が記載されています。
反対側には使用上の注意が記されています。
「万能グリス」には「耐熱性」「耐酸性」「耐水性」に優れているという特徴があります。
「万能グリス」本体はチューブ状になっています。これはひじょうに使いやすかったです。グリスには円柱状のケースに入った製品もありますが、ごく一般的な使用を考えるとチューブ状のほうが断然使いやすいです。
内容量は80gです。一般家庭での使用では使いきれないくらい入っています。しかも安いです。
キャップもとても開けやすいです。
初回の使用時には、キャップの先端部分を使って開封する必要があります。
本体だけを見ていると大きさがよく分からないと思います。一般的なサイズの接着剤と比較するとこの大きさです。80g入りというのがかなり大容量であることがおわかりいただけると思います。
ついでにハミガキ粉とも比較してみました。ハミガキ粉ほどの量ではありませんが、グリスはかなり入っています。とてもお買い得感があります。
デイトナ「万能グリス」の使用感
開封してみました。キャップの先端部で簡単に開封することができます。
最初は水っぽいものがでてきますので、紙に出してしまうと良いと思います。
グリスは透明かつ黄色をしています。グリスは固すぎず柔らかすぎずといった具合でしょうか。私が求めていた固さのグリスです。グリスは適度に伸びます。使い勝手も良さそうです。
昔から家にあるボロボロの釣り用リールにグリスを塗ってみました。
本来は、リール専用の「リールスプレーオイル」と「リールスプレーグリス」をパーツによって上手く使い分ける必要があります。
リールを分解して駆動部を露出させます。
歯車が付いている軸に「万能グリス」を塗ります。
もともと軸の部分にはグリスが塗ってあったので、古いグリスを除去した上できれいに清掃してから「万能グリスを」塗りなおしました。
ほかにもクローゼットの扉のコマの部分にもグリスを塗ってみました。
レールをきれいに掃除してから、綿棒を使ってコマの部分にグリスを塗布しました。グリスアップ後は、コマの回転が随分改善されたように思います。ただ、こういうところはシリコンスプレーのほうが適しているかもしれません。
デイトナ「万能グリス」のまとめ
デイトナの「万能グリス」は、主に車やバイクのメンテナンスをする方が使用されています。けれども、「万能グリス」はひじょうに使いやすいので、ほかの用途でも十分使用することができると思います。
とはいえ、どこにどんな種類のグリスを使うのが最適なのかは事前に調べておいたほうが良いと思います。グリスの中には、ゴム部分に悪影響を与えるものもあります。
私の場合はもうボロボロになった扉のコマや昔買ったリールなどにお試しで塗るだけだったので、そのあたりは一切気にせずに使用しています。シリコンスプレーを買っても良かったのですが、すべて使い切ることができないことと、缶は処分が大変ということを考慮してチューブタイプのお安いグリスにしました。缶は捨てるのが本当に大変なのです! 十年以上前のスプレー缶が未だに何本も転がっています。早くなんとかしなければ・・・・・・。
グリスやオイル類は今後どうしても必要なものがあれば、また新たに購入するかもしれません。