旅先から綺麗な絵はがきを家族や友人に送るというのも素敵なお土産になります。電話やラインで気軽にやり取りできる世の中だからこその温かみがあります。
シェムリアップの街には大きな郵便局があります。ポストカードや切手は街中のお土産物屋さんで手に入れることもできますし、郵便局で購入して書いたものをすぐに送ることもできます。
このページでは2023年8月に訪れたシェムリアップの郵便局についてまとめています。


シェムリアップの街にある郵便局
シェムリアップ郵便局への行き方
「カンボジア・ポスト(CAMBODIA POST)」のシェムリアップ郵便局(ប្រៃសណីយ៍សៀមរាប)は、オールドマーケットの南端から川沿いを道なりに10分ほど歩いたところにあります。川沿いを歩いていると左手に郵便局の黄色い建物が見えてきます。
入り口には白と緑の可愛らしい郵便ポストが置かれています。この郵便ポストを目印にすると分かりやすいと思います。
本筋からそれますが、こちらのシェムリアップ郵便局では、「シェムリアップ・アンコール国際空港(SAI)から街中の郵便局へ」と「街中の郵便局から空港(SAI)へ」のシャトルバスサービスが1時間に1本運行されているようです。
詳しくは以下のページをご覧ください。

住所は「 54 Pokambor Ave, Krong Siem Reap 17252 」です。詳しい道順は Google マップをご参照ください。オールドマーケットから平坦な道で 850m、徒歩11分と表記されています。
営業日時は月曜日から土曜日までの7時30分から12時00分および14時00分から17時30分です。
お昼休みは閉まっています。また、日曜日は定休日です。営業時間をよく確認してから向かってください。
ぱっと見では分かりにくいかもしれませんが、この黄色い建物が郵便局です。写真中央が入り口です。
看板を見ると「CAMBODIA POST(カンボジア・ポスト)」と書かれています。
こちらの郵便局は「EMS(Express Mail Service / 国際スピード郵便)」を取り扱っているため、書類を迅速に送りたいという方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。EMS は郵便物の追跡も可能な国際的サービスなので安心です。
ポストカードや記念切手も豊富に取扱い
玄関を入って正面にある窓口に行くとポストカードや記念切手が山積みされていました。ポストカードはサイズによる違いがあるかもしれませんが、だいたい1枚 0.50ドル(=50セント)です。街中で入ったお土産屋さんよりも郵便局のほうが品揃えが良かった気がします。
日本への郵送に必要な切手は2,500リエル~3,000リエルです。『地球の歩き方 2024~2025 アンコール・ワットとカンボジア』にも3,000リエルと記載されています。
アンコールワット遺跡群のポストカードや記念切手が想像以上にたくさん販売されていました。記念切手の切手シートは価格が額面より高く設定されていることがありますので、切手シートをお土産として購入する際は事前に金額を確認してください。
ポストカードの山の中から素敵な写真のものを見つけて、日本に送るための切手も合せて購入しておきましょう。「Stamp, please(スタンプ、プリーズ)」「to JAPAN(トゥ・ジャパン)」のように簡単な英語で伝えるだけでも、そのポストカードを日本に送るのに必要な切手を見繕ってくれます。スタッフの方々はポストカードを送ろうとする外国人観光客に慣れています。
購入後はホテルに持ち帰って後日に郵便ポストへ投函することもできますし、郵便局の中で書いて窓口へ出して帰ることもできます。受付の近くにテーブルと椅子がありますのでそこでポストカードをゆっくり書くことができますよ。
訪れたときは郵便局の中は冷房が効いていなかったのでとても蒸し暑かったです。椅子に座ってポストカードを書いていたら、窓口で対応してくれたおばちゃんが気を利かして扇風機を付けてくれました。カンボジアは優しい人が多くて好きな国のひとつです。
蚊に刺されないようにだけ注意が必要です。虫除けはパブストリート近くのコンビニで手に入ります。

ポストカードを日本に送る際の書き方
まず、切手を右上にしっかり貼り付けます。ポストカードによっては切手の位置が書かれていますので、そこに合せるように貼り付けてください。切手は3,000リエルとばかり思っていましたが、このときは2,500リエルの切手でOKでした。スタッフさんに何度も確認しましたが、ポストカードは問題なく日本に届きました。
次に「Air Mail」「JAPAN(または to JAPAN 等)」という文言をポストカードの目立つところに書き込みます。もちろん「JAPAN」だけでも届きますし、黒ボールペンで記入しても問題ありません。
あとは宛先とメッセージ、自分の名前と住所を書くだけです。これらはすべて日本語でOKです。
これまで世界各国の色々な都市からポストカードを送っていますが、この書き方でまったく問題ありません。郵便事故がない限り、ポストカードは宛先に届きます。
ただし、海外からの郵便は到着までに1週間から1ヶ月近く掛かることがあります。ポストカードが届いたときには日本に帰国してかなり経っているなんてことは普通です。
また、レアケースですが、ごく稀に届かないこともあります。ポストカードが折れ曲がっていることもあります。そういうものだと思ってください。
ポストカードを自分用のお土産代わりに自宅に送っておくと旅の記念にもなるので超オススメです!



