ユニクロではイタリアンレザーを用いたベルトが好評でロングセラー商品となっています。ファッション業界の方の評価も高いことからずっと気になっていました。
このほどスーツ用の本革ベルトの痛みが目立ってきたのでユニクロのベルトに交換してみました。
このベルトの良いところはイタリアンレザーを使用していて質感がとても高いということです。反対に問題点は自分で長さを調整することができないということです。後者は購入時に注意が必要です。


ユニクロのイタリアンレザーステッチベルト
高品質のイタリアンレザーを使ったベルト

ユニクロの「イタリアンレザーステッチベルト」はイタリアンレザーが用いられており質感も良いことから評判が高いようです。公式ページにもレビューが数多く投稿されていますがいずれも高評価です。
いつもスーツと一緒に着用している本革ベルトの痛みが目立ってきたこともあって、スーツに合うお手頃価格のベルトを探していました。バックルはシルバーでシンプルなデザイン、ベルトは黒い本革という製品が希望でした。
そんな中でふと立ち寄ったユニクロで条件に合うこのベルトを手に取ってみてみたところ素材も質感も良かったので試してみることにしました。当たり前ですが1,000円未満の安物とは全然違います。
ベルトの長さは固定されているので自分で調整することができません。この点は現在ユニクロで販売されているほとんどのベルトに当てはまるので注意が必要です。

価格は2,990円です。ユニクロの小物類の中では高め価格設定ですが値段なりの価値はあるといえます。スーツを着てお仕事をされているお父さんへのプレゼントにも良さそうですよ!
カラーはブラックとダークブラウンの2色がラインナップされています。また、サイズはM、L、XL、XXL の4種類がラインナップされています。今回はブラックのMサイズを選びました。
公式ページによると製造国はインドとなっていますが、店舗では中国製も混ざっていました。生産拠点を中国からインドに移して間もない状況なのでしょう。製品はどちらもまったく同じ仕上がりでした。
ベルト表面のデザイン

バックルはシルバーでシンプルなデザインです。ベルトの両端に黒いステッチが入っていますが大して目立ちません。
こちらのベルトはスーツに合いますし普段の格好にも合わせられます。ベルトはビジネスシーンと日常で別のものを使い分けているので、新しいベルトはもっぱら仕事用となります。

写真ではベルトの太さ(幅)が分かりにくいですが、標準的なサイズといって間違いありません。
太すぎず細すぎず丁度良い塩梅です。スラックスはもちろん、ジーンズやチノパンなどの一般的なズボンのベルト通しに適合しています。

ベルトの穴は適切な位置に複数開けられていますが、細身の方は新しく穴を開けなければいけません。
反対にふくよかな方はMサイズではなくLや XL を選ぶ必要があります。ベルトの試着は必須といえます。ネットでの購入を考えている方はサイズをよく検討してください。
ユニクロではベルト穴をお店で開けてもらうことができます。家に帰ってからやっぱり穴を開けてもらいたいとなった場合は、ベルトとレシートを持って最寄りのお店に行ってみてください。

ベルトの先もベルト通しに差し込みやすい形状になっています。デザインも悪くありません。
ベルト裏面のデザイン

バックルの裏側を見ると分かるのですが、こちらのベルトは自分で長さを調整することができない仕様になっています。いまユニクロで販売されているベルトのほとんどがこういう形になっています。したがって、サイズ選びが重要です。
ちなみにユニクロの姉妹ブランドである GU(ジーユー)では、ほとんどのベルトが従来通りバックル裏面の金具を開放して長さを調節できる仕様でした(2025年11月時点)。

ベルトの裏面にはイタリアの国土と「Genuine Leather From Italy」という刻印が入っています。

ロゴの隣に製造国を表す「Made in India」と商品コードの刻印も入っています。最近はバーラトの製品が多くなってきている印象を受けます。
なお、まったく同じ製品で「Made in China」も混在していました。
レザーベルトの着用感

こちらの「イタリアンレザーステッチベルト」はイタリアンレザーを使用しているということもあって質感がとても良いと感じます。
バックルもベルトもシンプルなデザインであるためスーツにも普段着にも合わせることができます。
サイズをしっかりと合わせていれば当然のことながらずれ落ちてくることはありません。しかし、新品の本革は着脱の際にやや硬く感じますが、着脱を何度も繰り返すことで柔らかくなってくるものと思われます。耐久性はまだ分かりませんが、しばらくのあいだ使い続けてみて変化があればまた報告します。
これはユニクロのベルト製品に共通することですが、デメリットは自分でサイズを調整することができないという点に尽きます。細身の方や一部の中高生はベルト穴を追加で開ける必要があります。その際はユニクロ店舗の穴開けサービスを利用してください。
このベルトはセールになってから購入しようと考えていたのですが、セール対象品になることがなかったので定価のまま購入しました。2025年11月のユニクロ感謝祭でも通常価格のままだったので欲しいと思ったときに購入しても良さそうです。



