2019年、セリアから「マルチツールカバー」というアウトドアグッズを収納するアイテムが出ています。いくつかのサイズが用意されており、Lサイズに関しては以前ご紹介したことがあります。
Lサイズは長めに作られているためトングのように長いものを収納するのに重宝します。 一方、Mサイズはペグやペグハンマーを収納するのに最適なサイズになっています。
「マルチツールカバーM」の概要
「LIFE MULTI TOOL」シリーズには、さまざまなアウトドアグッズがラインナップされています。このブログでもいくつかの製品を取り上げてきました。
今回はセリアの「LIFE MULTI TOOL」シリーズの「マルチツールカバーM」をみていきます。
マルチツールカバーのLサイズには長さ38cmまでのツールを収納することができます。それに対してマルチツールカバーのMサイズには長さ28cmまでのツールを収納することができます。LサイズとMサイズでは長さに10cmの違いがあります。Mサイズのほうが幅は3cmほど広くなっています。製品のデザインや素材等は同じようです。
Lサイズにはトングなどの少し長めのアイテムを入れて、Mサイズにはペグなどの短いアイテムを入れて使い分けると便利かもしれません。
製品情報
品名 | マルチツールカバーM(MULTI TOOL COVER M SIZE) |
シリーズ | LIFE MULTI TOOL |
カラー | ブラック、グレー |
サイズ | 本体サイズ:高さ約300mm × 幅約130mm メインポケットサイズ:高さ約240mm × 幅約110mm サブポケットサイズ:高さ約140mm × 幅約110mm 収納サイズ:長さ280mmまで |
用途 | 各種ツールの収納 |
材質 | ポリエステル |
製造国 | 中国 |
発売元 | 松野工業株式会社 |
収納ケースはシンプルなデザイン
「マルチツールカバーM」のパッケージにはケースのサイズが記載されています。また右上にペグの収納例があります。メインポケットの手前にも高さの低い別のポケットがあります。メインポケットに鍛造ペグを入れて、サブポケットに細く小さなチタンペグを差し込むといった使い分けも可能です。
MサイズはLサイズと比べてみると長さが10cmほど短く、また幅が3cmほど広くなっています。パッケージが似ているためサイズを間違えないように選ぶ必要があります。
こちらがマルチツールカバーのMサイズの灰色です。商品名には「カバー」とつけられていますが、袋状のためケースといったほうがしっくりくるかもしれません。写真は折りたたまれたままの状態になっています。
ロゴやデザイン等はLサイズと変りません。シンプルデザインなので色々なアウトドアグッズに合います。中央に大きな文字で「FIELD WORK」とあり、その下に「FOR OUTDOOR CAMPING」とあります。
ペグを入れる分には特に問題なさそうです。ただし、底面の縁の縫製は値段なりの雑さが見られます。
また、ケースは石油製品に特有の臭いがします。そこがこの製品の一番の問題点といえます。しばらく日陰干しをしたり消臭スプレーを振りかけたりしたほうが良いと思います。
フタを開けてみました。収納部は写真左端になります。フタの部分はマジックテープになっています。裏側の生地は表と違ってテカテカした素材になっています。たとえ土が付いて汚れてしまっても、濡らした雑巾でさっと拭き取れそうです。
こちらがポケットのあるほうです。メインポケットは写真の右端の部分です。縁取りの縫製もきちんとしています。マジックテープはだいたい真ん中あたりにあります。
マジックテープの付いているところにはもう一つ高さの低いポケットがついています。サブポケットもマジックテープで留められています。サブポケットのマジックテープは表に見えているマジックテープの直下の同じ位置にあります。
メインポケットには多少厚みのある鍛造ペグを数本入れることができます。または、コンパクトサイズのペグハンマーを入れることもできます。ただし、大きなハンマーは上手く入らないかもしれません。サイズを確認してください。
サブポケットは高さが低いため収納するものが限定されます。ものをたくさん入れるとマジックテープが効かなくなります。
こちらがマジックテープを閉めた状態です。マジックテープのあるところが限られているため、フタを閉める位置を変えることができません。
マジックテープを閉めた状態で横から見てみるとメインポケットの上部に少し隙間があることがわかります。
もともとの用途であるペグケースとして使う分には良いアイテムだと感じました。ほかにも工具を収納するなど色々な使い方ができます。そういったことを考えてみるのもまた面白いかもしれませんね。
ただ、デザイン性や頑丈さを求める場合は、アウトドアメーカーの製品を選択するほうが幸せになれることは間違いないです。昨今のアウトドアブームの中で、オシャレなアイテムがたくさん発売されていて良い製品を見てしまうとどうしてもそちらに魅力を感じてしまいます。
↓こういうのがむちゃくちゃ好みです。でも良いお値段……。