アウトドアグッズをたくさん売り出している100円ショップのセリアから、また新しいキャンプ用品が発売されています。
今回紹介するものは伸縮できる「火吹き棒」です。小さく持ち運びしやすい製品になっています。ここでは製品情報と外観を紹介しています。
キャンプの焚き火に使える「火吹き棒」
セリアから「火吹き棒」が発売されています。火吹き棒は焚き火の際に空気を送り込むことで火の大きさをコントロールするために使われます。
ここ数年、盛り上がりを見せているキャンプで使用することができます。この火吹き棒は小型軽量でポケットにも入るようなサイズです。伸縮タイプのため持ち運びに不自由しません。また、材質がステンレスであるため錆に強くなっています。
製品情報
品名 | ステンレス火吹き棒40cm(FIRE BLOWER) |
品番 | 1422 |
サイズ | 伸張時:全長約40cm 収納時:全長約16cm |
重さ | 13g(実測値) |
材質 | パイプ:ステンレス 吹き口:シリコンゴム |
製造国 | 中国 |
発売元 | 株式会社エルオー |
セリアの「火吹き棒」はどういう構造になっているのか?
セリアの火吹き棒のパッケージです。製品はステンレスのミニパイプから作られています。口を付ける部分には緑色のシリコンゴムが付いています。
火吹き棒の全長は約40cmとなっています。この長さは火吹き棒に必要な最低限のサイズかもしれません。
長さが短いと火が燃えさかっているときに、火の近くまで顔を寄せる必要があります。前髪を焼かないように注意しましょう。笑
パイプは三本継ぎになっています。使用方法は火吹き棒を左右に引き延ばすだけです。個体差かもしれませんが、力を強めに入れる必要があります。
緑色のシリコンゴムが付いている吹き口から空気を送り込みます。吐息の強さや息を吹きかける場所を調整しながら焚き火の火力をコントロールします。
火吹き棒はステンレスパイプでできているため、多少強く握っても折れたり曲がったりする気配はありません。本体は想像していたよりも頑丈そうです。
火吹き棒を最大まで伸ばした状態です。この状態で全長は約40cmとなります。実測値も同様でした。写真では長く見えるかもしれませんが、実際に見ると少し短い気がします。
収納時のサイズです。写真では、一番細い先端部と二段目が少し突出しているように見えますが、これ以上は縮めることができません。
この状態で全長は約16cmとなります。重さは実測値で13gでした。
以前、指示棒を使って自作した火吹き棒とセリアの火吹き棒を比べてみました。私が自作した方が上の火吹き棒になります。
自作したもののほうがコンパクトになっています。ステンレスパイプの径は、三段目までほぼ同じサイズと思われます。
なお、火吹き棒の作り方は以下の記事をご覧ください。誰でも簡単に火吹き棒を作ることができますよ。
両方の火吹き棒を最大長まで伸ばしてみました。写真上の火吹き棒は私が自作したものになりますが、セリアの火吹き棒よりも10cm以上長くなっています。自作の火吹き棒はセリアの製品より約14cmも長くなっています。もちろん、その分先端は細くなっており、強度は下がっています。
総合的にみると、自分で指示棒を切断して作った火吹き棒のほうが長くてコンパクトということから、正直なところセリアの火吹き棒よりも圧倒的に良いと思いました。
もし、市販のものを購入するならもっとしっかりとしたカッコイイ製品を選ぶ方がよいかもしれませんね。
この火吹き棒はヒロシさんが使っていたものと同じ製品と思われます。伸長時は約48.5cmなので、セリアのものより約8.5cm長いですね。
こういう大きな火吹き棒も本格的で格好いいなと思っています。